上：上段写真／先日逝去した元札幌の横山知伸氏の写真が大型ビジョンに映し出された

　上：下段写真／キックオフイベントに先立ち、先日逝去した元札幌で現Ｊ３大宮アルディージャフィジカルコーチの横山知伸氏に黙祷するサポーターたち、今年の来場者はスタンドからイベントを見学した

　（写真は１月１４日、札幌ドーム、撮影・石井一弘）


　元コンサド戦士の故・横山知伸氏は、１９８５年３月１８日生まれ。２００８年に早大蹴球部から川崎フロンターレに入団し、１２年にセレッソ大阪に移籍、１４年には大宮アルディージャに移籍。１７年に札幌へ期限付き移籍し１８年には完全移籍したが、同年８月に熊本へ期限付き移籍後に契約満了となった。

　同年１２月に脳腫瘍と診断され、摘出手術後の１９年にＦＣ岐阜に加入となったが、２０年２月に現役引退を発表し、札幌のアカデミーフィジカルコーチに就任。昨季は大宮アルディージャトップチームフィジカルコーチを務めたが、脳腫瘍が再発し、１月４日に逝去した。享年３８才。