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コンサドーレ熊本キャンプ特集?2月4日分

14・02・11
 今季のJ2開幕を3月2日(日)にひかえ、コンサドーレ札幌は熱のこもったキャンプを熊本市内の県民総合運動公園で行っている。第1次の沖縄キャンプを1月31日に終えいったん札幌に戻ったスタッフ、選手たちは2月3日に熊本入りして第2次キャンプに入った。

 写真撮影は4日、5日の2日間だけだったが、取材を通して肌で感じたコンサドーレキャンプをお届けしたい。

 4日は強風が吹き札幌より寒いのではないかと思うほどだったが、5日は快晴無風だった。

 目に付いた選手は、移籍、新加入組では愛媛から戻ってきたMF石井、栃木から移籍のMF菊岡、川崎から移籍のDF薗田、大卒新人DF上原拓、そして、ブラジル人MFヘナン。石井、菊岡、ヘナンの軽快な動き、薗田の体の強さ、上原拓の元気いっぱい大声をあげての動きなどだ。

 2年目以上ではMF古田、宮澤、U−21日本代表帰りの荒野、昨年はけがで出遅れたDF日高などが、ミニゲームを撮影していて、いつも、フレームの中に飛び込んできていた。

 4日にはU−21日本代表の手倉森誠監督が、5日には隣のサッカー場で練習していた大分トリニータの田坂監督が財前監督を訪れ懇談していた。また、4日に昨年まで札幌にいて今年から地元に帰ってロアッソ熊本入りした岡本がひょっこり顔を出して監督や選手たちと旧交を温めていた。

 6日には今季のキャプテンに連続でMF河合、サブにFW内村、MF古田、DF日高が指名された。今季の特徴として初めて採用された生理学的な治療士、フィジオセラピストとしてブラジル人セウソコーチが加わり、負傷などで出遅れているMF上里、DFパウロンらに積極的に声をかけて励ましていた。

 9日にはロアッソ熊本との練習試合があり3−0で勝利した。この試合で股関節の古傷を痛めたDF日高や、試合を回避していた河合や古田など心配事もあるが、10日は熊本キャンプ初の休養日、11日からまた厳しいトレーニングを再開する。

※2月5日の写真は別建て記事「コンサドーレキャンプ特集?2月5日分」に、新加入選手の特集は「コンサドーレ熊本キャンプ特集?新加入選手ピックアップ」に掲載

 (写真はいずれも2月4日、熊本県民総合運動公園、撮影・文 石井一弘)


 上写真/MF宮澤(右)に挑む道教育大岩見沢校から新加入したDF上原拓郎、動きがひときわ目立っていた


 上写真/練習の合間にゴールを運ぶ期待の選手たちの顔が並ぶ。左からMF石井、FW榊、U−18から昇格したMF前寛之、MF古田、DF櫛引、ゴールキーパーコーチ、FW内村、MF中原、荒野


 上写真/今年からフィジオセラピストとして新加入したセウソコーチ(左から2人目)、別メニューで練習の選手たちに目を光らせていた


 上写真/U−21日本代表の手倉森誠監督(右)が札幌のキャンプを訪れメンバー表を手にしながら、財前監督から話を聞いていた



 上写真/ロアッソ熊本に移籍した岡本選手がひょっこり姿を見せ、昨年まで一緒だった選手に手を振って笑顔を見せ、練習後は選手たちと話し合っていた

石井一弘