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一覧に戻るJ2第28節(8月11日)、フェホの初ゴールで先制。横浜に2−0の勝利
13・08・14
コンサドーレ札幌は、8月11日、ホームの札幌厚別公園競技場で15位の横浜FCと対戦。FWフェホの移籍後初ゴールなどで2点を奪い、守っても全員が集中したディフェンスで2−0と完封勝利を収めた。
札幌は厚別のピッチコンディションを考慮し、長身のフェホを先発で起用。フェホをターゲットに、シンプルなロングボールで攻撃を仕掛けた。
狙い通りの展開は前半21分。右サイドのDFラインからのロングボールが入ると、最前線にいたフェホが横浜DFと競り合う駆け引き。ここでフェホは、競るとみせかけ素早くターン。相手DFの裏をかき一気にゴール前まで持ち込みフィニッシュ。ボールは左ポストの内側を叩きゴール内へ転がった。
先制後、後半に入っても横浜に攻め込まれる時間帯が続いたが、GK杉山を中心に好守を見せる。1人抜かれても諦めずにカバーリングしシュート際もスライディングで止める。
体を張り続けたDF陣に、前線が結果で応える。試合終了間際の後半44分、交代で入っていたFW榊が相手GKクリアーミスを奪いシュート。入りかけたボールを一度はかき出されるも、つめていたMF三上が倒れ込みながら押し込み、横浜の反撃を断ちきった。
これで札幌は13勝13敗2分け、勝ち点を41に伸ばし順位は8位。プレーオフ圏内の6位徳島ヴォルティスとは勝ち点差を4に縮めた。
次節は8月18日にアウエーの万博記念競技場でガンバ大阪と対戦する。相手は首位を走る強敵だが、今節のように90分間チーム一丸で戦えば勝ち点3を引き寄せられる。
(写真はいずれも8月11日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)
札幌は厚別のピッチコンディションを考慮し、長身のフェホを先発で起用。フェホをターゲットに、シンプルなロングボールで攻撃を仕掛けた。
狙い通りの展開は前半21分。右サイドのDFラインからのロングボールが入ると、最前線にいたフェホが横浜DFと競り合う駆け引き。ここでフェホは、競るとみせかけ素早くターン。相手DFの裏をかき一気にゴール前まで持ち込みフィニッシュ。ボールは左ポストの内側を叩きゴール内へ転がった。
先制後、後半に入っても横浜に攻め込まれる時間帯が続いたが、GK杉山を中心に好守を見せる。1人抜かれても諦めずにカバーリングしシュート際もスライディングで止める。
体を張り続けたDF陣に、前線が結果で応える。試合終了間際の後半44分、交代で入っていたFW榊が相手GKクリアーミスを奪いシュート。入りかけたボールを一度はかき出されるも、つめていたMF三上が倒れ込みながら押し込み、横浜の反撃を断ちきった。
これで札幌は13勝13敗2分け、勝ち点を41に伸ばし順位は8位。プレーオフ圏内の6位徳島ヴォルティスとは勝ち点差を4に縮めた。
次節は8月18日にアウエーの万博記念競技場でガンバ大阪と対戦する。相手は首位を走る強敵だが、今節のように90分間チーム一丸で戦えば勝ち点3を引き寄せられる。
(写真はいずれも8月11日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)

上写真/前半21分先制点を決めた札幌FWフェホが財前監督と抱き合って喜ぶ

上写真/前半41分札幌のMF内村(13番)は5試合連続得点を狙ってゴール前に飛び込むが、この日は得点ならず。左横浜MF高地(6番)、右はDF森本(28番)

上写真/後半22分札幌の新人MF堀米(31番)は横浜のベテランMF松下(36番)、FW永井(18番)にも物怖じせず、ボールを支配、右端DF櫛引(25番)も久しぶりに巡ってきた出場の機会を得て完封と、期待に応えた

上写真/後半30分札幌のMF三上(22番)が横浜DF野上(2番)、MFナ ソンス(23番)をかわして突進する。この積極性が後半44分の追加点につながった

上写真/後半41分横浜の右CKからの猛攻を札幌GK杉山がキャッチ、この日の完封に貢献した

上写真/後半44分札幌FW榊(右)がシュート、同時にMF三上がゴール前に猛ダッシュ。ボールは横浜DFのクリアがバーにあたり真下に落ちた。一瞬行き過ぎた三上だったが、冷静に押し込んで追加点を上げる

上写真/後半44分貴重な追加点を決めた札幌MF三上(22番)に飛びついて笑顔のFW前田、右はDF櫛引

上写真/横浜FCを2−0で破りサポーターと喜びを分かち合う札幌の選手たち

上:左側写真/後半41分投入するDF松本の横で、大きなジェスチャーで選手に指示を出す札幌の財前恵一監督
上:右側写真/前半43分横浜の山口素弘監督はボールボーイを制して自らキャッチしたボールを札幌DF日高(2番)に手渡す
※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。
横浜FCの山口素弘監督のコメント
「ナーバスな入り方をしてしまった。予想はしていたが、先に点を取られて怖がっているようだった。(ハーフタイムに)前で前でプレーすることを指示した。後半は押し込んで、中盤ではペースをつかんでいたが、結果的にはやられてしまった。チーム全体が何か、焦りがあるように見えた。もう一歩と言うところだろう。」
上:右側写真/前半43分横浜の山口素弘監督はボールボーイを制して自らキャッチしたボールを札幌DF日高(2番)に手渡す
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横浜FCの山口素弘監督のコメント
「ナーバスな入り方をしてしまった。予想はしていたが、先に点を取られて怖がっているようだった。(ハーフタイムに)前で前でプレーすることを指示した。後半は押し込んで、中盤ではペースをつかんでいたが、結果的にはやられてしまった。チーム全体が何か、焦りがあるように見えた。もう一歩と言うところだろう。」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影