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ヴィッセル神戸 創部29年目でリーグ初優勝

23・11・30
29年目神戸 泥くさく初V (道新)

  神戸 J1リーグ初優勝 (朝日1面)

   初VISSEL神戸  (日刊スポ)

    大震災から始まった神戸初V (スポ報知)


 大詰めを迎えた2023明治安田生命J1リーグ第33節。首位を突っ走るヴィッセル神戸と、名古屋グランパス戦は11月25日午後2時から、神戸の本拠地・ノエビアスタジアム神戸で行われた。結果は神戸が2−1で勝ち初優勝を飾った。

 ヴィッセル神戸の創設翌年の1995年。この年、1月17日「阪神・淡路大震災」が起きた。初練習を予定していたが、この日から岡山に「仮練習場」を設けて96年までJFLで過ごした。

 97年にJリーグに昇格し、2004年には楽天グループの株式会社クリムゾンフットボールクラブが営業権を取得。海外から選手を呼び寄せたりもしたが、06年、13年のJ2降格後には1年でJ1に復帰。付和雷同の中、創設から29年。現会長の三木谷社長らのバックボーンに支えられ、今年まで「世界の超人イニエスタ」を抱え込む、闊達ぶりを見せた。

 その間、海外に出た選手も少なくない。大迫勇也選手が言うように「鹿島、ケルン、ブレーメンから2年前に(日本)神戸に帰り、やっと居場所を見つけた」と、Jリーグを「我がものに」。J1リーグ得点王を目指すと言うが、「離さない」力量は「日本一」のFW。この日(33節)も1点目で開眼。名古屋を寄せつかないFWだった。

 11月26日の朝刊を見た。各紙とも1995年の「阪神淡路」の大震災を「糧」として神戸有り―を加えている。我らジャーナリストの「神戸」の大震災の裏話もちょっぴり。 


 神戸新聞社OB 和気和雄様 
ヴィッセル神戸の初優勝をお喜びいたします。阪神・淡路大震災の翌年、全国の新聞関係に「こんな時読者は」を展開して、「交換会」を開いて「地震の恐怖」を話し合いましたネ。

 あの時は「こんな日が来るとは・・」。28年前の交流が今でも続いています。いつも年賀状をありがとう。
池田淳