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沖縄キャンプ始動

21・01・22
 沖縄キャンプ監督けが欠場

  宮澤・小野ら19人が始動

 北海道コンサドーレ札幌の「2021年キックオフ」の催しが1月16日、札幌市西区の白い恋人サッカー場を基地局にオンラインで行われた。新型コロナウイルスのまん延での、初の中継で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信された。中継は午後1時過ぎから4時ごろまで、5万7千7百75件の視聴があった。

 FMラジオ局DJの女子アナの司会で、3人から4人の注目選手が今年の目標を語ったが、すべてのプレーヤーがベスト3「ACLを目指します」。背番号4菅大輝、44番FC琉球から完全移籍の小野伸二、今季もキャプテン宮澤裕樹、DFの得点王・福森晃斗らがインタビューに応じた。

 この時、選手たちは不安を見せなかったが、「ペトロビッチ監督骨折 開幕戦の指揮微妙」との情報にびっくり。監督は帰国先のオーストリアで1月2日に外出先で転倒「左大腿骨骨折、現地で手術、動けるようになるには5週間」と。いつもは右足が不自由。加えて左足。どうするか、三上大勝GMは「2月26日のJ1リーグ開幕には、条件によって(新型コロナウイルスの感染防止の自主規制など)で、開幕戦(札幌は27日)には「間に合わないことも・・・」と、心配していた。また、ミシャの通訳兼コーチの杉浦大輔コーチが「甲状腺びまん性硬化型乳頭がんと診断され今月11日に手術を受けたことも発表した。


 ドキドキ胸に手をあて練習で

 沖縄キャンプは1月18日から沖縄県金武町陸上競技場で始まった。チームはこの日午後4時から約1時間汗を流した。ペトロビッチ監督と杉浦大輔コーチの「病状」もすでに伝えられ、四方田修平ヘッドコーチ(HC)がチームビルディングを担う。

 合宿参加者は19人で、ジェイは母国イギリスでコロナに感染(既報)で渡航遅れ。タイのチャナティップ、自主隔離中のルーカス・フェルナンデス、アンデルソン・ロペス、ドゥグラス・オリベイラ。キムミンテとナイジェリアからの新人ガブリエルは入国許可が下りていない。国内組は、MF荒野拓馬が左足骨折リハビリ。GKの新人・中野小次郎(法政大)は、大学最後の大会出場の為、終了後合流予定。

 練習は四方田HCを中心に、選手は宮澤キャプテン、小野伸二らのベテランが「お手本になって」。四方田ヘッドは「宿舎でミーティングを重ね、午前・午後の2部練習で10人の新顔を早く場慣れさせたい」と言い、ペトロビッチ監督とはSNSなどを通して、「練習内容の交流と共有を図りたい」と、今後の方針を語った。

 最後に1月16日午後4時から行われた「2021シーズン 必勝祈願 実施報告」=写真=奥から石屋製菓株式会社代表取締役 石水創氏、(株)コンサドーレ代表取締役社長CEO 野々村芳和氏、チームを代表したキャプテン宮澤裕樹選手。取締役GM 三上大勝氏、取締役CMO 中嶋晋一郎氏、北海道神宮の大広間では「寂し過ぎた」。


 上写真/1月16日、2021シーズン必勝祈願が北海道神宮で行われた。写真=(C)2021 CONSADOLE
池田淳