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高円宮杯U−15全国大会、北海道代表の3チームは初戦で姿を消す

12・01・11
 ジュニアユース年代の全国NO.1を決める「高円宮杯第23回全日本ユース(U−15)サッカー選手権大会」が、12月23日から29日の日程で九州各地の会場で行われた。

 北海道予選を勝ち抜き、全国大会に出場したのはコンサドーレ札幌U−15、SSSジュニアユース、スプレッド・イーグルFC函館の3チーム。

 19日の1回戦、コンサドーレはJFAアカデミー(東北代表)と対戦。前半に先制点をあげるも、試合終盤にまさかの3失点を喫し、逆転負けとなった。

 SSSは、FC東京U−15深川(関東代表)に前半で2点を先行し、試合を優位に進める。しかし、足の止まった後半、立て続けに5点を奪われ敗れてしまった。

 初出場のスプレッドの相手は小倉南フットボールクラブジュニアユース(九州代表)。スコアレスのまま迎えた後半、スプレッドが先制するも、小倉南が地元の大声援に後押しされ意地の2ゴールを決め逆転。スプレッドの高円宮杯初勝利は、後輩たちに託された。

 29日に行われた決勝戦。柏レイソルU−15(関東代表)と京都サンガF.C.U−15(関西代表)が対戦し、前半に奪った先制点を守りきった京都が嬉しい初優勝を飾った。

 道代表3チームの結果から振り返ると、すべて先制してから、後半終盤にかけての時間帯で逆転負けを喫している。本大会がトーナメント方式に変更となって以来、この時期実戦の機会が少ない道勢チームの初戦が大きな壁となっているようだ。次年度以降に挑戦する道代表チームには、このポイントを踏まえた強化策で臨んで行ってほしい。

 厳しい結果に終った北海道代表3チームだが、各選手たちには全国での経験、悔しさを次のステージで生かし、更なる成長に期待したい。
編集部