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高校女子サッカー選手権 藤枝順心高が最多6度目の優勝

23・01・11
 「第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」は、2022年12月30日〜1月6日まで、兵庫県内の三木総合防災公園ほかで3回戦(準々決勝)までを行い、5日の準決勝と、8日の決勝戦はノエビアスタジアム神戸で開催された。

 12月30日の1回戦、道第1代表の北海道大谷室蘭高校は、五色台運動公園メイングラウンドで、関西第4代表の京都精華学園高校(京都)と対戦。前半アディショナルタイムに失点すると、後半21分にも加点され、0−2で敗戦した。

 同日、道第2代表の旭川実業高校は、みきぼうパークひょうご第2球技場で、中国第1代表の岡山県作陽高校(岡山)との1回戦に臨んだ。試合は、作陽が前半だけで3得点、後半にもオウンゴールを含む2点を奪い、旭実は0−5で敗戦。力の差を見せつけられた一戦となった。

 1月8日の決勝戦は、東海第1代表の藤枝順心高校(静岡)と、関東第1代表の十文字高校(東京)の対戦となった。前半は堅い展開から0−0で試合を折り返す。すると後半23分、藤枝順心のエースFW正野瑠菜がペナルティーエリア内でスルーパスを受け、キーパーをかわし先制ゴール。その後十文字高の猛攻を受けるも、1点を守り抜いた藤枝順心高が2大会ぶり史上最多6度目の優勝を決めた。

 また、この日は高校女子サッカー大会決勝戦の前に同日・同会場で、WEリーグ第8節のINAC神戸VSアルビレックス新潟戦が行われた。カテゴリーを超えて普及の足掛かりとするべく、女子サッカー界初の試みとなった。

編集部