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カタールへ乗り込むゾ! 後がない日本、みんなで応援しよう

22・11・30
 カタールへ乗り込むゾ

  2失点GKの問題か              
                                 
 
 GKの積り積もった「精神力」。ポートボールからバスケットボール。さらにサッカーのGK。小学校の3年で終戦、進駐軍の運動会の見世物は「リングを回してのボクシング」。集団運動として「ポートボール」を教えてくれた。中学に進学、ポートボールはクラブが無いので「バスケットボール部」に入った。

 中1の時、サッカー部のゴールキーパーがケガで欠場、代わりで背も高いのと「ポートボール」が効いて、GKとしてサッカー人生が始まった。そんなGKスタートで、常に気にかかる。

 岡田武史監督の1998年フランスW杯のGKメンバーは川口能活、小島伸幸、楢崎正剛らで川口の任務は長く続いた。今回の権田修一はFC東京で10年、海外で2か国、21年に清水。現在は33歳、森保JAPANでは、W杯で2試合で2失点。今季J1リーグ札幌との32節最終戦では、清水のキャプテンで、札幌に4失点して4−3で敗れ、「そろそろー」と思っていた。

 日本は第1戦目のドイツ(世界ランキング11位)に2−1で勝利。2戦目のコスタリカには1失点で敗れた。ドイツ戦は権田の反則でPK献上。コスタリカには、ほとんど枠内シュート1回の奇襲で、ゴール右隅に決められた。

 世界ランク31位のコスタリカは1戦目でスペインに7失点しており、後がなかったが、日本に勝って息を吹き返した。日本の3戦目は現在勝ち点4で首位のスペイン。

 コスタリカ戦では、GK権田、4バックは長友、吉田、板倉、山根、MF守田、遠藤。ここに鎌田を中心にした相馬、堂安、トップに上田としていた。采配は森保監督の成すがまま?だが、ここは1戦目で好調だったメンバーと2戦目に出ていなかったメンバーも使い総力戦で。GKは思い切って交代、さらに堂安、浅野は第1戦のドイツを倒したヒーロー、「1組で」使ってほしい。

 日本の第3戦は、日本時間12月2日午前4時からスペインと決勝トーナメント進出を賭け対戦する。
  

◆第3戦予想
 私は2−1ないし2−2で、ベスト16には進出しそうとみている。
池田 淳