コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ１第１１節（５月３日）首位争いのＣ大阪と１−１で分ける
24･05･04
５月３日、ヨドコウ桜スタジアムで行われた明治安田Ｊ１第１１節、北海道コンサドーレ札幌対セレッソ大阪の一戦は、札幌が先制するも後半に追いつかれ１−１で終了。これで札幌は４連続引き分けの５戦負け無し（勝ち点８）で１９位となった。
この日は気温２３．２度、湿度２０％とゴールデンウィークにふさわしい陽気で会場には１９，２７６人が駆けつけた。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、家泉怜依、菅大輝。ＭＦ右に近藤友喜、左は青木亮太、ボランチに駒井善成、荒野拓馬。２シャドーにＭＦ浅野雄也、スパチョーク、ワントップにＦＷ鈴木武蔵。控えはＧＫ児玉潤、ＤＦ�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ長谷川竜也、田中克幸、小林祐希、ＦＷキム・ゴンヒ。
Ｃ大阪の先発は、ＧＫキム・ジンヒョン、ＤＦ毎熊晟矢、登里享平、舩木翔、鳥海晃司。ＭＦ田中駿汰、奥埜博亮、柴山昌也。ＦＷレオ・セアラ、ジョルディ・クルークス、ルーカス・フェルナンデス。控えはＧＫヤン・ハンビン、ＤＦ奥田勇斗、ＭＦ為田大貴、上門知樹、香川真司、ＦＷ山田寛人、北野颯太。
試合は１５時３分、札幌ボールでキックオフ。スタートから札幌はワントップの鈴木にボールを入れ攻撃を仕掛けていく。ホームのＣ大阪は、前線のＬセアラ、Ｊクルークス、Ｌフェルナンデスの強力３トップで札幌ゴールに向かってくる。
前半２０分頃までは、Ｃ大阪が決定機を複数回作るなど主導権を握った。対する札幌はボールを保持しながら徐々に盛り返すと先制に成功する。
２７分、前線からＭＦ、ＧＫの菅野までのパス回しが続き、菅野から前線にロングパス。一度Ｃ大阪がクリアーするも、中央でＭＦスパチョークが回収。右から縦へ抜け出したＭＦ浅野へ絶妙なスルーパスを通す。ペナルティーエリア内に入った浅野はワンタッチの左足シュートでゴール左隅に流し込んだ。
札幌は直後の２９分にも、右サイドＭＦ近藤のクロスから鈴木が左ポスト直撃の惜しいヘディングシュートを放つ。前半は狙い通りの展開に持ち込んだ札幌が１点リードで試合を折り返す。
後半のスタートの交代は両チームともに無し。Ｃ大阪ボールで後半開始。同点を狙いロングボールも織りまぜながらパワーをかけた攻撃を仕掛けてくる。スコアが動かないとみると後半１３分に、奥埜→ＦＷ北野、柴山→ＭＦ香川、Ｊクルークス→ＭＦ為田と一気の３枚替えでスイッチを入れる。
ここからＣ大阪の時間帯となり、押し込まれる形の札幌は２３分、Ｃ大阪Ｌフェルナンデスの突破を体で止めに行ったＤＦ菅がＰＫ献上。２６分、ＰＫキッカーのＬセアラが右足でゴール左下に沈め１−１。ＧＫ菅野の横っ飛びも及ばなかった。
同点とされた札幌は３５分に近藤からＭＦ長谷川、３８分に菅からＤＦ中村を投入。流れを変えたいところだったが、４３分、判定に抗議したペトロビッチ監督にイエローカード。
Ｃ大阪は４４分、ＬフェルナンデスからＦＷ山田に代える。札幌も４７分、鈴木→ＦＷキム・ゴンヒ、スパチョーク→ＭＦ小林の２枚替え。アディショナルタイムは８分あったが、１−１のままタイムアップ。札幌はアウエーの地で首位争いをしているＣ大阪から価値ある勝ち点１を獲得した。
札幌の次戦、明治安田Ｊ１第１２節ＦＣ東京戦は、５月６日午後２時から札幌ドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「今日のゲームは首位のセレッソ対最下位の札幌でした。試合を観に来られた方は、セレッソが３点ほど取って勝つゲームになると予想していた方が多いのではないかと思います。引き分けという結果に終わりましたが、ゲーム前の順位が分からない方が見れば、どちらが首位で、どちらが最下位か分からない試合だったかもしれません。我々の狙いとするところは十分に出せていました。攻守において、自分たちの戦術が出たゲームだと評価しています。ただし、試合はいろいろな要素が影響して、最終的に結果が出ます。個人としては、勝利に値するゲームが見せられたのではないかと思います。
（中略）セレッソには、我々札幌から進藤（亮佑）選手、（田中）駿汰選手、ルーカス（フェルナンデス）選手が移籍しましたが、大切に育てた選手が大阪でプレーしている姿は、子どもを見るような思いです。彼らの今後の活躍を期待していますし、応援しています」
■セレッソ大阪の小菊昭雄監督のコメント（一部抜粋）
「相手は公式戦５試合負けなしでした。スタートは少し出遅れましたが、最近は安定して戦っているチームです。試合前から難しい試合になると思っていました。先制されたことで、その失点が重くのしかかりました。その前まで、攻守に自分たちの狙いが発揮できて、チャンスもたくさん作ることが出来たのですが、仕留められなかった。ゲームコントロールや決定力を欠いてしまうと、あのような形で先に失点して、難しい試合になってしまう。自分たちで流れを失った前半だったと思います。ただ、後半はまた気持ちを前に、途中から出た選手たちも含めてアグレッシブな姿勢で臨んで同点に追いつけました。そしてチャンスもたくさん作れたことは、前節（横浜ＦＭ戦）と同様、成長したところだと思います。先制すべき時間帯で先制すること、追いついたあとにさらに勝ち越すこと、その力をつけていかないといけないと痛感したゲームでした」
この日は気温２３．２度、湿度２０％とゴールデンウィークにふさわしい陽気で会場には１９，２７６人が駆けつけた。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、家泉怜依、菅大輝。ＭＦ右に近藤友喜、左は青木亮太、ボランチに駒井善成、荒野拓馬。２シャドーにＭＦ浅野雄也、スパチョーク、ワントップにＦＷ鈴木武蔵。控えはＧＫ児玉潤、ＤＦ�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ長谷川竜也、田中克幸、小林祐希、ＦＷキム・ゴンヒ。
Ｃ大阪の先発は、ＧＫキム・ジンヒョン、ＤＦ毎熊晟矢、登里享平、舩木翔、鳥海晃司。ＭＦ田中駿汰、奥埜博亮、柴山昌也。ＦＷレオ・セアラ、ジョルディ・クルークス、ルーカス・フェルナンデス。控えはＧＫヤン・ハンビン、ＤＦ奥田勇斗、ＭＦ為田大貴、上門知樹、香川真司、ＦＷ山田寛人、北野颯太。
試合は１５時３分、札幌ボールでキックオフ。スタートから札幌はワントップの鈴木にボールを入れ攻撃を仕掛けていく。ホームのＣ大阪は、前線のＬセアラ、Ｊクルークス、Ｌフェルナンデスの強力３トップで札幌ゴールに向かってくる。
前半２０分頃までは、Ｃ大阪が決定機を複数回作るなど主導権を握った。対する札幌はボールを保持しながら徐々に盛り返すと先制に成功する。
２７分、前線からＭＦ、ＧＫの菅野までのパス回しが続き、菅野から前線にロングパス。一度Ｃ大阪がクリアーするも、中央でＭＦスパチョークが回収。右から縦へ抜け出したＭＦ浅野へ絶妙なスルーパスを通す。ペナルティーエリア内に入った浅野はワンタッチの左足シュートでゴール左隅に流し込んだ。
札幌は直後の２９分にも、右サイドＭＦ近藤のクロスから鈴木が左ポスト直撃の惜しいヘディングシュートを放つ。前半は狙い通りの展開に持ち込んだ札幌が１点リードで試合を折り返す。
後半のスタートの交代は両チームともに無し。Ｃ大阪ボールで後半開始。同点を狙いロングボールも織りまぜながらパワーをかけた攻撃を仕掛けてくる。スコアが動かないとみると後半１３分に、奥埜→ＦＷ北野、柴山→ＭＦ香川、Ｊクルークス→ＭＦ為田と一気の３枚替えでスイッチを入れる。
ここからＣ大阪の時間帯となり、押し込まれる形の札幌は２３分、Ｃ大阪Ｌフェルナンデスの突破を体で止めに行ったＤＦ菅がＰＫ献上。２６分、ＰＫキッカーのＬセアラが右足でゴール左下に沈め１−１。ＧＫ菅野の横っ飛びも及ばなかった。
同点とされた札幌は３５分に近藤からＭＦ長谷川、３８分に菅からＤＦ中村を投入。流れを変えたいところだったが、４３分、判定に抗議したペトロビッチ監督にイエローカード。
Ｃ大阪は４４分、ＬフェルナンデスからＦＷ山田に代える。札幌も４７分、鈴木→ＦＷキム・ゴンヒ、スパチョーク→ＭＦ小林の２枚替え。アディショナルタイムは８分あったが、１−１のままタイムアップ。札幌はアウエーの地で首位争いをしているＣ大阪から価値ある勝ち点１を獲得した。
札幌の次戦、明治安田Ｊ１第１２節ＦＣ東京戦は、５月６日午後２時から札幌ドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「今日のゲームは首位のセレッソ対最下位の札幌でした。試合を観に来られた方は、セレッソが３点ほど取って勝つゲームになると予想していた方が多いのではないかと思います。引き分けという結果に終わりましたが、ゲーム前の順位が分からない方が見れば、どちらが首位で、どちらが最下位か分からない試合だったかもしれません。我々の狙いとするところは十分に出せていました。攻守において、自分たちの戦術が出たゲームだと評価しています。ただし、試合はいろいろな要素が影響して、最終的に結果が出ます。個人としては、勝利に値するゲームが見せられたのではないかと思います。
（中略）セレッソには、我々札幌から進藤（亮佑）選手、（田中）駿汰選手、ルーカス（フェルナンデス）選手が移籍しましたが、大切に育てた選手が大阪でプレーしている姿は、子どもを見るような思いです。彼らの今後の活躍を期待していますし、応援しています」
■セレッソ大阪の小菊昭雄監督のコメント（一部抜粋）
「相手は公式戦５試合負けなしでした。スタートは少し出遅れましたが、最近は安定して戦っているチームです。試合前から難しい試合になると思っていました。先制されたことで、その失点が重くのしかかりました。その前まで、攻守に自分たちの狙いが発揮できて、チャンスもたくさん作ることが出来たのですが、仕留められなかった。ゲームコントロールや決定力を欠いてしまうと、あのような形で先に失点して、難しい試合になってしまう。自分たちで流れを失った前半だったと思います。ただ、後半はまた気持ちを前に、途中から出た選手たちも含めてアグレッシブな姿勢で臨んで同点に追いつけました。そしてチャンスもたくさん作れたことは、前節（横浜ＦＭ戦）と同様、成長したところだと思います。先制すべき時間帯で先制すること、追いついたあとにさらに勝ち越すこと、その力をつけていかないといけないと痛感したゲームでした」
編集部
