コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ１第８節（４月１３日）浅野先制弾も新潟と１−１で分ける
24･04･15
４月１３日、アウエーのデンカビッグスワンスタジアムで行われた明治安田Ｊ１第８節、北海道コンサドーレ札幌対アルビレックス新潟戦は、浅野の今季初ゴールも１−１のドロー決着となった。
この日の天候は晴れ、気温１９．３度、湿度５０％の中、スタジアムには１７，９３６人が集まった。ホームの新潟は前節まで２勝２分３敗の１４位。アウエーに乗り込んだ札幌は、前節初勝利したものの１勝１分け５敗で最下位。互いにこの一戦で波に乗りたいところだ。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、岡村大八、菅大輝、ＭＦは左に近藤友喜、右に浅野雄也、ボランチに荒野拓馬と宮澤裕樹。２シャドーはＭＦ青木亮太と駒井善成。トップにＦＷ鈴木武蔵を起用。控えはＧＫ阿波加俊太、ＤＦ�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ長谷川竜也、田中克幸、小林祐希、ＦＷ大森真吾。前節からは小林のところに青木、１トップは大森から鈴木に入れ替えて臨んだ。
新潟の先発は、ＧＫ小島亨介、ＤＦ藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、早川史哉。ＭＦはボランチに宮本英治、秋山裕紀、その前に松田詠太郎、長谷川元希、小見洋太。ワントップにＦＷ谷口海斗。控えは、ＧＫ阿部航斗、ＤＦ森璃太、千葉和彦、ＭＦダニーロ・ゴメス、島田譲、奥村仁、ＦＷ長倉幹樹。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフ。開始早々の１分からホームの新潟がシュートチャンスをつかみ、札幌ゴールをうかがう。７分にもドリブラーの新潟ＭＦ小見がカットインからミドルシュートを放ち、クロスバー直撃。さらに１０分、今度は新潟・長谷川が強引なドリブルからシュートするとまたもクロスバー直撃でノーゴール。
ここまで新潟ペースで進むも今日の札幌はついてるかもしれない。と思っていた１４分、札幌にアクシデント。裏にスプリントしたＦＷ鈴木が１回しゃがみ込んで左足を伸ばす仕草。ベンチは直後の１６分に鈴木に代えＦＷ大森を投入した。
嫌な雰囲気を吹き飛ばしたのは札幌ＭＦ浅野。２０分、左サイドの青木からの横パスが中央に入り、ＭＦ荒野がワンタッチでペナルティーエリア内に縦パス。ボールは相手ＤＦ当たり、こぼれ球が戻ってくる。これに反応した浅野がペナルティーエリア外から左足一閃。ボールはバーの内側に当たりながらゴールに吸い込まれていった。
前半３８分、札幌大森にイエローカード。札幌は押し込まれる時間もあったが、浅野のゴールで流れを変え、１点リードで試合を折り返す。
後半のスタートの交代は両チーム無し。後半８分に新潟ＤＦトーマス・デンがヘディングの競り合いでイエローカード。１０分、札幌のＤＦ馬場が右足首を痛めＤＦ高尾と交代。
追いつきたい新潟は１６分、ＭＦ松田に代えＭＦダニーロ・ゴメスを投入。徐々に流れは新潟へ。
札幌は、左のＭＦ近藤、右の浅野の仕掛けから追加点を狙いに行く。しかし３０分、交代で入っていた大森が守備に戻り、軽い接触でこの日２枚目のイエローで退場。首を傾げる厳しい判定だったが、一気に不利な状況に追い込まれる。
新潟は３２分、谷口からＦＷ長倉、長谷川から奥村と２枚替えで勝負に出る。すると３５分、新潟ＭＦ秋山が中央２５メートル超えの位置から強烈な右足ロングシュート。これが札幌選手にわずかに当たり、コースが変わりながらも札幌ゴールに叩き込んだ。
札幌は失点直後の３６分、宮澤→小林、駒井→中村、近藤→長谷川と一気に３枚のＭＦを投入。数的不利で防戦一方の展開をしのぎに入る。
アディショナルタイム５分、５０分に札幌ＧＫ菅野にイエローカード。結局札幌は追加点を許さず１−１の引き分けに持ち込み、アウエーで貴重な勝ち点１を獲得した。
札幌の次戦はＪリーグＹＢＣルヴァンカップ２回戦。４月１７日午後７時から元札幌の中山雅史が率いるＪ３アスルクラロ沼津とアウエーの静岡県沼津市にある愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「立ち上がりは非常に難しい展開で、最初の１５分くらいは新潟が攻勢を強める中で、クロスバーに当たったシュートだったり、得点になってもおかしくないチャンスがあった。ただ、その時間帯を選手たちがしのぎ、それ以降は我々も狙いを出せていたと思う。その中で浅野雄也選手が素晴らしいゴールを決めて、１−０でリードした。その後も浅野選手に決定機があったが、相手にシュートを当ててしまった。あれを決めていれば２−０でリードした試合だったと思う。ただ、前半の途中からは相手をコントロールできて、リードした中で前半を終えた。
後半に入るにあたり、少し前半とやり方を変えた。狙いを出せていたし、相手の良さも消せていたと思う。カウンターで２点くらい取れてもおかしくないシーンもあった。（中略）１人少ない中で（アディショナルタイムを含めて）残り２０分近くを戦ったが、選手は最後まで強い気持ちで守ってくれたと思いますし、アウエーの地で１ポイントを取ってくれたことは、アクシデントが多かった中で満足しなければいけない部分もある」
■アルビレックス新潟の松橋力蔵監督のコメント（一部抜粋）
「まず今節も、勝点３を取ることができず非常に残念です。今日は我々をスタジアムに迎えてくださる皆さん、ファンの方が本当に熱い声援を入場のときから送ってくれた。そのエネルギーもあったのか、選手はスタートから良い姿勢でゲームを展開できたと思っています。そこは９０分、相手が（退場により）１人減る、減らないは関係なく、そういう姿勢は出せたと思っていますし、僕は評価しています。ただ結果につながっていないことはしっかりと見つめながら、次節に向けて準備していくだけだと思っています」
この日の天候は晴れ、気温１９．３度、湿度５０％の中、スタジアムには１７，９３６人が集まった。ホームの新潟は前節まで２勝２分３敗の１４位。アウエーに乗り込んだ札幌は、前節初勝利したものの１勝１分け５敗で最下位。互いにこの一戦で波に乗りたいところだ。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、岡村大八、菅大輝、ＭＦは左に近藤友喜、右に浅野雄也、ボランチに荒野拓馬と宮澤裕樹。２シャドーはＭＦ青木亮太と駒井善成。トップにＦＷ鈴木武蔵を起用。控えはＧＫ阿波加俊太、ＤＦ�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ長谷川竜也、田中克幸、小林祐希、ＦＷ大森真吾。前節からは小林のところに青木、１トップは大森から鈴木に入れ替えて臨んだ。
新潟の先発は、ＧＫ小島亨介、ＤＦ藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、早川史哉。ＭＦはボランチに宮本英治、秋山裕紀、その前に松田詠太郎、長谷川元希、小見洋太。ワントップにＦＷ谷口海斗。控えは、ＧＫ阿部航斗、ＤＦ森璃太、千葉和彦、ＭＦダニーロ・ゴメス、島田譲、奥村仁、ＦＷ長倉幹樹。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフ。開始早々の１分からホームの新潟がシュートチャンスをつかみ、札幌ゴールをうかがう。７分にもドリブラーの新潟ＭＦ小見がカットインからミドルシュートを放ち、クロスバー直撃。さらに１０分、今度は新潟・長谷川が強引なドリブルからシュートするとまたもクロスバー直撃でノーゴール。
ここまで新潟ペースで進むも今日の札幌はついてるかもしれない。と思っていた１４分、札幌にアクシデント。裏にスプリントしたＦＷ鈴木が１回しゃがみ込んで左足を伸ばす仕草。ベンチは直後の１６分に鈴木に代えＦＷ大森を投入した。
嫌な雰囲気を吹き飛ばしたのは札幌ＭＦ浅野。２０分、左サイドの青木からの横パスが中央に入り、ＭＦ荒野がワンタッチでペナルティーエリア内に縦パス。ボールは相手ＤＦ当たり、こぼれ球が戻ってくる。これに反応した浅野がペナルティーエリア外から左足一閃。ボールはバーの内側に当たりながらゴールに吸い込まれていった。
前半３８分、札幌大森にイエローカード。札幌は押し込まれる時間もあったが、浅野のゴールで流れを変え、１点リードで試合を折り返す。
後半のスタートの交代は両チーム無し。後半８分に新潟ＤＦトーマス・デンがヘディングの競り合いでイエローカード。１０分、札幌のＤＦ馬場が右足首を痛めＤＦ高尾と交代。
追いつきたい新潟は１６分、ＭＦ松田に代えＭＦダニーロ・ゴメスを投入。徐々に流れは新潟へ。
札幌は、左のＭＦ近藤、右の浅野の仕掛けから追加点を狙いに行く。しかし３０分、交代で入っていた大森が守備に戻り、軽い接触でこの日２枚目のイエローで退場。首を傾げる厳しい判定だったが、一気に不利な状況に追い込まれる。
新潟は３２分、谷口からＦＷ長倉、長谷川から奥村と２枚替えで勝負に出る。すると３５分、新潟ＭＦ秋山が中央２５メートル超えの位置から強烈な右足ロングシュート。これが札幌選手にわずかに当たり、コースが変わりながらも札幌ゴールに叩き込んだ。
札幌は失点直後の３６分、宮澤→小林、駒井→中村、近藤→長谷川と一気に３枚のＭＦを投入。数的不利で防戦一方の展開をしのぎに入る。
アディショナルタイム５分、５０分に札幌ＧＫ菅野にイエローカード。結局札幌は追加点を許さず１−１の引き分けに持ち込み、アウエーで貴重な勝ち点１を獲得した。
札幌の次戦はＪリーグＹＢＣルヴァンカップ２回戦。４月１７日午後７時から元札幌の中山雅史が率いるＪ３アスルクラロ沼津とアウエーの静岡県沼津市にある愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「立ち上がりは非常に難しい展開で、最初の１５分くらいは新潟が攻勢を強める中で、クロスバーに当たったシュートだったり、得点になってもおかしくないチャンスがあった。ただ、その時間帯を選手たちがしのぎ、それ以降は我々も狙いを出せていたと思う。その中で浅野雄也選手が素晴らしいゴールを決めて、１−０でリードした。その後も浅野選手に決定機があったが、相手にシュートを当ててしまった。あれを決めていれば２−０でリードした試合だったと思う。ただ、前半の途中からは相手をコントロールできて、リードした中で前半を終えた。
後半に入るにあたり、少し前半とやり方を変えた。狙いを出せていたし、相手の良さも消せていたと思う。カウンターで２点くらい取れてもおかしくないシーンもあった。（中略）１人少ない中で（アディショナルタイムを含めて）残り２０分近くを戦ったが、選手は最後まで強い気持ちで守ってくれたと思いますし、アウエーの地で１ポイントを取ってくれたことは、アクシデントが多かった中で満足しなければいけない部分もある」
■アルビレックス新潟の松橋力蔵監督のコメント（一部抜粋）
「まず今節も、勝点３を取ることができず非常に残念です。今日は我々をスタジアムに迎えてくださる皆さん、ファンの方が本当に熱い声援を入場のときから送ってくれた。そのエネルギーもあったのか、選手はスタートから良い姿勢でゲームを展開できたと思っています。そこは９０分、相手が（退場により）１人減る、減らないは関係なく、そういう姿勢は出せたと思っていますし、僕は評価しています。ただ結果につながっていないことはしっかりと見つめながら、次節に向けて準備していくだけだと思っています」
編集部
