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コンサドーレ MF高嶺が柏へ完全移籍

22・11・21
 北海道コンサドーレ札幌は11月19日、MF高嶺朋樹がJ1柏への完全移籍が決定したことを発表した。

 高嶺は現在24歳。札幌の下部組織で少年時代から在籍、高校卒業時にトップチームへの昇格はならず、筑波大に進学。大学4年時の2019年に札幌のJリーグ特別指定選手になり、2020年入団。J1、ルヴァン杯、天皇杯合わせて114試合出場し3得点。

 柏への完全移籍を決断した高嶺はクラブ広報を通じ、以下のようにコメントした。

 「北海道コンサドーレ札幌に関わる皆さん、いつも応援していただきありがとうございます。今回リリースされたように、移籍を決断しました。『日本代表になって海外で活躍する』そう目標を立て、プロの世界に入りました。3年間では達成できず、まだまだ実力が足りないんだと痛感しました。

 日本を代表するサッカー選手になるために、もっと努力して、自分に足りないところを補わないといけない。その為に新しい環境に身を置いて、自分にプレッシャーをかけて挑戦する必要があると思い、この決断に至りました。

 下部組織から12年間サッカー選手としてだけではなく、人としても大きく成長させてくれたクラブ、北海道コンサドーレ札幌に関わる皆さんの支援、ミシャが寄せてくれた信頼と指導、チームメイトやスタッフの方の支え、そしてファン・サポーターの方々からの応援、その全てに感謝の言葉しかありません。

 コンサドーレでプレーできて本当に幸せでした。多くの経験をして『いつかまたコンサドーレに戻って来たい。』そう思っています。

 一度しかない人生、 自分の決めた道に覚悟を持って、力強く切り拓いていきたいと思います。

 最後になりますが、パートナーの皆様、サポーターの皆様、今後とも北海道コンサドーレ札幌を宜しくお願いします」


 上:上段写真/J1リーグ第12節京都戦、後半7分、札幌DF福森の早いCKを頭でたたきつけて先制ゴールしたMF高嶺

上:下段写真/後半7分、先制ゴールを決めた札幌MF高嶺(左)が自信に満ちた表情でCKを蹴ったDF福森の方へ走り出す。右DF岡村(50番)、中央MF金子。この日札幌は、高嶺があげた得点を守り抜き1−0で京都に勝利した。

 (写真は2022年5月7日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)
 
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影