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一覧に戻るＪ２第３３節（１０月１９日）高嶺の圧巻ミドル２発で富山下す
25･10･20
１０月１９日、富山県総合運動公園陸上競技場で行われた明治安田Ｊ２第３３節、北海道コンサドーレ札幌対カターレ富山の試合は、前・後半にそれぞれ１点ずつを奪った札幌が２−０の完封勝利となった。
前節までの時点で１３勝４分１５敗の勝ち点４３で１１位の札幌と、６勝９分１７敗の勝ち点２７で１８位の富山との一戦を５，５７６人が見守った。
札幌の先発は、ＧＰ高木駿、ＤＦ�眸�瑠、浦上仁騎、西野奨太。ＭＦは右に近藤友喜、左にパク・ミンギュ、ボランチは宮澤裕樹と高嶺朋樹。２シャドーはＦＷ長谷川竜也と青木亮太、１トップはＦＷアマドゥ・バカヨコ。控えは、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ中村桐耶、宮大樹、ＭＦ荒野拓馬、田中宏武、木戸柊摩、原康介、スパチョーク、ＦＷマリオ・セルジオ。
富山の先発は、ＧＫ田川知樹、ＤＦ香川勇気、神山京右、深澤壯太。ＭＦ末木裕也、河井陽介、吉田新、布施谷翔、吉平翼、佐々木陽次。ＦＷ小川慶治朗。控えは、ＧＫ平尾駿輝、ＤＦ竹内豊、ＤＦ濱託巳、ＭＦ井上直輝、伊藤拓巳、亀田歩夢、植田啓太、松岡大智、ＦＷ松田力。
試合は１３時、富山ボールでキックオフ。ホームの富山はリズムの良いパス回しとシンプルな縦への仕掛けでペースをつかむ。
その富山の攻撃は前半１６分、ＭＦ布施谷の短い縦パスをＭＦ佐々木がペナルティーエリア内で受け右足でシュートを放つも、札幌ＧＰ高木ががっちりキャッチ。
ボール支配率も互角の展開の中、札幌がワンチャンスを生かす。２０分、左サイドをワンタッチパスの連続で崩し、スピードに乗ったＭＦパク・ミンギュがクロス。一度富山ＤＦにクリアーされた浮き球のボールをＭＦ高嶺がうまく１トラップで前進。そのままペナルティーエリア手前から左足シュートを放つとボールはゴール右角にズドン。頼れるキャプテンの一撃で試合の流れを引き寄せ、１−０で試合を折り返す。
後半に入ると同点を狙う富山の動きが目立ってくる。後半１５分まででみると札幌のお株を奪うようなパス回しと６割を超えるボールポゼッションで札幌陣地に入り込む。
対抗する形で札幌は１６分、Ａバカヨコ→荒野、宮澤→木戸の２枚替えで追加点を狙いに行く。
すると２３分、またもやこの男が観衆の度肝を抜く。札幌ＤＦ�眸�が右サイドから横パス出し、高嶺が相手陣地中央付近でボールを受ける。ゴールまで約３０メートルの位置と言うこともあり富山守備陣のプレッシャーも来ない。その隙を逃さず高嶺が得意の左足を振り抜くと、グラウンダーのボールはゴール右端に決まり２得点目。これには札幌の柴田監督も喜びよりも驚きが勝るような表情が印象的だった。
２点リードの札幌は２９分に長谷川→宮、高尾→中村の２枚セット、試合終盤の４２分には、青木からスパチョークを投入し逃げ切りを図る。札幌は攻め込まれるシーンもあったがそのまま２−０の完封勝利。必達の勝ち点３を積み上げた。
この日２ゴールの高嶺はチームトップの８得点となり、Ｊ２得点ランキングでは１３位タイとなった。さらにデュエル勝利数は９９回でランキング１位とキャプテンらしい獅子奮迅の活躍でチームをけん引している。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第３４節対水戸ホーリーホック戦は、１０月２６日午後１時からホームの大和ハウス プレミストドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌の柴田慎吾監督のコメント（一部抜粋）
「とても苦しいゲームだったが、選手たちがしっかり粘って勝点３を取れた。それのみが良かったかなと思っている」
（高嶺 朋樹選手の２得点はいずれも素晴らしいゴールだった）
「文字どおりスーパーゴールだった。チームとして苦しい展開が続いていた中で、もちろんほかの選手の粘りもあったが、彼の２発が勝点３をもたらしてくれた。キャプテンとしてまさしく魂のこもったゴールを決めてくれたなと思っている」
■カターレ富山の安達亮監督（一部抜粋）
「予想していたとおりのゲームはおおむねできた。高嶺（朋樹）選手のミドルシュートはもちろん警戒していたが、２発食らってしまい悔しい。残り試合は少ないが、自分たちのやろうとしているサッカーを信じてやり続けたい」
前節までの時点で１３勝４分１５敗の勝ち点４３で１１位の札幌と、６勝９分１７敗の勝ち点２７で１８位の富山との一戦を５，５７６人が見守った。
札幌の先発は、ＧＰ高木駿、ＤＦ�眸�瑠、浦上仁騎、西野奨太。ＭＦは右に近藤友喜、左にパク・ミンギュ、ボランチは宮澤裕樹と高嶺朋樹。２シャドーはＦＷ長谷川竜也と青木亮太、１トップはＦＷアマドゥ・バカヨコ。控えは、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ中村桐耶、宮大樹、ＭＦ荒野拓馬、田中宏武、木戸柊摩、原康介、スパチョーク、ＦＷマリオ・セルジオ。
富山の先発は、ＧＫ田川知樹、ＤＦ香川勇気、神山京右、深澤壯太。ＭＦ末木裕也、河井陽介、吉田新、布施谷翔、吉平翼、佐々木陽次。ＦＷ小川慶治朗。控えは、ＧＫ平尾駿輝、ＤＦ竹内豊、ＤＦ濱託巳、ＭＦ井上直輝、伊藤拓巳、亀田歩夢、植田啓太、松岡大智、ＦＷ松田力。
試合は１３時、富山ボールでキックオフ。ホームの富山はリズムの良いパス回しとシンプルな縦への仕掛けでペースをつかむ。
その富山の攻撃は前半１６分、ＭＦ布施谷の短い縦パスをＭＦ佐々木がペナルティーエリア内で受け右足でシュートを放つも、札幌ＧＰ高木ががっちりキャッチ。
ボール支配率も互角の展開の中、札幌がワンチャンスを生かす。２０分、左サイドをワンタッチパスの連続で崩し、スピードに乗ったＭＦパク・ミンギュがクロス。一度富山ＤＦにクリアーされた浮き球のボールをＭＦ高嶺がうまく１トラップで前進。そのままペナルティーエリア手前から左足シュートを放つとボールはゴール右角にズドン。頼れるキャプテンの一撃で試合の流れを引き寄せ、１−０で試合を折り返す。
後半に入ると同点を狙う富山の動きが目立ってくる。後半１５分まででみると札幌のお株を奪うようなパス回しと６割を超えるボールポゼッションで札幌陣地に入り込む。
対抗する形で札幌は１６分、Ａバカヨコ→荒野、宮澤→木戸の２枚替えで追加点を狙いに行く。
すると２３分、またもやこの男が観衆の度肝を抜く。札幌ＤＦ�眸�が右サイドから横パス出し、高嶺が相手陣地中央付近でボールを受ける。ゴールまで約３０メートルの位置と言うこともあり富山守備陣のプレッシャーも来ない。その隙を逃さず高嶺が得意の左足を振り抜くと、グラウンダーのボールはゴール右端に決まり２得点目。これには札幌の柴田監督も喜びよりも驚きが勝るような表情が印象的だった。
２点リードの札幌は２９分に長谷川→宮、高尾→中村の２枚セット、試合終盤の４２分には、青木からスパチョークを投入し逃げ切りを図る。札幌は攻め込まれるシーンもあったがそのまま２−０の完封勝利。必達の勝ち点３を積み上げた。
この日２ゴールの高嶺はチームトップの８得点となり、Ｊ２得点ランキングでは１３位タイとなった。さらにデュエル勝利数は９９回でランキング１位とキャプテンらしい獅子奮迅の活躍でチームをけん引している。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第３４節対水戸ホーリーホック戦は、１０月２６日午後１時からホームの大和ハウス プレミストドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌の柴田慎吾監督のコメント（一部抜粋）
「とても苦しいゲームだったが、選手たちがしっかり粘って勝点３を取れた。それのみが良かったかなと思っている」
（高嶺 朋樹選手の２得点はいずれも素晴らしいゴールだった）
「文字どおりスーパーゴールだった。チームとして苦しい展開が続いていた中で、もちろんほかの選手の粘りもあったが、彼の２発が勝点３をもたらしてくれた。キャプテンとしてまさしく魂のこもったゴールを決めてくれたなと思っている」
■カターレ富山の安達亮監督（一部抜粋）
「予想していたとおりのゲームはおおむねできた。高嶺（朋樹）選手のミドルシュートはもちろん警戒していたが、２発食らってしまい悔しい。残り試合は少ないが、自分たちのやろうとしているサッカーを信じてやり続けたい」
編集部
