北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ２第１９節（６月１５日）終盤今治に追いつかれ痛いドロー
25･06･17
上：上段写真／前列左からＦＷ木戸、ＤＦパク・ミンギュ、ＭＦ近藤、ＦＷ青木、ＭＦ高嶺、後列左からＧＰ菅野、ＤＦ高尾、宮（５５番）、ＭＦ宮澤、ＦＷジョルディ・サンチェス、ＤＦ浦上、加入したばかりの宮と浦上がいきなりＣＢで先発、負傷癒えたＤＦパクとＭＦ宮澤が久し振りに先発した
上：下段写真／前半３分、ボールをキープする今治ＦＷマルクス・ヴェニシウス（右）に果敢に突進する札幌ＤＦパク・ミンギュ（３番）、左ＦＷ青木
（写真は６月１５日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
６月１５日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第１９節、北海道コンサドーレ札幌対ＦＣ今治の試合は、札幌が終盤まで２−１とリードしていたが試合終了間際、今治に同点弾を許し痛いドローとなった。
札幌は前節の時点で、６勝３分９敗の勝ち点２１で１２位、対する今治は６勝８分４敗の勝ち点２６で９位と、互いに上位を狙う一戦に１１，０８６人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ�眸�瑠、浦上仁騎、宮大樹、パク・ミンギュ（ＭＦ登録）。ＭＦ近藤友喜、宮澤裕樹、高嶺朋樹、青木亮太（ＦＷ登録）。ＦＷ木戸柊摩、ジョルディ・サンチェス。岩政監督はリーグ中断期間に補強した浦上と宮を早速センターバックで起用した。控えは、ＧＰ中野小次郎、ＤＦ西野奨太、ＭＦ田中克幸、大��玲央、荒野拓馬、原康介、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、白井陽斗、マリオ・セルジオ。
今治の先発は、ＧＫ植田峻佑、ＤＦ大森理生、福森直也、加藤徹也。ＭＦ近藤高虎、ヴィニシウス・ディニス、新井光、パトリッキ・ヴェロン、弓場堅真。ＦＷマルクス・ヴィニシウス、ウェズレイ・タンキ。控えは、ＧＫ高木和徹、ＤＦ阿部稜汰、西袋裕太、竹内悠力、市原亮太、ＭＦ笹修大、横山夢樹、山田貴文、ＦＷ日野友貴。
試合は１４時３分、今治ボールでキックオフ。開始からリズムをつかんだのはアウエーの今治。前半５分、今治がペナルティーエリア手前でＦＫを獲得し、横に短く出したボールをＦＷマルクス・ヴィニシウスが左足で強烈なミドルシュート。これは、札幌ＧＰ菅野がはじいて防いだ。
札幌はボランチの宮澤、高嶺が長短のパスで攻撃の起点を作ろうとするが、決定機にはいたらない。ＭＦ近藤の惜しい仕掛けも、相手ＤＦにつぶされる。
押し気味に進める今治は、２３分にＭＦ弓場のミドル、２４分にＤＦ加藤徹のヘディングも札幌ＧＰ菅野が連続のファインセーブでしのぐ。
攻める今治は３６分、Ｍヴィニシウスの縦パスをペナルティーエリア手前で受けたＭＦパトリッキ・ヴェロンがうまいターンから右足でカーブのかかったミドルシュート。ボールは見事な軌道から右ポスト内側を叩きゴールイン。これにはさすがの菅野も触れず、０−１で試合を折り返す。
同点を狙う札幌は後半のスタートから木戸に代えて白井を投入。裏のスペースを突いた攻撃に期待。続いて後半１２分、宮澤から田中克に代えてより攻撃の態勢に入る。すると直後の１３分、近藤が右からペナルティーエリア内にドリブルで進入し、ファールを受けＰＫ獲得。キッカーはキャプテン高嶺。左足で右を狙ったキックは今治ＧＫ植田に一度セーブされるも、目の前に戻ったボールを高嶺が再度蹴り込み１−１とした。
追加点が欲しい札幌は１９分、ＪサンチェスからＡバカヨコに代え勝負に出る。勢いに乗った札幌は２４分、連続した攻撃から右サイドの近藤に展開。近藤がペナルティーエリア手前の高嶺に戻し気味のボールを入れると、高嶺はワントラップから左足で思い切りの良いミドルシュートを放つ。これがゴールに突き刺さり２−１と逆転に成功する。
札幌は３７分、青木→大��、近藤→原の２枚替えで逃げ切りを図る。終盤に向け今治が前への圧力を強めるが、札幌はしのぎながら９０分を過ぎる。勝ち点３が近づいていたアディショナルタイム１分、札幌が自陣での何げないつなぎのパスがずれる。これを交代で入っていた今治ＭＦ横山がかっさらいドリブルからペナルティーエリア内に進入し、最後は左足シュートで２−２の同点。札幌は勝ち点２を失う形でタイムアップとなった。
札幌の次戦は、６月１８日午後７時から大和ハウス プレミストドームで行われる天皇杯２回戦対大分トリニータ戦を挟み、明治安田Ｊ２第２０節対藤枝ＭＹＦＣ戦は、６月２１日１９時からアウエーの藤枝総合運動公園サッカー場で行われる。
上：下段写真／前半３分、ボールをキープする今治ＦＷマルクス・ヴェニシウス（右）に果敢に突進する札幌ＤＦパク・ミンギュ（３番）、左ＦＷ青木
（写真は６月１５日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
６月１５日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第１９節、北海道コンサドーレ札幌対ＦＣ今治の試合は、札幌が終盤まで２−１とリードしていたが試合終了間際、今治に同点弾を許し痛いドローとなった。
札幌は前節の時点で、６勝３分９敗の勝ち点２１で１２位、対する今治は６勝８分４敗の勝ち点２６で９位と、互いに上位を狙う一戦に１１，０８６人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ�眸�瑠、浦上仁騎、宮大樹、パク・ミンギュ（ＭＦ登録）。ＭＦ近藤友喜、宮澤裕樹、高嶺朋樹、青木亮太（ＦＷ登録）。ＦＷ木戸柊摩、ジョルディ・サンチェス。岩政監督はリーグ中断期間に補強した浦上と宮を早速センターバックで起用した。控えは、ＧＰ中野小次郎、ＤＦ西野奨太、ＭＦ田中克幸、大��玲央、荒野拓馬、原康介、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、白井陽斗、マリオ・セルジオ。
今治の先発は、ＧＫ植田峻佑、ＤＦ大森理生、福森直也、加藤徹也。ＭＦ近藤高虎、ヴィニシウス・ディニス、新井光、パトリッキ・ヴェロン、弓場堅真。ＦＷマルクス・ヴィニシウス、ウェズレイ・タンキ。控えは、ＧＫ高木和徹、ＤＦ阿部稜汰、西袋裕太、竹内悠力、市原亮太、ＭＦ笹修大、横山夢樹、山田貴文、ＦＷ日野友貴。
試合は１４時３分、今治ボールでキックオフ。開始からリズムをつかんだのはアウエーの今治。前半５分、今治がペナルティーエリア手前でＦＫを獲得し、横に短く出したボールをＦＷマルクス・ヴィニシウスが左足で強烈なミドルシュート。これは、札幌ＧＰ菅野がはじいて防いだ。
札幌はボランチの宮澤、高嶺が長短のパスで攻撃の起点を作ろうとするが、決定機にはいたらない。ＭＦ近藤の惜しい仕掛けも、相手ＤＦにつぶされる。
押し気味に進める今治は、２３分にＭＦ弓場のミドル、２４分にＤＦ加藤徹のヘディングも札幌ＧＰ菅野が連続のファインセーブでしのぐ。
攻める今治は３６分、Ｍヴィニシウスの縦パスをペナルティーエリア手前で受けたＭＦパトリッキ・ヴェロンがうまいターンから右足でカーブのかかったミドルシュート。ボールは見事な軌道から右ポスト内側を叩きゴールイン。これにはさすがの菅野も触れず、０−１で試合を折り返す。
同点を狙う札幌は後半のスタートから木戸に代えて白井を投入。裏のスペースを突いた攻撃に期待。続いて後半１２分、宮澤から田中克に代えてより攻撃の態勢に入る。すると直後の１３分、近藤が右からペナルティーエリア内にドリブルで進入し、ファールを受けＰＫ獲得。キッカーはキャプテン高嶺。左足で右を狙ったキックは今治ＧＫ植田に一度セーブされるも、目の前に戻ったボールを高嶺が再度蹴り込み１−１とした。
追加点が欲しい札幌は１９分、ＪサンチェスからＡバカヨコに代え勝負に出る。勢いに乗った札幌は２４分、連続した攻撃から右サイドの近藤に展開。近藤がペナルティーエリア手前の高嶺に戻し気味のボールを入れると、高嶺はワントラップから左足で思い切りの良いミドルシュートを放つ。これがゴールに突き刺さり２−１と逆転に成功する。
札幌は３７分、青木→大��、近藤→原の２枚替えで逃げ切りを図る。終盤に向け今治が前への圧力を強めるが、札幌はしのぎながら９０分を過ぎる。勝ち点３が近づいていたアディショナルタイム１分、札幌が自陣での何げないつなぎのパスがずれる。これを交代で入っていた今治ＭＦ横山がかっさらいドリブルからペナルティーエリア内に進入し、最後は左足シュートで２−２の同点。札幌は勝ち点２を失う形でタイムアップとなった。
札幌の次戦は、６月１８日午後７時から大和ハウス プレミストドームで行われる天皇杯２回戦対大分トリニータ戦を挟み、明治安田Ｊ２第２０節対藤枝ＭＹＦＣ戦は、６月２１日１９時からアウエーの藤枝総合運動公園サッカー場で行われる。
上：上段写真／前半８分、札幌ＤＦ高尾が靴の紐を絞め直す間に、新加入のＤＦ宮（５５番）が他の選手に何か大声で指示、すっかりチームに溶け込んでいるようだ、右はキャプテンＭＦ高嶺（６番）
上：下段写真／前半９分、今治右ＣＫからの攻撃を防ぐ札幌の選手たち、後押しするゴール裏サポーターは約１か月ぶりのホームゲームとあって力が入る
上：下段写真／前半９分、今治右ＣＫからの攻撃を防ぐ札幌の選手たち、後押しするゴール裏サポーターは約１か月ぶりのホームゲームとあって力が入る
上：上段写真／前半３６分、今治ＭＦパトリッキ・ヴェロン（左から２人目）が札幌ＭＦ近藤（左端）のマークを外してターン、加入２試合目で先制ゴールを決める、中央奥ＧＰ菅野、手前２０番は今治ＭＦヴィニシウス・ディニス
上：中段写真／前半３６分、今治ＭＦパトリッキ・ヴェロンに先制ゴールを決められぶぜんとする札幌の選手たち、左からＧＰ菅野（１番）、ＦＷ木戸（３１番）、ＭＦ近藤、高嶺、ＤＦ浦上（５０番）
上：下段写真／前半３６分、先制ゴールを決めたパトリッキ・ヴェロン（２８番）、手前札幌ＭＦ近藤（３３番）
上：中段写真／前半３６分、今治ＭＦパトリッキ・ヴェロンに先制ゴールを決められぶぜんとする札幌の選手たち、左からＧＰ菅野（１番）、ＦＷ木戸（３１番）、ＭＦ近藤、高嶺、ＤＦ浦上（５０番）
上：下段写真／前半３６分、先制ゴールを決めたパトリッキ・ヴェロン（２８番）、手前札幌ＭＦ近藤（３３番）
上：上段写真／前半追加タイム１分、札幌ＤＦパク・ミンギュが倒されたシーンで異議を唱えたキャプテンＭＦ高嶺（６番）に山下良美主審はイエローカードを出した、ＧＰ菅野（１番）が「それはないでしょう！」と笑顔で抗議、右、今治ＦＷマルクス・ヴェニシウス（１０番）は納得顔
上：下段写真／後半８分、ＦＫを得た札幌はＦＷ青木（右）、ＭＦ高嶺（中央）、ＤＦ宮（５５番）が“三者会談”、こういう場面ではどの時も新加入の宮が顔を出していた
上：下段写真／後半８分、ＦＫを得た札幌はＦＷ青木（右）、ＭＦ高嶺（中央）、ＤＦ宮（５５番）が“三者会談”、こういう場面ではどの時も新加入の宮が顔を出していた
上：上段写真／後半２４分、札幌右サイドのＭＦ近藤から戻し気味のバスを高嶺（左から２人目）がペナルティーエリアの外から左足で決め逆転、手を上げて喜ぶＤＦ宮（左）、浦上（５０番）と青木（右端）も笑顔、高嶺は自信あふれる表情、後半１３分にもＰＫを決めておりこの日２得点目となった
上：下段左側写真／後半２４分、逆転ゴールを決めた札幌ＭＦ高嶺が、ベンチ方向に走り出してからガッツポーズで吠える
上：下段右側写真／後半２４分、逆転ゴールを決めた札幌ＭＦ高嶺（６番）にベンチを飛び出した岩政監督が肩を抱いて祝福、見ていた山下主審は後でイエローカードを出した
上：下段左側写真／後半２４分、逆転ゴールを決めた札幌ＭＦ高嶺が、ベンチ方向に走り出してからガッツポーズで吠える
上：下段右側写真／後半２４分、逆転ゴールを決めた札幌ＭＦ高嶺（６番）にベンチを飛び出した岩政監督が肩を抱いて祝福、見ていた山下主審は後でイエローカードを出した
上：上段写真／後半３２分、札幌左ＣＫからの攻撃でＦＷアマドゥ・バカヨコ（中央右）が今治ＤＦ福森と競りながら、味方のＭＦ近藤に当たってしまい追加点ならず、近藤（左端）その左今治ＤＦ福森、左から２人目札幌ＤＦ高尾、右手前は宮（５５番）
上：下段写真／後半３４分、札幌ゴール前の混戦で今治ＭＦ横山のシュートを体を張って守る札幌ＤＦ浦上（左から３人目）とその左宮の新加入コンビ、左端ＭＦ田中克（１４番）、今治の選手左からＭＦ阿部、ＦＷウェズレイ・タンキ（１１番）、途中出場してマルクス・ヴェニシウスに代わってキャプテンマークを巻いたＭＦ山田（７番）、顔の見えない赤いユニホームは札幌ＧＰ菅野
上：下段写真／後半３４分、札幌ゴール前の混戦で今治ＭＦ横山のシュートを体を張って守る札幌ＤＦ浦上（左から３人目）とその左宮の新加入コンビ、左端ＭＦ田中克（１４番）、今治の選手左からＭＦ阿部、ＦＷウェズレイ・タンキ（１１番）、途中出場してマルクス・ヴェニシウスに代わってキャプテンマークを巻いたＭＦ山田（７番）、顔の見えない赤いユニホームは札幌ＧＰ菅野
上：１段目写真／後半追加タイム１分、今治の猛攻に札幌ＭＦ田中克（手前から２人目の１４番）が前を今治ＭＦ弓場（１４番）にふさがれ、この後バックバス、それがミスとなって途中出場していたＭＦ横山（３６番）に拾われ、同点ゴールを呼ぶ
上：２段目写真／後半追加タイム１分、札幌田中克のバックパスのミスを見逃さず途中出場していた今治ＭＦ横山（３６番）が拾ってドリブルで左サイドに持ち込み、同点ゴールを決める、右札幌ＤＦ浦上（５０番）
上：３段目写真／後半追加タイム１分、今治ＭＦ横山に同点ゴールを決められ、札幌ＭＦ田中克（１４番）が天を仰ぐ、右端今治ＭＦ山田（７番）がガッツポーズ、札幌の他の選手左からＭＦ高嶺（６番）、その奥ＧＰ菅野、ＭＦ大��（２５番）、ＦＷ白井（７１番）、ＤＦ宮
上：４段目写真／後半追加タイム１分、今治ＭＦ横山に同点ゴールを決められ悔しそうな札幌の選手、左からＤＦ浦上、高尾、ＭＦ田中克（１４番）、ＧＰ菅野、その前を逆転を狙ってボールを持ってセンターサークルへ急ぐ途中出場していた今治ＦＷ日野、右端ＭＦ山田
上：２段目写真／後半追加タイム１分、札幌田中克のバックパスのミスを見逃さず途中出場していた今治ＭＦ横山（３６番）が拾ってドリブルで左サイドに持ち込み、同点ゴールを決める、右札幌ＤＦ浦上（５０番）
上：３段目写真／後半追加タイム１分、今治ＭＦ横山に同点ゴールを決められ、札幌ＭＦ田中克（１４番）が天を仰ぐ、右端今治ＭＦ山田（７番）がガッツポーズ、札幌の他の選手左からＭＦ高嶺（６番）、その奥ＧＰ菅野、ＭＦ大��（２５番）、ＦＷ白井（７１番）、ＤＦ宮
上：４段目写真／後半追加タイム１分、今治ＭＦ横山に同点ゴールを決められ悔しそうな札幌の選手、左からＤＦ浦上、高尾、ＭＦ田中克（１４番）、ＧＰ菅野、その前を逆転を狙ってボールを持ってセンターサークルへ急ぐ途中出場していた今治ＦＷ日野、右端ＭＦ山田
上写真／後半追加タイム４分、今治の猛攻を懸命に守る札幌の選手たち、左からＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）、ＤＦ浦上、ＭＦ高嶺、ＤＦ宮、ＧＰ菅野、今治の選手、左からＭＦヴィニシウス・ディニス、ＦＷウェズレイ・タンキ、ＤＦ大森（１６番）
上：上段写真／２−２の引き分けに終わり、ガックリとピッチに膝をつく今治ＭＦヴェニシウス・ディニス（中央）ら疲れ切った両チームの選手たち
上：下段写真／後半追加タイムに同点とされ厳しい表情の札幌の選手たち、左からＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＭＦ原（３５番）、ＤＦパク・ミンギュ、ＦＷ白井、ＭＦ田中克、ＤＦ高尾、ＭＦ大��、ＧＰ菅野
上：下段写真／後半追加タイムに同点とされ厳しい表情の札幌の選手たち、左からＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＭＦ原（３５番）、ＤＦパク・ミンギュ、ＦＷ白井、ＭＦ田中克、ＤＦ高尾、ＭＦ大��、ＧＰ菅野
上：左側写真／前半２２分、ＭＦ近藤が倒されたシーンで第４審判に抗議する札幌の岩政大樹監督
上：右側写真／前半１０分、選手が負傷してゲームが中断中、指示を出す今治の倉石圭二監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「必要な勝点を得られなかったという面で、非常にもったいない試合だったと思っている。試合展開としてはある程度想定していたとおりだったが、自分たちとしてはもっと出来ると思っている」
■ＦＣ今治の倉石圭二監督のコメント
「流れに乗るべく勝点３を狙っていたが、うまくいかない時間帯が多かった中で、最後まであきらめずに勝点１を取れたのは非常にポジティブだと思います。これで前半戦が終わりましたが、後半戦に向けて修正、改善しながらやっていきたいと思う」
上：右側写真／前半１０分、選手が負傷してゲームが中断中、指示を出す今治の倉石圭二監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「必要な勝点を得られなかったという面で、非常にもったいない試合だったと思っている。試合展開としてはある程度想定していたとおりだったが、自分たちとしてはもっと出来ると思っている」
■ＦＣ今治の倉石圭二監督のコメント
「流れに乗るべく勝点３を狙っていたが、うまくいかない時間帯が多かった中で、最後まであきらめずに勝点１を取れたのは非常にポジティブだと思います。これで前半戦が終わりましたが、後半戦に向けて修正、改善しながらやっていきたいと思う」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
