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一覧に戻るＪ２第１６節（５月１７日）青木のＦＫ弾で富山に逆転勝利
25･05･22
上写真／前列左からＭＦ田中克（１４番）、ＦＷ近藤、スパチョーク（７番）、ＭＦ青木、ＤＦ高嶺、後列左からＧＰ菅野、ＤＦ高尾、家泉、ＦＷジョルディ・サンチェス（９番）、ＤＦ中村、ＭＦ西野。前節いわき戦からは荒野が抜けてスパチョークが入った
（写真は５月１７日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
５月１７日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第１６節、北海道コンサドーレ札幌対カターレ富山の試合は、札幌が富山に先制を許すも、試合終了間際に逆転弾を決め２−１の劇的な勝利を飾った。
前節の時点で３勝６分６敗の勝ち点１５で１５位の富山と、５勝２分８敗の勝ち点１７で１４位の札幌のホーム戦に９，４１７人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、高嶺朋樹、中村桐耶。ＭＦは右に近藤友喜（ＦＷ登録）、左にスパチョーク（ＦＷ登録）、中央に西野奨太と青木亮太。ＦＷジョルディ・サンチェス、田中克幸（ＭＦ登録）。控えは、ＧＰ中野小次郎、ＤＦ大��玲央、ＭＦ長谷川竜也、田中宏武、木戸柊摩、原康介、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、白井陽斗、出間思努。
富山の先発は、ＧＫ平尾駿輝、ＤＦ西矢慎平、酒井崇一、神山京右、濱託巳。ＭＦ竹中元汰、末木裕也、松岡大智、伊藤拓巳。ＦＷ古川真人、碓井聖生。控えは、ＧＫ大久保択生、ＤＦ深澤壯太、今瀬淳也、ＭＦ浦十藏、河井陽介、布施谷翔、�盒恭彰�、ＦＷ松田力、吉平翼。
試合は１４時３分、富山ボールでキックオフ。富山は開始から長いボールを入れながらリズムを作ろうとしていく。対する札幌は開始３分に中盤でボールを奪ったＭＦ西野が、ＦＷ田中克とのワンツーパスからミドルシュートを放つなど積極的な姿勢で入る。
札幌は６分に、サイド攻撃からＭＦ近藤の連続したシュート、１４分に前線のプレスから奪ったボールをＭＦスパチョークがミドルシュートもゴールならず。
押しながらも札幌が得点を奪えずにいると、富山もパスがつながり出し札幌陣内に入る回数も増える。
その流れから札幌は３８分、富山選手と競り合ったＤＦ中村が足を痛め、田中宏と交代。アクシデントの影響があったか、４４分に富山に先制を許す。富山ＧＫ平尾のロングボールの処理を札幌ＤＦが誤り、富山ＭＦ伊藤がペナルティーエリア内に進入。伊藤は丁寧な横パスを出すと、中央でフリーのＦＷ碓井が冷静に左足でゴール。札幌がミスを突かれ１点ビハインドで試合を折り返す。
後半に入り、さらに攻勢を強める札幌。リードした富山は、後半１６分に一気の３枚替えで逃げ切りを図る。同分に札幌はサンチェスからＡバカヨコに代え同点を狙う。すると札幌はこの交代策が的中する。
２３分、中盤でボールを回収した田中克が前線に鋭い縦パスを入れる。ペナルティーエリア内で富山ＤＦがクリアー出来なかったこぼれ球をＡバカヨコが素早く反応。左足でゴールに叩き込み同点とした。
そしてこの日の札幌はここで終わらなかった。試合終了間際のアディショナルタイム２分、ペナルティーエリア手前中央で得た直接フリーキック。蹴るのはＭＦ青木。右足で放たれたボールはきれいな弧を描きゴール左角にズドン。富山の壁８枚とＧＫを無効化した一発で逆転。劇的な幕切れで２−１の勝利を引き寄せ、貴重な勝ち点３をもたらした。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第１７節サガン鳥栖戦は、５月２５日１４時からアウエーの駅前不動産スタジアムで行われる。
（写真は５月１７日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
５月１７日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第１６節、北海道コンサドーレ札幌対カターレ富山の試合は、札幌が富山に先制を許すも、試合終了間際に逆転弾を決め２−１の劇的な勝利を飾った。
前節の時点で３勝６分６敗の勝ち点１５で１５位の富山と、５勝２分８敗の勝ち点１７で１４位の札幌のホーム戦に９，４１７人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、高嶺朋樹、中村桐耶。ＭＦは右に近藤友喜（ＦＷ登録）、左にスパチョーク（ＦＷ登録）、中央に西野奨太と青木亮太。ＦＷジョルディ・サンチェス、田中克幸（ＭＦ登録）。控えは、ＧＰ中野小次郎、ＤＦ大��玲央、ＭＦ長谷川竜也、田中宏武、木戸柊摩、原康介、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、白井陽斗、出間思努。
富山の先発は、ＧＫ平尾駿輝、ＤＦ西矢慎平、酒井崇一、神山京右、濱託巳。ＭＦ竹中元汰、末木裕也、松岡大智、伊藤拓巳。ＦＷ古川真人、碓井聖生。控えは、ＧＫ大久保択生、ＤＦ深澤壯太、今瀬淳也、ＭＦ浦十藏、河井陽介、布施谷翔、�盒恭彰�、ＦＷ松田力、吉平翼。
試合は１４時３分、富山ボールでキックオフ。富山は開始から長いボールを入れながらリズムを作ろうとしていく。対する札幌は開始３分に中盤でボールを奪ったＭＦ西野が、ＦＷ田中克とのワンツーパスからミドルシュートを放つなど積極的な姿勢で入る。
札幌は６分に、サイド攻撃からＭＦ近藤の連続したシュート、１４分に前線のプレスから奪ったボールをＭＦスパチョークがミドルシュートもゴールならず。
押しながらも札幌が得点を奪えずにいると、富山もパスがつながり出し札幌陣内に入る回数も増える。
その流れから札幌は３８分、富山選手と競り合ったＤＦ中村が足を痛め、田中宏と交代。アクシデントの影響があったか、４４分に富山に先制を許す。富山ＧＫ平尾のロングボールの処理を札幌ＤＦが誤り、富山ＭＦ伊藤がペナルティーエリア内に進入。伊藤は丁寧な横パスを出すと、中央でフリーのＦＷ碓井が冷静に左足でゴール。札幌がミスを突かれ１点ビハインドで試合を折り返す。
後半に入り、さらに攻勢を強める札幌。リードした富山は、後半１６分に一気の３枚替えで逃げ切りを図る。同分に札幌はサンチェスからＡバカヨコに代え同点を狙う。すると札幌はこの交代策が的中する。
２３分、中盤でボールを回収した田中克が前線に鋭い縦パスを入れる。ペナルティーエリア内で富山ＤＦがクリアー出来なかったこぼれ球をＡバカヨコが素早く反応。左足でゴールに叩き込み同点とした。
そしてこの日の札幌はここで終わらなかった。試合終了間際のアディショナルタイム２分、ペナルティーエリア手前中央で得た直接フリーキック。蹴るのはＭＦ青木。右足で放たれたボールはきれいな弧を描きゴール左角にズドン。富山の壁８枚とＧＫを無効化した一発で逆転。劇的な幕切れで２−１の勝利を引き寄せ、貴重な勝ち点３をもたらした。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第１７節サガン鳥栖戦は、５月２５日１４時からアウエーの駅前不動産スタジアムで行われる。
上：上段写真／前半３０分、ボールをキープする富山ＤＦ濱（８８番）に突っかかって行く札幌ＭＦ田中克、後方西野
上：中段写真／前半３６分、富山左ＣＫからの攻撃を札幌ＧＰ菅野（中央右）がジャンプして富山ＤＦ神山（４番）と競りながらキャッチ、他の選手左から札幌ＦＷスパチョーク（７番）、ＤＦ家泉、ＭＦ青木（１１番）、ＤＦ中村
上：下段写真／後半３９分、札幌ＦＷジョルディ・サンチェス（９番）が富山ＤＦ神山（右）のＧＫへのバックパスを全力で追う
上：中段写真／前半３６分、富山左ＣＫからの攻撃を札幌ＧＰ菅野（中央右）がジャンプして富山ＤＦ神山（４番）と競りながらキャッチ、他の選手左から札幌ＦＷスパチョーク（７番）、ＤＦ家泉、ＭＦ青木（１１番）、ＤＦ中村
上：下段写真／後半３９分、札幌ＦＷジョルディ・サンチェス（９番）が富山ＤＦ神山（右）のＧＫへのバックパスを全力で追う
上：上段写真／前半４４分、富山ＧＫのロングボールからの混戦で札幌守備陣のミスを突き、ＭＦ伊藤（左奥１８番）が左からクロスを入れ、ＦＷ碓井（右８番松岡の前に隠れている）の先制点を呼ぶ、左から４人目札幌ＤＦ高尾（２番）、中央ＧＰ菅野
上：中段写真／前半４４分、富山ＭＦ伊藤の左サイドからのクロスにＦＷ碓井（９番）が合わせて先制ゴールを決める、その左、札幌ＤＦ中村の負傷退場で途中出場していた田中宏（３０番）、左端ＤＦ高尾（２番）、ＧＰ菅野が飛んだが及ばず
上：下段写真／前半４４分、先制点を決めた富山ＦＷ碓井（９番）が雄叫びをあげる、ＦＷ古川（３９番）らが走り寄る、右札幌ＭＦ青木（１１番）はガックリ
上：中段写真／前半４４分、富山ＭＦ伊藤の左サイドからのクロスにＦＷ碓井（９番）が合わせて先制ゴールを決める、その左、札幌ＤＦ中村の負傷退場で途中出場していた田中宏（３０番）、左端ＤＦ高尾（２番）、ＧＰ菅野が飛んだが及ばず
上：下段写真／前半４４分、先制点を決めた富山ＦＷ碓井（９番）が雄叫びをあげる、ＦＷ古川（３９番）らが走り寄る、右札幌ＭＦ青木（１１番）はガックリ
上：上段写真／前半追加タイム３分、札幌ＭＦ田中克（左）がＤＦ田中宏の左からのクロスに飛んで合わせようとするがジャストミートせず、右奥ＦＷジョルディ・サンチェス、手前富山ＤＦ濱（８８番）
上：下段写真／後半７分、札幌ＦＷ近藤（右）と富山ＤＦ濱（８８番）が飛んでマッチアップ
上：下段写真／後半７分、札幌ＦＷ近藤（右）と富山ＤＦ濱（８８番）が飛んでマッチアップ
上：上段写真／後半８分、札幌右ＣＫからの攻撃でＦＷジョルディ・サンチェス（右）がジャンプするが、富山ＧＫ平尾（４２番）のパンチングが一瞬早くクリアーされる
上：下段写真／後半１１分、札幌ＭＦ青木が倒されながらもＦＷジョルディ・サンチェス（右）にパスをつなぐ、１６番は富山ＭＦ末木
上：下段写真／後半１１分、札幌ＭＦ青木が倒されながらもＦＷジョルディ・サンチェス（右）にパスをつなぐ、１６番は富山ＭＦ末木
上：上段写真／後半２３分、札幌中央からＭＦ青木の縦パスが相手に当たり、こぼれたボールを拾った田中克が鋭い縦パス、富山ＭＦ河井に当たったボールを途中出場していたＦＷアマドゥ・バカヨコが富山ＤＦ濱（左）、神山（４番）の間を割るようにスライディングしながらのシュートを決め同点とする
上：中段写真／後半２３分、札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ（左）が同点ゴールを決め、ベンチ方向に走り出そうとする、右富山ＤＦ濱が痛がっているのか、悔しがっているのか倒れている
上：下段写真／後半２３分、後半２３分、札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコが同点ゴールを決め、お馴染みのポーズでベンチ方向に走り出す
上：中段写真／後半２３分、札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ（左）が同点ゴールを決め、ベンチ方向に走り出そうとする、右富山ＤＦ濱が痛がっているのか、悔しがっているのか倒れている
上：下段写真／後半２３分、後半２３分、札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコが同点ゴールを決め、お馴染みのポーズでベンチ方向に走り出す
上写真／途中出場していた札幌ＭＦ原（中央）が後半４２分、中盤でこぼれたボールをドリブルで持ち込みシュートするが、富山ＧＫ平尾にクリアされる、左ＤＦ神山、原の右、同様に途中出場していたＭＦ木戸、右端富山ＤＦ酒井
上：上段写真／後半追加タイム２分、札幌ＭＦ原が倒されて得たＦＫに青木、高嶺にＤＦ大��も加わって入念に策を練る
上：下段写真／後半追加タイム２分、逆転の直接ＦＫを決めた札幌ＭＦ青木（中央）に走り寄って喜びを爆発させる左からＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＭＦ田中宏、田中克、ＦＫを獲得して逆転劇を演出したＭＦ原
上：下段写真／後半追加タイム２分、逆転の直接ＦＫを決めた札幌ＭＦ青木（中央）に走り寄って喜びを爆発させる左からＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＭＦ田中宏、田中克、ＦＫを獲得して逆転劇を演出したＭＦ原
上：１段目写真／富山を２−１の逆転で破った札幌の選手たち、左からＤＦ高嶺（６番）、その方ＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＤＦ西野、その後方ＭＦ原、木戸、ＤＦ高尾（２番）、家泉（１５番）、ＦＷ近藤（３３番）、ＤＦ大��、ＧＰ菅野、ＭＦ青木。喜びと安堵感が入り混じった表情が見える
上：２段目写真／あいさつを終えベンチに引揚げるＦＷアマドゥ・バカヨコが出迎えたジョルディ・サンチェスに飛びつき、思わず“抱っこちゃん”
上：３段目写真／２−１の逆転勝利に選手を称えるゴール裏サポーターたち
上：４段目写真／試合終了後、センターライン付近でゴール裏札幌サポーターに向かってあいさつする富山の選手たち
上：２段目写真／あいさつを終えベンチに引揚げるＦＷアマドゥ・バカヨコが出迎えたジョルディ・サンチェスに飛びつき、思わず“抱っこちゃん”
上：３段目写真／２−１の逆転勝利に選手を称えるゴール裏サポーターたち
上：４段目写真／試合終了後、センターライン付近でゴール裏札幌サポーターに向かってあいさつする富山の選手たち
上：左側写真／後半追加タイム６分、なかなか吹かれない終了の笛に時計を見る札幌の岩政大樹監督
上：右側写真／前半２４分、判定に不服と激しく副審に抗議する富山の小田切道治監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「内容自体は非常に良い中で試合に入れて、今週のトレーニングで選手がつかんだものがそのままピッチで出たと思う。逆に、得点が入らないことで何かが起こりそうだと思って見ていたが、やはり起こったなと。ただし、選手たちが後半にしっかり取り返したので、結果的には良い試合になったと思う。ここから５月はあと２試合を経て少し間が空く。ここからのアウェイ２連戦は非常に大事になるので、しっかりと準備したいと思う
■カターレ富山の小田切道治監督のコメント（一部抜粋）
「今回も勝てず、非常に申し訳なく思っている。ゲームはある程度、札幌がボールを持つ中で自分たちがどう守備でハメるかというところは想定内の入りだったと思う。守備のところでしっかり相手の狙いのところを防げた前半は素晴らしかった。その中で１点取れたこともすごく大きかった。ただ、前半終盤から相手の�眸�（瑠）選手がより前に上がってくるシーンが多くなった。そこは想定していたし、事前の準備もしていたが、そこで耐え切れないのがいまの自分たちの力なのかなと」
上：右側写真／前半２４分、判定に不服と激しく副審に抗議する富山の小田切道治監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「内容自体は非常に良い中で試合に入れて、今週のトレーニングで選手がつかんだものがそのままピッチで出たと思う。逆に、得点が入らないことで何かが起こりそうだと思って見ていたが、やはり起こったなと。ただし、選手たちが後半にしっかり取り返したので、結果的には良い試合になったと思う。ここから５月はあと２試合を経て少し間が空く。ここからのアウェイ２連戦は非常に大事になるので、しっかりと準備したいと思う
■カターレ富山の小田切道治監督のコメント（一部抜粋）
「今回も勝てず、非常に申し訳なく思っている。ゲームはある程度、札幌がボールを持つ中で自分たちがどう守備でハメるかというところは想定内の入りだったと思う。守備のところでしっかり相手の狙いのところを防げた前半は素晴らしかった。その中で１点取れたこともすごく大きかった。ただ、前半終盤から相手の�眸�（瑠）選手がより前に上がってくるシーンが多くなった。そこは想定していたし、事前の準備もしていたが、そこで耐え切れないのがいまの自分たちの力なのかなと」
編集部 写真は石井一弘撮影
