北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ２第８節（４月５日）家泉の一発で札幌がホーム戦初勝利
25･04･11
上写真／前列左からＦＷ白井、木戸、ＭＦ近藤、青木、高嶺、後列左からＧＰ中野（２１番）、ＤＦ�眸�、家泉、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＤＦ西野、ＭＦ馬場。木戸はＦＷ登録ながらボランチ、高嶺はＭＦ登録ながら左のＤＦ、沖縄キャンプから今年は２トップと目されていたバカヨコ、白井の先発コンビが８戦目にしてやっと実現した
（写真は４月５日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
４月５日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第８節、北海道コンサドーレ札幌対徳島ヴォルティスの試合は、スコアレスで進んだ後半アディショナルタイムにＤＦ家泉の劇的弾で札幌が１−０の完封勝ちを収めた。
前節まで、２勝５敗でいまだホーム戦で勝利の無い１７位札幌と、３勝３敗で６位徳島の一戦。初勝利を期待した札幌サポーターを中心にプレミストドームには１２，６９８人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ中野小次郎、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、西野奨太、高嶺朋樹（ＭＦ登録）。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、中央に馬場晴也と木戸柊摩（ＦＷ登録）。ＦＷは白井陽斗とアマドゥ・バカヨコ。岩政監督は左利きのＭＦ高嶺を左サイドバックに置く４−４−２で勝負に出る。控えは、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦパク・ミンギュ、中村桐耶、ＭＦ田中克幸、長谷川竜也、荒野拓馬、原康介、スパチョーク、ＦＷキム・ゴンヒ。
徳島の先発は、ＧＫ田中颯、ＤＦエウシーニョ、山越康平、山田奈央、青木駿人。ＭＦ鹿沼直生、児玉駿斗、高木友也、杉本太郎。ＦＷ杉森考起、渡大生。控えは、ＧＫ長谷川徹、ＤＦ田向泰輝、カイケ、ＭＦ玄理吾、�眦抵ヌ蕁∋害射座隋■藤廛蹇璽譽鵐后Ε妊ぅ咼奪鼻�坪井清志郎、ルーカス・バルセロス。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフ。ホームの札幌は先に仕掛けたいが、徳島が縦への意識も高く、札幌ゴールへ向かってくる。前半１５分には、ペナルティーエリア手前のこぼれ球を徳島ＭＦ高木が強烈な左足ミドルシュート。これは札幌ＧＰ中野が体をいっぱいに伸ばしたファインセーブで防いだ。
札幌も２１分、ＦＷアマドゥ・バカヨコの前線でのプレスからＭＦ近藤がボールを奪いＦＷ白井に横パス。白井はペナルティーエリア手前から右足コントロールシュートで狙うもポスト右にわずかに外れた。
ペースを握る徳島は２３分、早いカウンターからＦＷ杉森がペナルティーエリア右手前から左足でカーブをかけたシュートを放つも、左ポストにヒット。札幌は胸を撫でおろす。
前半終盤に向け、攻めの機会が増えた札幌は４０分、左サイドへの展開から青木がグラウンダークロスを入れる。中央に走り込んだ白井が合わせられずボールがこぼれる。これを後ろのＡバカヨコが左足でシュートもクロスバー直撃。互いに決定機はあったもののスコアレスで試合を折り返す。
先に試合を動かしたい札幌は、後半スタートから木戸→田中克、続く１４分に白井→スパチョーク、Ａバカヨコ→キム・ゴンヒを投入。攻撃の選手を代え、流れを引き寄せにかかる。
札幌がボールを支配する時間帯が多くなるもまだゴールは遠い。是が非でも得点と勝ち点３が欲しい札幌は、３４分に青木→長谷川、試合終盤の４４分に西野→パク・ミンギュ投入。最後の勝負を仕掛ける。
徳島は後半４２分、札幌ＭＦ近藤の突破を体で止めた徳島ＤＦ青木がレッドカードの一発退場。数的有利となった札幌は押せ押せの展開に。
すると、劇的なシーンは試合終了間際のアディショナルタイム５分に訪れた。交代で入っていた長谷川が左サイドからカットインし右足でクロスを入れる。これをペナルティーエリア中央に攻め込んでいた家泉が競り合いに勝ちヘディングで決勝ゴール。自身今季２点目となる渾身の一撃で待望のホーム初勝利をつかんだ。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第９節水戸ホーリーホック戦は、４月１２日午後２時からアウエーのケーズデンキスタジアム水戸で行われる。
（写真は４月５日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
４月５日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第８節、北海道コンサドーレ札幌対徳島ヴォルティスの試合は、スコアレスで進んだ後半アディショナルタイムにＤＦ家泉の劇的弾で札幌が１−０の完封勝ちを収めた。
前節まで、２勝５敗でいまだホーム戦で勝利の無い１７位札幌と、３勝３敗で６位徳島の一戦。初勝利を期待した札幌サポーターを中心にプレミストドームには１２，６９８人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ中野小次郎、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、西野奨太、高嶺朋樹（ＭＦ登録）。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、中央に馬場晴也と木戸柊摩（ＦＷ登録）。ＦＷは白井陽斗とアマドゥ・バカヨコ。岩政監督は左利きのＭＦ高嶺を左サイドバックに置く４−４−２で勝負に出る。控えは、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦパク・ミンギュ、中村桐耶、ＭＦ田中克幸、長谷川竜也、荒野拓馬、原康介、スパチョーク、ＦＷキム・ゴンヒ。
徳島の先発は、ＧＫ田中颯、ＤＦエウシーニョ、山越康平、山田奈央、青木駿人。ＭＦ鹿沼直生、児玉駿斗、高木友也、杉本太郎。ＦＷ杉森考起、渡大生。控えは、ＧＫ長谷川徹、ＤＦ田向泰輝、カイケ、ＭＦ玄理吾、�眦抵ヌ蕁∋害射座隋■藤廛蹇璽譽鵐后Ε妊ぅ咼奪鼻�坪井清志郎、ルーカス・バルセロス。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフ。ホームの札幌は先に仕掛けたいが、徳島が縦への意識も高く、札幌ゴールへ向かってくる。前半１５分には、ペナルティーエリア手前のこぼれ球を徳島ＭＦ高木が強烈な左足ミドルシュート。これは札幌ＧＰ中野が体をいっぱいに伸ばしたファインセーブで防いだ。
札幌も２１分、ＦＷアマドゥ・バカヨコの前線でのプレスからＭＦ近藤がボールを奪いＦＷ白井に横パス。白井はペナルティーエリア手前から右足コントロールシュートで狙うもポスト右にわずかに外れた。
ペースを握る徳島は２３分、早いカウンターからＦＷ杉森がペナルティーエリア右手前から左足でカーブをかけたシュートを放つも、左ポストにヒット。札幌は胸を撫でおろす。
前半終盤に向け、攻めの機会が増えた札幌は４０分、左サイドへの展開から青木がグラウンダークロスを入れる。中央に走り込んだ白井が合わせられずボールがこぼれる。これを後ろのＡバカヨコが左足でシュートもクロスバー直撃。互いに決定機はあったもののスコアレスで試合を折り返す。
先に試合を動かしたい札幌は、後半スタートから木戸→田中克、続く１４分に白井→スパチョーク、Ａバカヨコ→キム・ゴンヒを投入。攻撃の選手を代え、流れを引き寄せにかかる。
札幌がボールを支配する時間帯が多くなるもまだゴールは遠い。是が非でも得点と勝ち点３が欲しい札幌は、３４分に青木→長谷川、試合終盤の４４分に西野→パク・ミンギュ投入。最後の勝負を仕掛ける。
徳島は後半４２分、札幌ＭＦ近藤の突破を体で止めた徳島ＤＦ青木がレッドカードの一発退場。数的有利となった札幌は押せ押せの展開に。
すると、劇的なシーンは試合終了間際のアディショナルタイム５分に訪れた。交代で入っていた長谷川が左サイドからカットインし右足でクロスを入れる。これをペナルティーエリア中央に攻め込んでいた家泉が競り合いに勝ちヘディングで決勝ゴール。自身今季２点目となる渾身の一撃で待望のホーム初勝利をつかんだ。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第９節水戸ホーリーホック戦は、４月１２日午後２時からアウエーのケーズデンキスタジアム水戸で行われる。
上：上段写真／前半３分、札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ（左）が徳島ＧＫ田中に安易なビルドアップはさせじと猛烈に襲いかかる、結果左の徳島ＤＦ青木に出したパスは札幌ＦＷ白井が走り込んで蹴り出しゴールキックとなる
上：下段写真／前半１２分、札幌右ＣＫからの流れで、ＭＦ近藤が（中央）が懸命にジャンプするが、徳島ＧＫ田中にパンチングでクリアーされる、結果的に近藤のオフサイドの判定
上：下段写真／前半１２分、札幌右ＣＫからの流れで、ＭＦ近藤が（中央）が懸命にジャンプするが、徳島ＧＫ田中にパンチングでクリアーされる、結果的に近藤のオフサイドの判定
上：上段写真／前半１８分、札幌ＤＦ中村に代わって先発でＣＢに起用された西野（左）が徳島ＦＷ杉森（中央）、渡（１６番）と対峙、健闘を見せた、後方札幌ＧＰ中野
上：下段写真／前半２２分、徳島ＧＫからのロングボールにＦＷ渡（１６番）と競り合う札幌ＤＦ家泉（１５番）、８８番はＭＦ馬場
上：下段写真／前半２２分、徳島ＧＫからのロングボールにＦＷ渡（１６番）と競り合う札幌ＤＦ家泉（１５番）、８８番はＭＦ馬場
上：上段写真／後半４分、札幌ＦＷ白井（中央）が徳島ＤＦ山越（右）に猛烈にプレッシャーをかける、左はＭＦ青木（１１番）
上：下段写真／後半８分、札幌ＭＦ高嶺（後方）と徳島ＦＷ杉森（１１番）がヘディングで競る
上：下段写真／後半８分、札幌ＭＦ高嶺（後方）と徳島ＦＷ杉森（１１番）がヘディングで競る
上：上段写真／後半１６分、札幌ＤＦ西野に対して途中出場していた徳島ＦＷルーカス・バルセロスの蹴りに激昂した岩政監督（中央左）がバルセロスと額を合わせて揉み合う、バルセロスが岩政監督の胸倉をつかんでいるように見える
上：下段写真／後半２０分、審判団が協議の上、札幌ＤＦ西野に対する行為で徳島ＦＷルーカス・バルセロス（９９番）にイエローカードが出された
上：下段写真／後半２０分、審判団が協議の上、札幌ＤＦ西野に対する行為で徳島ＦＷルーカス・バルセロス（９９番）にイエローカードが出された
上：上段写真／後半２５分、札幌ＭＦ近藤（中央）が徳島ＤＦ山越（１５番）、エウシーニョ（１８番）の間を縫ってゴールに迫るがクリアーされＣＫを得る
上：中段写真／後半２５分、札幌左ＣＫからの攻撃に途中出場していたＦＷキム・ゴンヒ（中央右）と徳島ＤＦ山越（１５番）がジャンプして競るがどちらも触れず、左徳島ＧＫ田中、７番はＭＦ児玉
上：下段写真／後半４２分、札幌ＭＦ近藤（左端）の右サイドの突破を止めた徳島ＤＦ青木（５番）のファールがレッドカードとなり一発退場となる
上：中段写真／後半２５分、札幌左ＣＫからの攻撃に途中出場していたＦＷキム・ゴンヒ（中央右）と徳島ＤＦ山越（１５番）がジャンプして競るがどちらも触れず、左徳島ＧＫ田中、７番はＭＦ児玉
上：下段写真／後半４２分、札幌ＭＦ近藤（左端）の右サイドの突破を止めた徳島ＤＦ青木（５番）のファールがレッドカードとなり一発退場となる
上：上段写真／後半追加タイム５分、先制ゴールを決め雄叫びを上げてベンチ方向に走り出す札幌ＤＦ家泉（左）、右笑顔のＭＦスパチョーク（７番）、中央肩を落とす途中出場していた徳島ＤＦカイケ（４番）
上：下段写真／後半追加タイム５分、先制ゴールを決めサポーター席に向けアピールする札幌ＤＦ家泉（右端）と笑顔で称える（左へ）ＭＦ原、ＦＷキム・ゴンヒ、ＭＦ木戸、山田フィジカルコーチ、ＤＦパク・ミンギュ（３番）、ＧＰ菅野
上：下段写真／後半追加タイム５分、先制ゴールを決めサポーター席に向けアピールする札幌ＤＦ家泉（右端）と笑顔で称える（左へ）ＭＦ原、ＦＷキム・ゴンヒ、ＭＦ木戸、山田フィジカルコーチ、ＤＦパク・ミンギュ（３番）、ＧＰ菅野
上：上段写真／後半追加タイム８分、徳島ＤＦ山越（１５番）、途中出場のＦＷ坪井（３０番）らの中央からの攻撃を懸命に守る札幌の選手たち、右からＭＦ田中克、ＭＦ高嶺、ＧＰ中野、ＤＦパク・ミンギュ、ＭＦ長谷川（１６番）
上：下段写真／直前に途中出場で先制点をアシストするという大仕事をした札幌ＭＦ長谷川が後半追加タイム８分、左サイドでボールをキープし時間を稼ぐ、後方から徳島増田監督の鋭い視線が…
上：下段写真／直前に途中出場で先制点をアシストするという大仕事をした札幌ＭＦ長谷川が後半追加タイム８分、左サイドでボールをキープし時間を稼ぐ、後方から徳島増田監督の鋭い視線が…
上：上段写真／今季ホームでの初勝利に喜ぶ札幌の選手たち、左から決勝ゴールを決めた家泉と抱き合うＭＦ馬場（８８番）、ＤＦパク・ミンギュ、その後方に高尾、ＧＰ中野、キャプテンＭＦ高嶺（６番）、決勝点をアシストしたＭＦ長谷川（１６番）、ＦＷキム・ゴンヒ、ＭＦ田中克、足がつったＭＦ近藤はまだひざをついたまま
上：中段写真／今季ホーム初勝利にあいさつに来た選手たちを喜び称える札幌のゴール裏サポーターたち
上：下段写真／今季ホーム初勝利にあいさつに来た選手たちは笑顔の中にも、何か安堵の表情、右からＧＰ菅野（１番）、その後方ＭＦ荒野、長谷川（１６番）、高嶺（６番）、ＭＦ青木、ＤＦ高尾（２番）、中村、ＭＦ馬場、ＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、決勝点を決めたＤＦ家泉（１５番）ら
上：中段写真／今季ホーム初勝利にあいさつに来た選手たちを喜び称える札幌のゴール裏サポーターたち
上：下段写真／今季ホーム初勝利にあいさつに来た選手たちは笑顔の中にも、何か安堵の表情、右からＧＰ菅野（１番）、その後方ＭＦ荒野、長谷川（１６番）、高嶺（６番）、ＭＦ青木、ＤＦ高尾（２番）、中村、ＭＦ馬場、ＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、決勝点を決めたＤＦ家泉（１５番）ら
上：左側写真／１−０で勝利した試合終了の瞬間、札幌岩政監督（右）はスタッフと一緒に歓喜
上：右側写真／前半６分、試合が中断した合間にＭＦ杉本（１０番）に指示を出す徳島の増田功作監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「率直に３試合目でホーム初勝利となってしまったということをサポーターに申し訳なく思っています。とはいえ勝てたということで、サポーターの皆さんと次の試合を描けるような試合ができたと思っています。０−０で推移した中で狙ったことはほとんど出ていたし、ビルドアップのところだけ芝が良くないので、選手たちの判断で回避したところはありました。もう少し後ろからつなぎたかったですが、この状況だと難しいだろうと思いました。それ以外のところは練習でやったことを選手たちが出せましたし、素晴らしい内容だったと思います」
■徳島ヴォルティスの増田功作監督のコメント（一部抜粋）
「後半はちょっと自分たちの狙いを持って、立ち位置と相手のロングフィードやサイドからの進入に制限を掛けたりということができた時間帯があった中で、決め切れなかったり、自分たちが１本良いクロスを上げましたが、そういうところを決め切らないと。札幌は力があるので、そういった意味では勝点３を失ったというよりはしっかりと負けたという印象です」
上：右側写真／前半６分、試合が中断した合間にＭＦ杉本（１０番）に指示を出す徳島の増田功作監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「率直に３試合目でホーム初勝利となってしまったということをサポーターに申し訳なく思っています。とはいえ勝てたということで、サポーターの皆さんと次の試合を描けるような試合ができたと思っています。０−０で推移した中で狙ったことはほとんど出ていたし、ビルドアップのところだけ芝が良くないので、選手たちの判断で回避したところはありました。もう少し後ろからつなぎたかったですが、この状況だと難しいだろうと思いました。それ以外のところは練習でやったことを選手たちが出せましたし、素晴らしい内容だったと思います」
■徳島ヴォルティスの増田功作監督のコメント（一部抜粋）
「後半はちょっと自分たちの狙いを持って、立ち位置と相手のロングフィードやサイドからの進入に制限を掛けたりということができた時間帯があった中で、決め切れなかったり、自分たちが１本良いクロスを上げましたが、そういうところを決め切らないと。札幌は力があるので、そういった意味では勝点３を失ったというよりはしっかりと負けたという印象です」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
