北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ２第４節（３月９日）ホームで千葉相手に１−３で敗れる
25･03･11
上写真／ホーム開幕戦の先発はこれまで３戦とは、またちょっと変わった。前列左からＭＦ田中宏、近藤、ＦＷスパチョーク、出間（９９番）、ＭＦ高嶺、後列左からＧＰ菅野（１番）、ＤＦ�眸�、中村、家泉、ＭＦ馬場、ＦＷアマドゥ・バカヨコ。守備崩壊に伴いＣＢに家泉を起用、ＦＷはバカヨコを真ん中に、右に初先発の若手ＦＷ出間、左にスパチョークという布陣になった
（写真は３月９日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
３月９日、ホームの大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第４節、北海道コンサドーレ札幌対ジェフユナイテッド千葉の試合は、札幌ＭＦスパチョークのチーム初ゴールもあったが１−３のスコアで敗戦。開幕から厳しい４連敗となった。
選手もサポーターも待ちに待ったホーム開幕戦。当日のプレミストドームには２２，２９２人の観衆がつめかけた。
札幌の先発は、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ�眸�瑠、家泉怜依、中村桐耶。ＭＦ近藤友喜、馬場晴也、高嶺朋樹、田中宏武。ＦＷ出間思努、アマドゥ・バカヨコ、スパチョーク。控えは、ＧＰ中野小次郎、ＤＦ西野奨太、ＭＦ宮澤裕樹、長谷川竜也、荒野拓馬、木戸柊摩、原康介。ＦＷキム・ゴンヒ、中島大嘉。
千葉の先発は、ＧＫ鈴木椋大、ＤＦ�盒彊轌陝�鳥海晃司、鈴木大輔、日高大、ＭＦ田口泰士、横山暁之、田中和樹、椿直起。ＦＷ石川大地、林誠道。控えはＧＫホセ・スアレス、ＤＦ河野貴志、松田陸、ＭＦ安井拓也、岩井琢朗、吉田源太郎、品田愛斗、ＦＷカルリーニョス・ジュニオ、呉屋大翔。
試合は１３時８分、札幌ボールでキックオフ。札幌はホームの大声援を受け、積極的なプレーで試合に入りたいところ。対する千葉はここまで３連勝と勢いに乗っており、開始早々の前半２分に左コーナーキックからＭＦ田中がドンピシャのヘディングシュート。これは札幌ＧＰ菅野がゴールラインぎりぎりでファインセーブ。いきなり危険なシーンを作り出す。
直後の４分、札幌にアクシデント。千葉のロングボールが裏に抜け、ＧＰ菅野が飛び出し千葉選手と交錯。脳しんとうの症状で急きょＧＰ中野と交代となった。
すると動揺もあったのか１１分、千葉に先制を許す。札幌のロングボールを自軍深くで回収した千葉がカウンター発動。引いてパスを受けたＦＷ林が、裏に抜け出した田中に絶妙なスルーパス。田中はペナルティーエリア手前からＧＰ中野との１対１を制し、右足インサイドでゴール右端に流し込んだ。
同点を狙う札幌はここからボールの支配率を高め、ＦＷスパチョーク、ＭＦ田中宏を起点に攻め込むが、次の得点はまたも千葉。３２分、中央右サイドからの縦パスで一気に崩し、田中がペナルティーエリア内右に進入。札幌ＧＰ中野の出鼻に中央のＭＦ椿に丁寧な横パス。一瞬フリーとなった椿が左足でゴールに押し込んだ。
２点ビハインドとなり攻めるしかない札幌は、ついに今季初ゴールが生まれる。３８分、左サイドから田中宏が右足でクロスを供給。一度は千葉ＤＦにクリアーされるも、ペナルティーエリア内にこぼれたボールをスパチョークが右足ダイレクトでゴールに突き刺した。ドームの雰囲気を変える一発で試合を１−２で折り返す。
後半に入り１点差を追う札幌は、引いて守る千葉を圧倒する攻めの姿勢を見せる。特に左サイドの田中宏のドリブルやクロスが目立ち、相手ゴールに迫る。札幌が一方的に押し込んではいるが千葉も慌てずに対抗。むしろ札幌にボールを持たせておいての千葉の集中した守備力が際立つ。
札幌が試合終盤まで追いつけないでいると、アディショナルタイム２分、千葉がＤＦラインからロングボールを蹴る。ボールは札幌ＤＦの裏を抜け、ＧＰ中野が飛び出しヘディングのクリアー。これを交代で入っていた千葉の呉屋にかっさらわれ、独走で無人のゴールに３点目で勝負あり。結局、札幌は１−３で敗戦。ホームでも勝てず、いまだ勝ち点０のままとなっている。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第５節ブラウブリッツ秋田戦は、３月１５日午後１時からアウエーのソユースタジアムで行われる。
（写真は３月９日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
３月９日、ホームの大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第４節、北海道コンサドーレ札幌対ジェフユナイテッド千葉の試合は、札幌ＭＦスパチョークのチーム初ゴールもあったが１−３のスコアで敗戦。開幕から厳しい４連敗となった。
選手もサポーターも待ちに待ったホーム開幕戦。当日のプレミストドームには２２，２９２人の観衆がつめかけた。
札幌の先発は、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ�眸�瑠、家泉怜依、中村桐耶。ＭＦ近藤友喜、馬場晴也、高嶺朋樹、田中宏武。ＦＷ出間思努、アマドゥ・バカヨコ、スパチョーク。控えは、ＧＰ中野小次郎、ＤＦ西野奨太、ＭＦ宮澤裕樹、長谷川竜也、荒野拓馬、木戸柊摩、原康介。ＦＷキム・ゴンヒ、中島大嘉。
千葉の先発は、ＧＫ鈴木椋大、ＤＦ�盒彊轌陝�鳥海晃司、鈴木大輔、日高大、ＭＦ田口泰士、横山暁之、田中和樹、椿直起。ＦＷ石川大地、林誠道。控えはＧＫホセ・スアレス、ＤＦ河野貴志、松田陸、ＭＦ安井拓也、岩井琢朗、吉田源太郎、品田愛斗、ＦＷカルリーニョス・ジュニオ、呉屋大翔。
試合は１３時８分、札幌ボールでキックオフ。札幌はホームの大声援を受け、積極的なプレーで試合に入りたいところ。対する千葉はここまで３連勝と勢いに乗っており、開始早々の前半２分に左コーナーキックからＭＦ田中がドンピシャのヘディングシュート。これは札幌ＧＰ菅野がゴールラインぎりぎりでファインセーブ。いきなり危険なシーンを作り出す。
直後の４分、札幌にアクシデント。千葉のロングボールが裏に抜け、ＧＰ菅野が飛び出し千葉選手と交錯。脳しんとうの症状で急きょＧＰ中野と交代となった。
すると動揺もあったのか１１分、千葉に先制を許す。札幌のロングボールを自軍深くで回収した千葉がカウンター発動。引いてパスを受けたＦＷ林が、裏に抜け出した田中に絶妙なスルーパス。田中はペナルティーエリア手前からＧＰ中野との１対１を制し、右足インサイドでゴール右端に流し込んだ。
同点を狙う札幌はここからボールの支配率を高め、ＦＷスパチョーク、ＭＦ田中宏を起点に攻め込むが、次の得点はまたも千葉。３２分、中央右サイドからの縦パスで一気に崩し、田中がペナルティーエリア内右に進入。札幌ＧＰ中野の出鼻に中央のＭＦ椿に丁寧な横パス。一瞬フリーとなった椿が左足でゴールに押し込んだ。
２点ビハインドとなり攻めるしかない札幌は、ついに今季初ゴールが生まれる。３８分、左サイドから田中宏が右足でクロスを供給。一度は千葉ＤＦにクリアーされるも、ペナルティーエリア内にこぼれたボールをスパチョークが右足ダイレクトでゴールに突き刺した。ドームの雰囲気を変える一発で試合を１−２で折り返す。
後半に入り１点差を追う札幌は、引いて守る千葉を圧倒する攻めの姿勢を見せる。特に左サイドの田中宏のドリブルやクロスが目立ち、相手ゴールに迫る。札幌が一方的に押し込んではいるが千葉も慌てずに対抗。むしろ札幌にボールを持たせておいての千葉の集中した守備力が際立つ。
札幌が試合終盤まで追いつけないでいると、アディショナルタイム２分、千葉がＤＦラインからロングボールを蹴る。ボールは札幌ＤＦの裏を抜け、ＧＰ中野が飛び出しヘディングのクリアー。これを交代で入っていた千葉の呉屋にかっさらわれ、独走で無人のゴールに３点目で勝負あり。結局、札幌は１−３で敗戦。ホームでも勝てず、いまだ勝ち点０のままとなっている。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第５節ブラウブリッツ秋田戦は、３月１５日午後１時からアウエーのソユースタジアムで行われる。
上：上段写真／前半４分、札幌ＧＰ菅野（中央下）が千葉ＦＷ林（１７番）と激突、右札幌ＤＦ家泉（１５番）、左高尾（２番）
上：中段写真／前半４分、激突して起き上がれない札幌ＧＰ菅野（中央下）にＤＦ家泉が治療を要請、主審は時間を止める、心配そうなＭＦ高嶺（６番）とＤＦ中村
上：下段写真／前半８分，脳しんとうの疑いでタンカで退場を余儀なくされた札幌ＧＰ菅野に代わって、中野（右）が準備、ＭＦ荒野（２番のビブス）に激励される
上：中段写真／前半４分、激突して起き上がれない札幌ＧＰ菅野（中央下）にＤＦ家泉が治療を要請、主審は時間を止める、心配そうなＭＦ高嶺（６番）とＤＦ中村
上：下段写真／前半８分，脳しんとうの疑いでタンカで退場を余儀なくされた札幌ＧＰ菅野に代わって、中野（右）が準備、ＭＦ荒野（２番のビブス）に激励される
上：上段写真／前半１１分、千葉ＦＷ林（１７番）の自陣からのスルーパスを受けたＭＦ田中（７番）がドリブルで持ち込んでゴールに流し込んで先制点を決める、その右札幌ＧＰ中野、右端ＤＦ中村（４番）、その左ＭＦ田中宏（３０番）
上：下段写真／前半１１分、先制点を決め右手を高く上げる千葉ＭＦ田中（左端）と選手たち、左端手前、気を引き締めるように靴の紐を結び直す札幌ＭＦ近藤
上：下段写真／前半１１分、先制点を決め右手を高く上げる千葉ＭＦ田中（左端）と選手たち、左端手前、気を引き締めるように靴の紐を結び直す札幌ＭＦ近藤
上：上段写真／前半１３分、札幌ＭＦ馬場（後方倒れている）と千葉ＭＦ横山が奪い合ってこぼれたボールを拾った札幌ＦＷ出間が前線にドリブルで猛ダッシュ、その後方千葉ＦＷ林、出間は３トップの右ＦＷでリーグ戦初先発、そのスピードをアピールしていた
上：下段写真／前半２２分、札幌左ＣＫからの攻撃でＤＦ�眸�（中央左）がヘッドで落とすがゴールポスト右にわずかに外れる、右から４人目千葉ＧＫ鈴木椋大、その右後ろは札幌ＭＦ近藤、左端ＦＷアマドゥ・バカヨコ
上：下段写真／前半２２分、札幌左ＣＫからの攻撃でＤＦ�眸�（中央左）がヘッドで落とすがゴールポスト右にわずかに外れる、右から４人目千葉ＧＫ鈴木椋大、その右後ろは札幌ＭＦ近藤、左端ＦＷアマドゥ・バカヨコ
上：上段左側写真／前半３２分、千葉ＭＦ田中が右サイドを駆けあがり札幌ＤＦ中村を振り切りクロスを入れる、中央の椿が倒れ込みながら追加点を奪う、スライディングしているのは札幌ＤＦ家泉、手前ＭＦ近藤（３３番）、椿は２試合連続ゴール
上：上段右側写真／前半３２分、２点目を決めた千葉ＭＦ椿（左１４番）が、先制点を決めこのゴールをアシストした田中（中央）と満面の笑み
上：下段写真／前半３２分、千葉に追加点を決められガックリの札幌の選手たち、左からＤＦ家泉（１５番）、中村（４番）、ＭＦ田中宏（３０番）、ＧＰ中野、ＦＷ出間（９９番）、ＭＦ近藤
上：上段右側写真／前半３２分、２点目を決めた千葉ＭＦ椿（左１４番）が、先制点を決めこのゴールをアシストした田中（中央）と満面の笑み
上：下段写真／前半３２分、千葉に追加点を決められガックリの札幌の選手たち、左からＤＦ家泉（１５番）、中村（４番）、ＭＦ田中宏（３０番）、ＧＰ中野、ＦＷ出間（９９番）、ＭＦ近藤
上：上段写真／前半３８分、ゴールを決めた札幌ＦＷスパチョーク（左端）、その右ＤＦ中村、右端ＦＷ出間（９９番）、中央ＭＦ近藤（３３番）、中央奥倒れているのは千葉ＭＦ田口
上：下段写真／前半３８分、今季チーム初ゴールを決めた札幌ＦＷスパチョーク（７番）をハイタッチで祝福するキャプテンＭＦ高嶺（６番）、左ＦＷ出間（９９番）
上：下段写真／前半３８分、今季チーム初ゴールを決めた札幌ＦＷスパチョーク（７番）をハイタッチで祝福するキャプテンＭＦ高嶺（６番）、左ＦＷ出間（９９番）
上：上段写真／前半４５分、左ＷＢで先発した札幌ＭＦ田中宏（右）が千葉ＭＦ田中（７番）と激しくマッチアップ、スタンドから熱い視線が送られる
上：下段写真／前半追加タイム５分、札幌ＦＷスパチョーク（左）がシュートを放つが千葉ＭＦ田口にクリアーされる
上：下段写真／前半追加タイム５分、札幌ＦＷスパチョーク（左）がシュートを放つが千葉ＭＦ田口にクリアーされる
上：上段写真／前半追加タイム７分、札幌ＭＦ近藤（中央手前）が右サイドを駆けあがり千葉のゴールに迫る、その右ＦＷアマドゥ・バカヨコ、右端千葉ＤＦ鈴木大輔（１３番）、左端ＤＦ日高（６７番）、その右ＭＦ田口（４番）
上：中段写真／後半９分、札幌左ＣＫからＤＦ家泉（１５番）、中村（４番）左端手前ＭＦ近藤らが攻めるがクリアーされチャンスをものにできず、中村の後方千葉ＤＦ鈴木（大）、右手前札幌ＭＦ馬場（８８番）、
上：下段写真／後半３３分、札幌左ＣＫからの攻撃で途中出場していた札幌ＦＷキム・ゴンヒ（右上）がジャンプするが、千葉ＤＦ鈴木大輔にクリアーされる、その左札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）
上：中段写真／後半９分、札幌左ＣＫからＤＦ家泉（１５番）、中村（４番）左端手前ＭＦ近藤らが攻めるがクリアーされチャンスをものにできず、中村の後方千葉ＤＦ鈴木（大）、右手前札幌ＭＦ馬場（８８番）、
上：下段写真／後半３３分、札幌左ＣＫからの攻撃で途中出場していた札幌ＦＷキム・ゴンヒ（右上）がジャンプするが、千葉ＤＦ鈴木大輔にクリアーされる、その左札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）
上：１枚目写真／後半追加タイム２分、千葉ＤＦ高橋の自陣深い所からのロングパスに札幌ＧＰ中野（２１番）が途中出場していた千葉ＦＷ呉屋との競り合いでクリアーミス、難なく３点目を献上してぼうぜんと立ち尽くす、千葉の選手はゴール方向に走り出す、手前途中出場していた札幌ＦＷ中島（４５番）
上：２枚目写真／後半追加タイム2分、千葉ＦＷ呉屋が３点目を決めた後、フェンスを飛び越えて落下、心配そうに覗き込む千葉の選手たち、でも勝利を確信し笑顔も…かつて、現横浜ＦＭのＦＷアンデルソン・ロペスもＪ１時代の２０１９年３月９日にゴール後、フェンスを飛び越え落下している
上：３枚目写真／４連勝に沸く千葉サポーターの目前でガックリ引き上げる４連敗の札幌の選手たち
上：４枚目写真／１−３で敗れ意気消沈の札幌の選手たち、左からＭＦ荒野、キャプテン高嶺（６番）、ＤＦ�眸�（２番）、ＭＦ長谷川（１６番）、宮澤（１０番）、その後方ＦＷキム・ゴンヒ、中島、ＤＦ中村、ＧＰ中野（２１番）
上：２枚目写真／後半追加タイム2分、千葉ＦＷ呉屋が３点目を決めた後、フェンスを飛び越えて落下、心配そうに覗き込む千葉の選手たち、でも勝利を確信し笑顔も…かつて、現横浜ＦＭのＦＷアンデルソン・ロペスもＪ１時代の２０１９年３月９日にゴール後、フェンスを飛び越え落下している
上：３枚目写真／４連勝に沸く千葉サポーターの目前でガックリ引き上げる４連敗の札幌の選手たち
上：４枚目写真／１−３で敗れ意気消沈の札幌の選手たち、左からＭＦ荒野、キャプテン高嶺（６番）、ＤＦ�眸�（２番）、ＭＦ長谷川（１６番）、宮澤（１０番）、その後方ＦＷキム・ゴンヒ、中島、ＤＦ中村、ＧＰ中野（２１番）
上：左側写真／前半５分、マイボールをＭＦ近藤（３３番）、馬場（８８番）と一緒にアピールする札幌の岩政大樹監督
上：右側写真／前半２９分、選手の負傷で試合が中断した折、キャプテンマークのＤＦ鈴木大輔に入念に指示を出す千葉の小林慶行監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「初めてコンサドーレの監督としてこのスタジアムで指揮を執るゲームとなり、２万人を超える、素晴らしい雰囲気を作ってくださったサポーターの皆さんに勝利を届けられなかったということを非常に悔しく思っていますし、申し訳なく思っています。
ゲーム自体は１節、２節、３節で進めてきたものがさらに良くなったというところが見えたと思いますが、これまでと同じように相手ボールから簡単に失点までいってしまうというところが出てしまった。４試合で１０失点ですから、それは勝てないだろうな、というところですね。自分たちの良くなっている攻撃のところを認識しながらも、失点を重ねているところも、根深い問題と表現しておりそんなに簡単ではないですが、辛抱強くやっていきたいと思います」
■ジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督のコメント（一部抜粋）
「もともと個のクオリティーも能力も高い選手がそろっているチームに対して、９０分通して粘り強く戦うことができて、勝利をもぎ取れたことは次につながると感じています」
上：右側写真／前半２９分、選手の負傷で試合が中断した折、キャプテンマークのＤＦ鈴木大輔に入念に指示を出す千葉の小林慶行監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「初めてコンサドーレの監督としてこのスタジアムで指揮を執るゲームとなり、２万人を超える、素晴らしい雰囲気を作ってくださったサポーターの皆さんに勝利を届けられなかったということを非常に悔しく思っていますし、申し訳なく思っています。
ゲーム自体は１節、２節、３節で進めてきたものがさらに良くなったというところが見えたと思いますが、これまでと同じように相手ボールから簡単に失点までいってしまうというところが出てしまった。４試合で１０失点ですから、それは勝てないだろうな、というところですね。自分たちの良くなっている攻撃のところを認識しながらも、失点を重ねているところも、根深い問題と表現しておりそんなに簡単ではないですが、辛抱強くやっていきたいと思います」
■ジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督のコメント（一部抜粋）
「もともと個のクオリティーも能力も高い選手がそろっているチームに対して、９０分通して粘り強く戦うことができて、勝利をもぎ取れたことは次につながると感じています」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
