北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ１第２７節（８月１６日）鳥栖との点の取り合いを５−３で制す
24･08･19
上写真／前列左からＭＦ青木、ＤＦパク・ミンギュ（３番）、試合前練習で負傷した浅野に代わって急遽出場のＭＦスパチョーク（１９番）、駒井、近藤、後列左からＧＫ菅野、ＦＷ鈴木、ＤＦ高尾、ＭＦ馬場、負傷癒えたＤＦ岡村、ＭＦ大��
（８月１６日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
８月１６日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ１第２７節、北海道コンサドーレ札幌対サガン鳥栖の試合は、激しい点の取り合いとなり札幌が５−３のスコアで勝利した。
前節までで７勝３分１６敗の勝ち点２４で１９位の鳥栖と、３勝７分１６敗の勝ち点１６で最下位札幌の下位直接対決に１８，０５１人が集まった。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ�眸�瑠、岡村大八、パク・ミンギュ。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、ボランチに大��玲央、馬場晴也。２シャドーにＭＦ駒井善成、スパチョーク。ワントップにＦＷ鈴木武蔵。控えは、ＧＫ児玉潤、ＤＦ中村桐耶、ＭＦ宮澤裕樹、田中克幸、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、白井陽斗、ジョルディ・サンチェス。
鳥栖の先発は、ＧＫ朴一圭、ＤＦ山��浩介、木村誠二、原田亘、ＭＦ河原創、福田晃斗、中原輝、日野翔太、楢原慶輝、ＦＷ堺屋佳介、マルセロ・ヒアン。控えは、ＧＫ岡本昌弘、ＤＦキム・テヒョン、丸橋祐介、ＭＦ久保藤次郎、西矢健人、清武弘嗣、ＦＷ富樫敬真。
１９時３４分、鳥栖ボールでキックオフされた試合は、ホーム札幌のゴールラッシュで始まる。前半１０分、ＭＦスパチョークが右足の先制ミドルを皮切りに、直後の１１分、ＭＦ駒井がダイビングヘッドで追加点。続く１６分にも駒井がペナルティエリア内に上がったボールを右足ボレーで叩き込み３−０。札幌が圧倒して試合を折り返す。
しかし後半に入るとアウエーの鳥栖もエンジンがかかる。後半１２分、鳥栖ＭＦ福田が１点を返すと、１５分には鳥栖ＦＷ堺屋が右ポスト内側に当たるシュートで追加点。３−２の１点差に追い上げ、試合はヒートアップ。
攻めの姿勢を崩さない札幌は２５分、右サイド近藤のクロスからオウンゴールが生まれ４−２。諦めない鳥栖は３２分、右からのクロスに堺屋が頭で合わせ４−３とまたも１点差に詰め寄る。
試合を最後に決めたのは、交代で入っていた札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ。４４分、近藤がドリブルから獲得したＰＫをＡバカヨコが落ち着いて加入後初ゴール。最終スコア５−３と大事な試合で勝ち点３をつかんだ。
下位同士の大一番は、良くも悪くも最後まで目が離せないミシャ監督の札幌劇場で観衆も沸いた。ここから奇跡の逆襲劇を見たい。
札幌の次戦、天皇杯ＪＦＡ第１０４回全日本サッカー選手権大会ラウンド１６ジェフユナイテッド千葉（Ｊ２）戦は、８月２１日午後７時からアウエーのフクダ電子アリーナで行われる。
（８月１６日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
８月１６日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ１第２７節、北海道コンサドーレ札幌対サガン鳥栖の試合は、激しい点の取り合いとなり札幌が５−３のスコアで勝利した。
前節までで７勝３分１６敗の勝ち点２４で１９位の鳥栖と、３勝７分１６敗の勝ち点１６で最下位札幌の下位直接対決に１８，０５１人が集まった。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ�眸�瑠、岡村大八、パク・ミンギュ。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、ボランチに大��玲央、馬場晴也。２シャドーにＭＦ駒井善成、スパチョーク。ワントップにＦＷ鈴木武蔵。控えは、ＧＫ児玉潤、ＤＦ中村桐耶、ＭＦ宮澤裕樹、田中克幸、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、白井陽斗、ジョルディ・サンチェス。
鳥栖の先発は、ＧＫ朴一圭、ＤＦ山��浩介、木村誠二、原田亘、ＭＦ河原創、福田晃斗、中原輝、日野翔太、楢原慶輝、ＦＷ堺屋佳介、マルセロ・ヒアン。控えは、ＧＫ岡本昌弘、ＤＦキム・テヒョン、丸橋祐介、ＭＦ久保藤次郎、西矢健人、清武弘嗣、ＦＷ富樫敬真。
１９時３４分、鳥栖ボールでキックオフされた試合は、ホーム札幌のゴールラッシュで始まる。前半１０分、ＭＦスパチョークが右足の先制ミドルを皮切りに、直後の１１分、ＭＦ駒井がダイビングヘッドで追加点。続く１６分にも駒井がペナルティエリア内に上がったボールを右足ボレーで叩き込み３−０。札幌が圧倒して試合を折り返す。
しかし後半に入るとアウエーの鳥栖もエンジンがかかる。後半１２分、鳥栖ＭＦ福田が１点を返すと、１５分には鳥栖ＦＷ堺屋が右ポスト内側に当たるシュートで追加点。３−２の１点差に追い上げ、試合はヒートアップ。
攻めの姿勢を崩さない札幌は２５分、右サイド近藤のクロスからオウンゴールが生まれ４−２。諦めない鳥栖は３２分、右からのクロスに堺屋が頭で合わせ４−３とまたも１点差に詰め寄る。
試合を最後に決めたのは、交代で入っていた札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ。４４分、近藤がドリブルから獲得したＰＫをＡバカヨコが落ち着いて加入後初ゴール。最終スコア５−３と大事な試合で勝ち点３をつかんだ。
下位同士の大一番は、良くも悪くも最後まで目が離せないミシャ監督の札幌劇場で観衆も沸いた。ここから奇跡の逆襲劇を見たい。
札幌の次戦、天皇杯ＪＦＡ第１０４回全日本サッカー選手権大会ラウンド１６ジェフユナイテッド千葉（Ｊ２）戦は、８月２１日午後７時からアウエーのフクダ電子アリーナで行われる。
上：上段写真／前半９分、札幌ＭＦ近藤（３３番）が右サイドを駆け上がると、鳥栖ＭＦ楢崎にクリアーされＣＫを得る
上：下段写真／前半１４分、直前にチーム２点目を決めた札幌ＭＦ駒井（左）が鳥栖ＭＦ河原を背にボールをキープし後方の近藤にパスを出す
上：下段写真／前半１４分、直前にチーム２点目を決めた札幌ＭＦ駒井（左）が鳥栖ＭＦ河原を背にボールをキープし後方の近藤にパスを出す
上：上段写真／前半１６分、チーム３点目、自身２点目を決めた札幌ＭＦ駒井（１４番）と抱き合うＤＦ高尾（２番）、右へＦＷ鈴木（７番）、先制点を決めたＭＦスパチョーク（１９番）、ＤＦパク・ミンギュが笑顔で走り寄ってくる
上：下段写真／前半１６分、チーム３点目を決めた札幌ＭＦ駒井（１４番）と先制点のスパチョークがハイタッチ、左端ＤＦ高尾（２番）
上：下段写真／前半１６分、チーム３点目を決めた札幌ＭＦ駒井（１４番）と先制点のスパチョークがハイタッチ、左端ＤＦ高尾（２番）
上：上段写真／前半２７分、札幌ＭＦ駒井がゴール前に迫るも鳥栖ＧＫ朴一圭（右）にキャッチされる、中央ＦＷ鈴木（７番）、左端鳥栖ＤＦ山崎（２番）、右奥ＤＦ原田
上：下段写真／前半３６分、札幌ＭＦスパチョーク（左）が自陣からドリブルで駆け上がり、鳥栖ＤＦ山崎（２番）をかわして遠目からシュートするも、ＧＫにキャッチされる。右札幌ＭＦ駒井（１４番）、この試合スパチョークと駒井で既に３点を入れている
上：下段写真／前半３６分、札幌ＭＦスパチョーク（左）が自陣からドリブルで駆け上がり、鳥栖ＤＦ山崎（２番）をかわして遠目からシュートするも、ＧＫにキャッチされる。右札幌ＭＦ駒井（１４番）、この試合スパチョークと駒井で既に３点を入れている
上：上段写真／前半４３分、札幌右サイドからのＭＦ青木のＦＫの攻撃でＤＦ岡村（中央左）がヘッドでシュートするがゴール上にはずれる、その右鳥栖ＭＦ福田
上：下段写真／後半１８分、札幌ＭＦ近藤（左）が右サイドを駆け上がりシュートするが、鳥栖ＤＦにクリアーされＣＫとなる。鳥栖ＧＫ朴一圭（中央）、ＤＦ木村（３番）
上：下段写真／後半１８分、札幌ＭＦ近藤（左）が右サイドを駆け上がりシュートするが、鳥栖ＤＦにクリアーされＣＫとなる。鳥栖ＧＫ朴一圭（中央）、ＤＦ木村（３番）
上写真／後半２５分、札幌右サイドのＭＦ近藤のクロスは青木のゴールかと思われたが鳥栖ＤＦ原田（ピッチに大の字）のオウンゴールとなり追加点、ガッツポーズのＦＷ鈴木（７番）とその右ＭＦ駒井、原田に走り寄るＧＫ朴一圭（左端）、右端ＭＦ楢原（２７番）
上写真／後半４４分、ＰＫでダメ押しゴールを決めた札幌ＦＷアマドゥ・バカヨコ（左）に抱き着いて祝福するＭＦ青木（中）と宮澤（右）、手で顔を覆うバカヨコの目が光る
上写真／後半追加タイム１分、途中出場したばかりの新戦力ＦＷジョルディ・サンチェス（中央）と白井がＭＦ宮澤が奪ったボールを受け駆け上がる、右奥鳥栖ＤＦ山崎（２番）
上：上段写真／後半苦しみながらも勝利した札幌の選手をたたえるサポーターたち
上：下段写真／札幌サポーターの大声援に笑顔を見せるＰＫながら初出場、初ゴールしたＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）、復帰し即先制点を決めたＭＦスパチョーク（１９番）、近藤、田中克（３７番）、ＦＷジョルディ・サンチェス（９番）、白井（７１番）
上：下段写真／札幌サポーターの大声援に笑顔を見せるＰＫながら初出場、初ゴールしたＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）、復帰し即先制点を決めたＭＦスパチョーク（１９番）、近藤、田中克（３７番）、ＦＷジョルディ・サンチェス（９番）、白井（７１番）
上：左側写真／前半２６分、選手に指示を出す札幌のペトロビッチ監督
上：右側写真／前半２１分、選手に指示を出す鳥栖の木谷公亮監督
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「非常に難しい試合になると思っていて、予想どおりとなった。前半は素晴らしい戦いが出来たが、後半は比較的早い時間帯に２点を返されて難しくなってしまった。最終的には我々が望む結果を得られたが、３−０のスコアからああいう状況になるというのは手放しで喜ぶことはできない。厳しい状況になるとは予想していたが、思った以上に厳しい状況になった。
（中略）失点について言えば、自陣で人数が足りていたところでやられていた。ボールに対してプレーしなければいけないのに、やられてしまった。体力が足りていないということだと思う。ラインを上げていれば防げていたかもしれないし、オフサイドに出来たかもしれない。そういったことを苦しい時間帯にもやっていかなければいけない。この試合に勝ったことで生き延びたが、残留というものに向かって進んでいく」
■サガン鳥栖の木谷公亮監督のコメント（一部抜粋）
「もう少し安定して９０分を戦いたかったですけど、前半に０−３になって、少し自分たちの戦い方を変えなければいけない状況になりました。そういう意味ではバタバタしてしまったかなと思います」
上：右側写真／前半２１分、選手に指示を出す鳥栖の木谷公亮監督
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「非常に難しい試合になると思っていて、予想どおりとなった。前半は素晴らしい戦いが出来たが、後半は比較的早い時間帯に２点を返されて難しくなってしまった。最終的には我々が望む結果を得られたが、３−０のスコアからああいう状況になるというのは手放しで喜ぶことはできない。厳しい状況になるとは予想していたが、思った以上に厳しい状況になった。
（中略）失点について言えば、自陣で人数が足りていたところでやられていた。ボールに対してプレーしなければいけないのに、やられてしまった。体力が足りていないということだと思う。ラインを上げていれば防げていたかもしれないし、オフサイドに出来たかもしれない。そういったことを苦しい時間帯にもやっていかなければいけない。この試合に勝ったことで生き延びたが、残留というものに向かって進んでいく」
■サガン鳥栖の木谷公亮監督のコメント（一部抜粋）
「もう少し安定して９０分を戦いたかったですけど、前半に０−３になって、少し自分たちの戦い方を変えなければいけない状況になりました。そういう意味ではバタバタしてしまったかなと思います」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
