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J1第22節(7月6日)2位の鹿島に強さ見せられ札幌は8連敗

24・07・07
 7月6日、県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田J1第22節、北海道コンサドーレ札幌対鹿島アントラーズの試合は、後半に2失点した札幌が0−2の完封負けとなった。

 この日の天候は雨で気温26.8度、湿度90%の中、2位鹿島対20位札幌の対照的な戦いに16,461人が駆けつけた。

 札幌の先発は、GK菅野孝憲、DF眸瑠、岡村大八、中村桐耶。MFは右に田中宏武、左に原康介、ボランチに大玲央と馬場晴也。2シャドーにMF駒井善成とFW小林祐希、ワントップにFW鈴木武蔵。控えは、GK中野小次郎、DF岡田大和、西野奨太、MF青木亮太、田中克幸、FW大森真吾、出間思努。

 鹿島の先発は、GK早川友基、DF濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝。MF柴崎岳、知念慶、樋口雄太、名古新太郎。FW師岡柊生、鈴木優磨。控えは、GK山田大樹、DF須貝英大、MF藤井智也、仲間隼斗、ギリェルメ・パレジ、土居聖真、FWチャヴリッチ。

 試合は18時3分、札幌ボールでキックオフ。その流れでいきなりチャンス。前半1分、札幌が最初のロングボールをDF中村が蹴り込むと、ペナルティーエリア内でFW小林と鹿島GK早川が交錯。直前に小林がボールを触っており、倒れ込む両者を横にボールは鹿島ゴールに入る。

 札幌が幸先良く先制かと思われたがVAR判定となり、小林のハンドのファールを取られゴールは取り消しとなった。

 前半15分まで、鹿島はFW鈴木のポストプレーや幅の広い攻撃で札幌陣内に攻め込む。札幌もGK菅野とDFラインのパス交換、ボランチに入った大を起点にボールの保持率は高くなるが、シュートチャンスまでには至らない。
 
 札幌は33分、足の張りが出た小林に代えてFW大森を投入。相手陣内に入る機会が増えた札幌のビッグチャンスは45分。左サイドを突破した中村のクロスを鹿島GK早川が前にはじき、ボールは札幌FW鈴木の目の前。ゴールエリア手前でフリーの鈴木は左足ワンタッチシュートを放つ。ボールはGKの脇をすり抜けるも、ゴールライン手前で鹿島DF植田にクリアーされた。

 前半、札幌もチャンスはあったがスコアレスで試合を折り返す。

 後半のスタートから鹿島は樋口に代えFWチャヴリッチを入れ、攻撃の姿勢を強める。一進一退の展開で進んでいた後半16分、ホームの鹿島が先制に成功する。

 鹿島が落ち着いたパス回しから左に広げ、ペナルティーエリア手前の鈴木に鋭いパスが入る。鈴木は短いスルーパスを通すと、エリア内中央でターンしたFW師岡が右足でゴールに蹴り込んだ。

 鹿島は直後の17分、その師岡に代えてMF藤井を投入。打つ手が早い。札幌は20分原→MF青木、大崎→MF田中克の2枚替えで同点を狙う。

 しかし、ホームの鹿島が試合を決める追加点を奪う。21分、今度は右に開いていた鹿島の鈴木がペナルティーエリア内のファーサイドへ大きなアーリークロス。これに走り込んだMF藤井が左足ワンタッチボレーでうまくゴールに流し込んだ。

 2点リードの鹿島は37分に2アシストの鈴木からMFギリェルメ・パレジに代える。44分にも濃野→DF須貝、名古→MF土居の2枚替えで万全の逃げ切り体制で試合を閉める。

 結局2位鹿島の強さを見せつけられた札幌が0−2のスコアで敗戦。先の見えないリーグ戦8連敗となった。

 札幌の次戦、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会第3回戦の相手はJ2モンテディオ山形。7月10日午後7時からアウエーのNDソフトスタジアム山形で行われる。


■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
 「今日のゲームに出場していた選手たち、我々は非常に厳しいチーム状況の中、最後まであきらめずによく戦ってくれたと思います。今日の試合で違いがあったとすれば、(相手の)鈴木優磨選手に違いをつけられたゲームだったと思います。我々も多くのチャンスを作りましたが、その中で違いを見せたのは鈴木優磨選手でした。今チームが9人ケガしている状況の中で、昨季から数えると5人のレギュラーが移籍しています。非常にチーム状況が苦しい中、今日出場した選手たちは素晴らしい戦いをJ1の舞台で見せてくれたと思います。鹿島相手にこのメンバーでこれだけ戦える姿勢を見せてくれたと思います。出場してくれた選手を決して非難することはできないと思います。みんなよく戦ってくれたと思います」


■鹿島アントラーズのランコポポビッチ監督のコメント(一部抜粋)
 「今日、もちろん勝ち切れたことは大事だと思います。ただ、今日の試合でも課題だったり修正点はありますので、そこをしっかり修正して次の試合につなげていく。そこだけを考えていきたいと思います」

編集部