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J1第19節(6月23日)ホームで横浜FMに0−1の完封負け

24・06・25
 上写真/前列左からMF菅、近藤、長谷川、駒井(14番)、小林、後列左からGK菅野(1番)、FW鈴木、DF高尾、中村(6番)、岡村、MF馬場。長谷川がリーグ戦17戦ぶりに先発に起用され、荒野の欠場で駒井がキャプテンマークを巻いた

 (写真は6月23日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 6月23日、札幌ドームで行われた明治安田J1第19節、北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノスの試合は、後半にPKを決められた札幌が0−1の敗戦となった。

 前節、19位京都との対決を落としていた20位の札幌。ホーム戦で何とか浮上のきっかけをつかみたい横浜FMとの一戦に26,677人がつめかけた。

 札幌の先発は、GK菅野孝憲、DF眸瑠、岡村大八、中村桐耶。MFはワイドの右に近藤友喜、左に菅大輝、ボランチに馬場晴也、駒井善成。2シャドーにMF小林祐希、長谷川竜也。ワントップにFW鈴木武蔵。控えは、GK児玉潤、DF家泉怜依、西野奨太、MF田中宏武、原康介、田中克幸、FW大森真吾。

 横浜FMの先発は、GKポープ・ウィリアム、DF松原健、上島拓巳、エドゥアルド、渡邊泰基。MF渡辺皓太、喜田拓也、天野純。FWヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮。控えは、GK飯倉大樹、DF加藤蓮、加藤聖、MF山根陸、FW植中朝日、井上健太、エウベル。

 試合は14時3分、横浜FMボールでキックオフ。スタートから札幌は勢い良く相手選手を追いかけまわしボールを奪取するなど、入りは悪くないように見える。横浜FMもGKからしっかりつなぐ展開で、がっぷりと組み合いそうな予感。

 序盤札幌の惜しいチャンスは8分、左サイドMF菅の大きな展開からペナルティーエリア手前でFW鈴木が競り、ボールが落ちたところをMF近藤がボレーシュート。ボールはゴールバー上に向かい、横浜FM・GKポープが触ってコーナーに逃げた。

 前半、札幌の前線からのプレスが効き、相手陣内で戦う時間帯も多く、ポゼッションは五分。シュート数は札幌6本、横浜FM8本と一進一退の中、スコアレスで試合を折り返す。

 後半スタートの交代は無し。先制点の欲しい札幌は積極的な姿勢で相手ゴールに迫る。後半5分、右サイドのスローインからつないだボールを最後はMF長谷川がドリブルからシュートも左に外れる。

 連続して6分、右サイドの近藤からのクロスに鈴木が頭で触り、ペナルティーエリア内から菅が左足ボレーも、横浜FM・GKポープの正面。どちらかのチャンスは仕留めたかった。

 12分、横浜FMは天野→植中、宮市→井上の2枚替えで流れをつかみにかかる。すると15分、横浜FM・FWヤン・マテウスがクロスを入れた時にペナルティーエリア内でハンドがあったとVAR判定。結局札幌MF駒井のブロックがハンドを取られた。18分、このPKを元札幌のAロペスが冷静に沈めた。

 リードした横浜FMは27分、ヤン・マテウス→エウベル、渡邊泰→加藤聖の2枚替え。札幌の交代はまだか。

 31分、札幌は高尾からDF家泉投入。攻撃的な選手の交代は39分、長谷川→MF田中克、菅→MF原。1点を取りに行きたいが少し遅かった。逃げ切りを図る横浜FMは42分、Aロペスから山根に代える。

 アディショナルタイムは8分あったが、そのまま1点リードを守った横浜FMが勝利。PKに泣いた札幌はリーグ戦5連敗となり厳しい状況が続く。

 札幌の次戦、明治安田J1第20節FC東京戦は、6月26日午後7時からアウエーの味の素スタジアムで行われる。


 上:上段写真/前半1分、札幌DF高尾のパスを受け、更に前進するMF小林(左から2人目)とボールを奪い返そうとダッシュする横浜FMのFW宮市(その右)、左端アンデルソン・ロペス

 上:下段写真/前半8分、横浜FM右CKからの攻撃でこぼれ球をクリアする札幌MF駒井、左端GK菅野、熱烈札幌サポーターがスタンドから後押し


 上:上段写真/前半25分、横浜FM陣内からのロングボールをヘッドで競る札幌DF高尾(2番)と横浜FMのFW宮市(23番)

 上:下段写真/前半26分、札幌左サイドMF長谷川のパスを受けたFW鈴木(7番)がゴール前にクロスを入れるが通らず、右横浜FMのDFエドゥアルド(5番)


 上:上段写真/前半39分、ボールをキープする札幌MF駒井(中央左)に猛然とチャージする横浜FMキャプテンMF喜田、右端MF天野(20番)、左端札幌DF高尾(2番)

 上:上段写真/前半追加タイム4分、ボールを保持する横浜FMのFW宮市に身体を入れてボールを奪いに行った札幌MF馬場(左から2人目)だがファールを取られる、左端DF高尾(2番)、右手前横浜FMのDF渡邊(39番)


 上:左側写真/後半6分、札幌右スローインの流れからMF長谷川がシュートするが左にはずれ天を仰いで悔しがる

 上:右側上段写真/後半10分、札幌右サイドのMF馬場からのクロスにFW鈴木(7番)とMF長谷川(右)が合わせようとするが、横浜FMのDF松原(左)の頭に当たり左サイドのタッチラインを割り札幌ボールとなる

 上:右側下段写真/後半14分、札幌MF長谷川(左)がドリブルで上がろうとするが、横浜FMのFWヤン・マテウスに倒され、ファールとなる。右後方札幌MF馬場、左後方横浜FMのMF渡辺


 上:上段写真/後半18分、横浜FMのFWアンデルソン・ロペス(10番)がPKを決め先制する、右へ札幌GK菅野、数分前のプレーでのハンドをとられたMF駒井(14番)、横浜FMのDF松原(27番)、札幌DF中村(6番)

 上:下段写真/後半18分、PKを決め先制した横浜FMのFWアンデルソン・ロペス(10番)が元同僚の札幌GK菅野に走り寄り胸をたたいて何やら話しかける、慰めていたのか?


 上:上段写真/後半29分、バックスタンドまでいっぱいに埋まった観客、この日の入場者数26,677人

 上:下段写真/後半34分、札幌右サイドのMF馬場からのパスを受け、FW鈴木(右)がトラップして横浜FMのDFエドゥアルド(5番)をかわしてシュートするがゴール左に外れる


 上:上段写真/後半39分、札幌MF菅のパスを受けDF中村(右端)が横浜FMのDF松原をかわしてシュートするが、ゴール右上に外す、GKポープ・ウィリアム、左奥DFエドゥアルド

 上:下段写真/後半追加タイム7分、札幌近藤が途中出場していた横浜FMのDF加藤(右)と競りながらゴール前でシュートするが右へ外す、しかしその前にオフサイドの判定が・・・、GKポープ・ウィリアム(1番)


 上:上段写真/試合は1−0で横浜FMの勝利でタイムアップ、タッチするDF上島(15番)とMF山根の後方で札幌MF小林がしゃがみこむ。中央横浜FMのFW植中(14番)とMF渡辺(6番)が握手する前で札幌MF駒井がピッチに仰向け、右端でFW鈴木(7番)が手をついてしゃがみ込んでいる

 上:下段写真/横浜FMに敗れあいさつして顔押さえながら引き上げるMF駒井(14番)とFW鈴木(その後方)、GK菅野(1番)、DF岡村(50番)、MF近藤(33番)は厳しい表情、右端MF小林もガックリ


 上写真/後半16分、厳しい戦いに懸命に選手を鼓舞する横浜FMのハリー・キューウェル(左)と札幌のペトロビッチの両監督


■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
 「後半に入っても引き続き自分たちの狙いは出せていたが、非常に不運な形でPKを与えてしまう厳しい戦いになった。しかし選手たちはあきらめずに戦い、同点に追いつくチャンスもあったと思う。しかし、それを決め切れずに敗れてしまいました。

 ただ、今日の試合はこのハーフシーズンのベストゲームに数えられる素晴らしいものだったと思いますし、選手たちもベストを尽くしてくれました。しかし現状としては、これだけの試合をしても勝点につながらない。チームの苦しさを表していると思う。こういう状況でもたくさんのサポーターが駆けつけてくれて、その中での敗戦は痛い敗戦ではあるが、こういう中でも続けて応援してくれるサポーターには感謝の言葉しかなく、なんとかその思いに応えたい」


■横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督のコメント(一部抜粋)
 「札幌ドームでの試合ということでいつもと違う雰囲気でしたが、前半、相手のストロングがあった中でも、自分たちの守備が出来ました。相手GKの素晴らしいプレーがあり1点が遠かった。スローインの局面などは修正が必要です。後半も良い形で得点が出来ないでいると『まだか?』という思いになってしまうが、PKで得点できた。その後も良い部分があった中で2点目が遠かったが、一生懸命やった結果が出て、良かったと思います」

編集部