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ルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦(6月9日)富山に競り勝ちプライムラウンドへ

24・06・11
 
 6月9日、富山県総合運動公園陸上競技場で行われたJリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦、北海道コンサドーレ札幌対カターレ富山(J3)の試合は、札幌が2−1のスコアで勝利。ACLに出場の3チームを加えた計8チームで争うプライムラウンド進出を決めた。

 札幌ドームで行われたプレーオフラウンド第1戦は1−1のドロー。雌雄を決する富山ホームの第2戦には、7,701人が集まった。

 札幌の先発は、GK菅野孝憲、DF西野奨太、岡村大八、中村桐耶。MF近藤友喜、荒野拓馬、馬場晴也、菅大輝、長谷川竜也、駒井善成。FW鈴木武蔵。第1戦から9人変更しリーグ戦に近いメンバーで勝ち上がりを狙う。控えはGK中野小次郎、DF家泉怜依、眸瑠、岡田大和、MF田中宏武、木戸柊摩、田中克幸、小林祐希、FW出間思努。

 富山の先発は、GK田川知樹、DF大山武蔵、脇本晃成、神山京右、西矢慎平。MF河井陽介、坪川潤之、布施谷翔、盒恭彰、吉平翼。FWマテウス・レイリア。こちらも第1戦から先発10人を入れ替えるターンオーバーでこの一戦に懸ける。控えは、GK齋藤和希、DF大迫暁、川上優樹、MFガブリエル・エンリケ、末木裕也、伊藤拓巳、松岡大智、FW松本孝平、碓井聖生。

 試合は14時3分、札幌ボールでキックオフ。スタートからFW鈴木を生かそうと前線にボールを入れていく。前半2分にはDF中村、7分にもMF荒野がそれぞれペナルティーエリア外からシュートを放つも枠を捉えきれず。
 
 前半15分までは札幌のポゼッションが6割を超え主導権を握る。ホームの富山は守備から流れをつかみシュートに持ち込むなど一進一退の展開に。

 37分には富山のMF坪川が自陣センターサークルの約60メートルの位置から左足の超ロングシュート。見事な軌道で札幌ゴールに向かったが、戻った菅野がジャンピングでかき出すようにセーブした。「打ちも打ったり、守りも守ったり」の見ごたえのあるシーンだった。

 その中、先に試合を動かしたのは札幌。38分、右サイドを縦パス一本で抜け出したMF近藤が右からペナルティーエリアに進入。慌てて戻る富山DFが近藤の足へのスライディングタックルがファールとなり、PK獲得。40分に鈴木が右足でゴール左に沈め1−0と、1点リードで試合を折り返す。

 後半スタート時の交代は、富山は布施谷から松岡。札幌は菅に代え田中宏投入。すると追加点は札幌。

 後半6分、右コーナーキックをMF長谷川が右足で蹴り込む。ファーサイドで近藤が頭で競り勝ち、中央に戻ったボールを中村が左足ボレーでゴールに叩き込んだ。

 勢いに乗った札幌は、MF長谷川、近藤、荒野が連続してシュートを放つも富山GK田川の好守で防がれる。

 後半19分、富山はMレイリア→碓井、吉平→松本と2枚替えでまずは1点を返したい。札幌は勝負を決める3点目を狙い相手ゴール前に攻め込むも決めきれず。

 試合終盤に向かい互いに交代が忙しくなる。32分、札幌は西野→家泉、同分に富山は河井→Gエンリケ、坪川→末木の2枚替え。36分、札幌は鈴木→小林、長谷川→田中克の2枚替えで対抗。39分にも札幌は近藤から高尾を投入し逃げ切りを図る。

 交代策が実ったのはホームの富山。45分、札幌がDFラインの緩慢なパス回しのボールを奪われ、最後はフリーとなった富山FW碓井がペナルティーエリア手前から右足でゴールに流し込んで1点差。

 アディショナルタイムは7分あり、一気にスタジアムが盛り上がったが、最後は札幌が守り切り2−1のスコアで勝利。2戦合計で3−2となり、札幌が苦しみながらも9月のプライムラウンドに勝ち進んだ。

 札幌の次戦、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会第2回戦は、JFL所属の栃木シティ(栃木県代表)と6月12日午後7時から札幌ドームで行われる。


■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
 「ホームでの第1戦よりもベターな戦いが出来た。立ち上がりからアグレッシブに圧力を掛けてボールを奪えていた。主導権を握ってゲームをコントロール出来ていたと思う。先にリードする展開を作れて良かった。非常にインテンシティーの高いゲームが60分過ぎぐらいまで出来ていた。それをさらに長く継続出来ず、また2−0から終了間際に失点してしまった。途中から入る選手も含めてしっかりゲームを締めくくらなければいけない。ケガ人が多くいて90分継続出来ないのがチームの現状だ」


■カターレ富山の小田切道治監督のコメント(一部抜粋)
 「失点についてはその時間帯、いずれもセットプレーであったことからもったいない。スキを与えたのは自分たちの弱さだと思う。後半もゴールに向かうシーンは多かったが、シュートで終わるシーンが少なかった。これはシーズン当初からの課題でもある。格上相手に「惜しかったね」で終わらせず、反省を生かしながら次に進んでいきたい」

編集部