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一覧に戻るＪ１第１７節（６月２日）東京Ｖに５得点を奪われ５−３で完敗
24･06･03
６月２日、味の素スタジアムで行われた明治安田Ｊ１第１７節、北海道コンサドーレ札幌対東京ヴェルディの試合は、打ち合いの末、東京Ｖに５得点を奪われ５−３のスコアで札幌が破れた。
この日の天候は曇時々雨の気温２０度、湿度５９％の中、降格圏の１９位に沈む札幌と４勝９分け３敗の勝ち点２１で１２位に位置する東京Ｖの試合に１６，３０１人が駆けつけた。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、家泉怜依、岡村大八、中村桐耶。ＭＦ近藤友喜、駒井善成、荒野拓馬、菅大輝。前線にＦＷ鈴木武蔵、スパチョーク。ＤＦラインは岡村と家泉がセンターの４バックで挑む。控えは、ＧＫ児玉潤、ＤＦ�眸�瑠、ＭＦ長谷川竜也、原康介、田中克幸、ＦＷキム・ゴンヒ、出間思努。
東京Ｖの先発は、ＧＫマテウス、ＤＦ綱島悠斗、千田海人、宮原和也。ＭＦはワイドの右に翁長聖（ＤＦ登録）、左にＭＦ稲見哲行、ボランチにＭＦ森田晃樹、齋藤功佑。一列前にＭＦ見木友哉、染野唯月（ＦＷ登録）、最前線にＦＷ木村勇大。守備の時には、両ワイドが下がり素早く５バックを敷くなど、流動的なシステムが構築されている。控えは、ＧＫ長沢祐弥、ＤＦ深澤大輝、林尚輝、平智広、ＭＦ食野壮磨、ＦＷ山見大登、山田剛綺。
試合は１３時８分、東京Ｖのボールでキックオフ。東京Ｖは、開始早々に札幌スパチョークに後ろから厳しくアタックするなど、キープレーヤーをつぶしにかかる。札幌は前半４分、ＦＷ鈴木が裏に抜け出し、ペナルティーエリア内の右から惜しいシュートを放つもポスト左に外れる。
先に試合を動かしたのはホームの東京Ｖ。８分にスルーパスに抜け出したＦＷ木村が札幌ＧＫ菅野にファウルを受けたとしてホイッスル。ＶＡＲ判定もあったが結局ＰＫの判定は変わらず。１０分に、ＦＷ木村が落ち着いてゴール左に決めた。
先取点を奪われた札幌だが、慌てずに攻めの形を作ると同点弾が生まれる。２０分、相手ペナルティーエリア内に攻め込むと、東京Ｖのクリアーが小さくなり札幌ＤＦ馬場の前にボールがこぼれる。馬場はワンタッチで中央のＭＦ荒野にパス。荒野はペナルティーエリア手前から右足を振り抜くと、ボールは相手ＤＦに当たりながらもゴールに突き刺さった。
ここから札幌優位の時間帯に見えたが、３２分に東京Ｖが追加点。札幌が相手陣地でのつなぎのパスが中途半端になったところを東京Ｖ・ＭＦ森田にかっさらわれ、一気のカウンター。森田はスピードに乗ったドリブルから、裏へ抜け出したＦＷ染野にスルーパス。染野はボールを前に持ち出してから右足でゴール左に流し込んだ。
札幌は気落ちしたのか、東京Ｖは隙を見逃さず、４３分に３点目。右サイドから左へとダイナミックな展開からペナルティーエリア内で東京Ｖ・ＭＦ見木が左足シュート。これが右ポストを叩いたが、ゴール前に戻った札幌ＤＦ中村に当たりながらゴールイン。東京Ｖが２点リードの３−１で試合を折り返す。
後半のキックオフは札幌。ハーフタイムで気持ちを入れ直した札幌は早々に１点を返す。後半１分、右ＣＫを獲得。キッカーのスパチョークが右足でボールを蹴り込むと、ＭＦ近藤が競り合いながらのヘディングでゴール右端に決めた。
１点差となり、札幌は同点を狙いに行くが、流れを決める得点は東京Ｖ。１４分、東京ＶのゴールキックからＭＦ齋藤につながり、ＦＷ木村に浮き球のスルーパスを通す。木村は右サイドから札幌ＤＦを倒しながらペナルティーエリアに進入。最後は札幌ＧＫ菅野も華麗にかわし、左足でゴール。４−２とまたも２点差とする。
勢いの止まらない東京Ｖは３３分、ペナルティーエリア手前で札幌ＤＦをいなした染野が左足ミドルシュートでチーム５点目。５−２と勝負を決めた。
札幌も試合終了間際のアディショナルタイム４分。交代で入っていたＭＦ原が、右サイドを切り崩した駒井のクロスに左足でピタリと合わせる意地のゴール。
試合は結局５−３のスコアでホーム東京Ｖが完勝。札幌は、第１０節湘南戦（△３−３）以来の複数得点を奪ったが厳しい結果は変わらず。２勝５分け１０敗の勝ち点１１で並ぶ京都サンガＦ.Ｃ.に得失点差でかわされ札幌が最下位となった。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「３−５というスコアを見れば、我々にとって非常に苦い敗戦であると思っている。もちろん、１試合で８ゴールも入るような試合であれば、見ている方にとっては面白いゲームだと思うが、決して我々にとっては望むような試合ではなかった」
■東京ヴェルディの城福浩監督のコメント（一部抜粋）
「ホームで勝点３を取って、サポーターと喜び合えたのは良かった。ただ、試合直後にも選手に言ったが、後半の入りと最後のクローズのところは、未熟というか、成熟していないことが露呈した。意識で変えられることはすぐに変えていこうと、二度とないようにしようということを、勝って確認し合えたのは良かったと思う」
この日の天候は曇時々雨の気温２０度、湿度５９％の中、降格圏の１９位に沈む札幌と４勝９分け３敗の勝ち点２１で１２位に位置する東京Ｖの試合に１６，３０１人が駆けつけた。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、家泉怜依、岡村大八、中村桐耶。ＭＦ近藤友喜、駒井善成、荒野拓馬、菅大輝。前線にＦＷ鈴木武蔵、スパチョーク。ＤＦラインは岡村と家泉がセンターの４バックで挑む。控えは、ＧＫ児玉潤、ＤＦ�眸�瑠、ＭＦ長谷川竜也、原康介、田中克幸、ＦＷキム・ゴンヒ、出間思努。
東京Ｖの先発は、ＧＫマテウス、ＤＦ綱島悠斗、千田海人、宮原和也。ＭＦはワイドの右に翁長聖（ＤＦ登録）、左にＭＦ稲見哲行、ボランチにＭＦ森田晃樹、齋藤功佑。一列前にＭＦ見木友哉、染野唯月（ＦＷ登録）、最前線にＦＷ木村勇大。守備の時には、両ワイドが下がり素早く５バックを敷くなど、流動的なシステムが構築されている。控えは、ＧＫ長沢祐弥、ＤＦ深澤大輝、林尚輝、平智広、ＭＦ食野壮磨、ＦＷ山見大登、山田剛綺。
試合は１３時８分、東京Ｖのボールでキックオフ。東京Ｖは、開始早々に札幌スパチョークに後ろから厳しくアタックするなど、キープレーヤーをつぶしにかかる。札幌は前半４分、ＦＷ鈴木が裏に抜け出し、ペナルティーエリア内の右から惜しいシュートを放つもポスト左に外れる。
先に試合を動かしたのはホームの東京Ｖ。８分にスルーパスに抜け出したＦＷ木村が札幌ＧＫ菅野にファウルを受けたとしてホイッスル。ＶＡＲ判定もあったが結局ＰＫの判定は変わらず。１０分に、ＦＷ木村が落ち着いてゴール左に決めた。
先取点を奪われた札幌だが、慌てずに攻めの形を作ると同点弾が生まれる。２０分、相手ペナルティーエリア内に攻め込むと、東京Ｖのクリアーが小さくなり札幌ＤＦ馬場の前にボールがこぼれる。馬場はワンタッチで中央のＭＦ荒野にパス。荒野はペナルティーエリア手前から右足を振り抜くと、ボールは相手ＤＦに当たりながらもゴールに突き刺さった。
ここから札幌優位の時間帯に見えたが、３２分に東京Ｖが追加点。札幌が相手陣地でのつなぎのパスが中途半端になったところを東京Ｖ・ＭＦ森田にかっさらわれ、一気のカウンター。森田はスピードに乗ったドリブルから、裏へ抜け出したＦＷ染野にスルーパス。染野はボールを前に持ち出してから右足でゴール左に流し込んだ。
札幌は気落ちしたのか、東京Ｖは隙を見逃さず、４３分に３点目。右サイドから左へとダイナミックな展開からペナルティーエリア内で東京Ｖ・ＭＦ見木が左足シュート。これが右ポストを叩いたが、ゴール前に戻った札幌ＤＦ中村に当たりながらゴールイン。東京Ｖが２点リードの３−１で試合を折り返す。
後半のキックオフは札幌。ハーフタイムで気持ちを入れ直した札幌は早々に１点を返す。後半１分、右ＣＫを獲得。キッカーのスパチョークが右足でボールを蹴り込むと、ＭＦ近藤が競り合いながらのヘディングでゴール右端に決めた。
１点差となり、札幌は同点を狙いに行くが、流れを決める得点は東京Ｖ。１４分、東京ＶのゴールキックからＭＦ齋藤につながり、ＦＷ木村に浮き球のスルーパスを通す。木村は右サイドから札幌ＤＦを倒しながらペナルティーエリアに進入。最後は札幌ＧＫ菅野も華麗にかわし、左足でゴール。４−２とまたも２点差とする。
勢いの止まらない東京Ｖは３３分、ペナルティーエリア手前で札幌ＤＦをいなした染野が左足ミドルシュートでチーム５点目。５−２と勝負を決めた。
札幌も試合終了間際のアディショナルタイム４分。交代で入っていたＭＦ原が、右サイドを切り崩した駒井のクロスに左足でピタリと合わせる意地のゴール。
試合は結局５−３のスコアでホーム東京Ｖが完勝。札幌は、第１０節湘南戦（△３−３）以来の複数得点を奪ったが厳しい結果は変わらず。２勝５分け１０敗の勝ち点１１で並ぶ京都サンガＦ.Ｃ.に得失点差でかわされ札幌が最下位となった。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「３−５というスコアを見れば、我々にとって非常に苦い敗戦であると思っている。もちろん、１試合で８ゴールも入るような試合であれば、見ている方にとっては面白いゲームだと思うが、決して我々にとっては望むような試合ではなかった」
■東京ヴェルディの城福浩監督のコメント（一部抜粋）
「ホームで勝点３を取って、サポーターと喜び合えたのは良かった。ただ、試合直後にも選手に言ったが、後半の入りと最後のクローズのところは、未熟というか、成熟していないことが露呈した。意識で変えられることはすぐに変えていこうと、二度とないようにしようということを、勝って確認し合えたのは良かったと思う」
編集部
