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一覧に戻るルヴァンカップ１ｓｔラウンド３回戦（５月２２日）ＰＫ戦の末、長野に辛勝
24･05･24
５月２２日、ＪリーグＹＢＣルヴァンカップ１ｓｔラウンド第３回戦、ＡＣ長野パルセイロ対北海道コンサドーレ札幌戦が長野Ｕスタジアムで行われ、１−１からＰＫ戦を制した札幌が辛くもプレーオフラウンド進出を決めた。
Ｊ３の長野はルヴァンカップ２回戦でＪ１の京都サンガＦ.Ｃ.を３−２で破っており、連続してジャイアントキリングを狙う。札幌はＪ１リーグ１９位と厳しい戦いとなっているが、ルヴァン杯で流れを変えたいところ。両者の思惑がぶつかる一戦に平日ナイター開催のスタジアムには４，８００人が集まった。
札幌の先発は、ＧＫ中野小次郎、ＤＦ�眸�瑠、家泉怜依、岡田大和。ＭＦ田中宏武、田中克幸、中村桐耶、長谷川竜也。２シャドーにＭＦ小林祐希、木戸柊摩。ワントップにＦＷ大森真吾。
長野の先発は、ＧＫ金��浩、ＤＦ池ヶ谷颯斗、大野佑哉、杉井颯。ＭＦ黒石貴哉、西村恭史、古賀俊太郎、田中康介、小西陽向、忽那喬司。ＦＷ浮田健誠。
試合は１９時３分、札幌ボールでキックオフ。前半、札幌が攻めあぐねていると、先制に成功したのはホームの長野。
前半１８分、長野ＭＦ黒石が右サイドからグラウンダークロスを入れる。ペナルティーエリア内に入ったボールをＦＷ浮田が後ろに戻すと、エリア外からＭＦ小西が低弾道のミドルシュートでゴール左に突き刺さした。
前半、札幌が７割近いボール保持率だったが、シュート数は長野が１２本（枠内３）、札幌が５本（枠内０）の中、１−０と長野リードで後半へ。
後半も一進一退の攻防で時間が進む。試合終盤まで札幌は１点が重くのしかかり敗戦も頭をよぎっていたアディショナルタイム６分、起死回生の同点ゴールが生まれる。
後半５１分、ＭＦ田中克がペナルティーエリア手前から左足でミドルシュート。これがペナルティーエリア内に攻め上がっていたＤＦ家泉と相手ＤＦにボールが当たる形で家泉の目の前にこぼれる。最後は家泉が倒れ込みながら気迫のスライディングで体ごと長野ゴールに押し込んだ。
１−１のスコアから延長戦に入るもスコアは動かずＰＫ戦に突入。札幌はＰＫ戦スコア５−３で勝利した。
３回戦を突破した札幌は、６月３日、ホーム札幌ドームでＪ３のカターレ富山とのプレーオフラウンド第１戦を戦うこととなった。
札幌の次戦、Ｊ１第１６節鹿島アントラーズ戦は、５月２５日午後２時から札幌ドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（全文掲載）
「厳しいゲームになるという予想は最初からしていました。長野はリーグ戦を見ても素晴らしい戦いをしていますし、素晴らしい結果を残しています。ルヴァンカップではＪ２の徳島、Ｊ１の京都を破って勝ち上がってきました。実力がなければそういう結果は残せないと思っています。
前半は長野がベターな戦いを見せたと思います。我々は出来が悪い中でも、なんとか０−１というスコアで抑えられたのは良かったです。後半に入って我々がベターな戦いを見せた中で、主導権を握る時間が増えました。同点になってもおかしくないようなチャンスもありましたけど、それを決め切れない中で０−１のまま続きました。
アディショナルタイムになんとか同点に追いつけたことは良かったですけど、あの時間に追いつくというのは運があったと見てもおかしくないです。ただ、そこまで選手たちが『追いつきたい』という思いを示してくれたのが、同点ゴールにつながったと思います」
■ＡＣ長野パルセイロの�睫斃�己監督のコメント（一部抜粋）
「２点目が取れていればとか、最後に守り切れていればとか、いろんな結果論があると思います。ただ、選手が今日見せたパフォーマンスというのは、後ろ指を指されるものは何もないと思っています。そういったものを出してくれた選手を、次のステージにつれていってあげられなかったことを監督として申し訳なく思います」
Ｊ３の長野はルヴァンカップ２回戦でＪ１の京都サンガＦ.Ｃ.を３−２で破っており、連続してジャイアントキリングを狙う。札幌はＪ１リーグ１９位と厳しい戦いとなっているが、ルヴァン杯で流れを変えたいところ。両者の思惑がぶつかる一戦に平日ナイター開催のスタジアムには４，８００人が集まった。
札幌の先発は、ＧＫ中野小次郎、ＤＦ�眸�瑠、家泉怜依、岡田大和。ＭＦ田中宏武、田中克幸、中村桐耶、長谷川竜也。２シャドーにＭＦ小林祐希、木戸柊摩。ワントップにＦＷ大森真吾。
長野の先発は、ＧＫ金��浩、ＤＦ池ヶ谷颯斗、大野佑哉、杉井颯。ＭＦ黒石貴哉、西村恭史、古賀俊太郎、田中康介、小西陽向、忽那喬司。ＦＷ浮田健誠。
試合は１９時３分、札幌ボールでキックオフ。前半、札幌が攻めあぐねていると、先制に成功したのはホームの長野。
前半１８分、長野ＭＦ黒石が右サイドからグラウンダークロスを入れる。ペナルティーエリア内に入ったボールをＦＷ浮田が後ろに戻すと、エリア外からＭＦ小西が低弾道のミドルシュートでゴール左に突き刺さした。
前半、札幌が７割近いボール保持率だったが、シュート数は長野が１２本（枠内３）、札幌が５本（枠内０）の中、１−０と長野リードで後半へ。
後半も一進一退の攻防で時間が進む。試合終盤まで札幌は１点が重くのしかかり敗戦も頭をよぎっていたアディショナルタイム６分、起死回生の同点ゴールが生まれる。
後半５１分、ＭＦ田中克がペナルティーエリア手前から左足でミドルシュート。これがペナルティーエリア内に攻め上がっていたＤＦ家泉と相手ＤＦにボールが当たる形で家泉の目の前にこぼれる。最後は家泉が倒れ込みながら気迫のスライディングで体ごと長野ゴールに押し込んだ。
１−１のスコアから延長戦に入るもスコアは動かずＰＫ戦に突入。札幌はＰＫ戦スコア５−３で勝利した。
３回戦を突破した札幌は、６月３日、ホーム札幌ドームでＪ３のカターレ富山とのプレーオフラウンド第１戦を戦うこととなった。
札幌の次戦、Ｊ１第１６節鹿島アントラーズ戦は、５月２５日午後２時から札幌ドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（全文掲載）
「厳しいゲームになるという予想は最初からしていました。長野はリーグ戦を見ても素晴らしい戦いをしていますし、素晴らしい結果を残しています。ルヴァンカップではＪ２の徳島、Ｊ１の京都を破って勝ち上がってきました。実力がなければそういう結果は残せないと思っています。
前半は長野がベターな戦いを見せたと思います。我々は出来が悪い中でも、なんとか０−１というスコアで抑えられたのは良かったです。後半に入って我々がベターな戦いを見せた中で、主導権を握る時間が増えました。同点になってもおかしくないようなチャンスもありましたけど、それを決め切れない中で０−１のまま続きました。
アディショナルタイムになんとか同点に追いつけたことは良かったですけど、あの時間に追いつくというのは運があったと見てもおかしくないです。ただ、そこまで選手たちが『追いつきたい』という思いを示してくれたのが、同点ゴールにつながったと思います」
■ＡＣ長野パルセイロの�睫斃�己監督のコメント（一部抜粋）
「２点目が取れていればとか、最後に守り切れていればとか、いろんな結果論があると思います。ただ、選手が今日見せたパフォーマンスというのは、後ろ指を指されるものは何もないと思っています。そういったものを出してくれた選手を、次のステージにつれていってあげられなかったことを監督として申し訳なく思います」
編集部
