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一覧に戻るＪ１第１５節（５月１９日）終了間際に決勝点を奪われ柏に敗戦
24･05･20
５月１９日、三協フロンテア柏スタジアムで行われた明治安田Ｊ１第１５節、北海道コンサドーレ札幌対柏レイソルの試合は、試合終了間際、柏に決勝点を奪われ１−２のスコアで札幌が破れた。
当日の天候は曇り時々雨、気温２４．１度、湿度４３％の中、日曜日開催のスタジアムには１１，１７０人が観戦に訪れた。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、岡村大八、菅大輝。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、ボランチに宮澤裕樹と荒野拓馬。２シャドーは駒井善成、スパチョーク。ワントップにＦＷキム・ゴンヒを入れた。前節勝利の立役者だったＭＦ浅野は試合終盤に痛めた左ハムストリングが肉離れと診断されメンバーから外れた。控えはＧＫ児玉潤、ＤＦ家泉怜依、�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ原康介、田中克幸、ＦＷ大森真吾。
柏の先発は、ＧＫ松本健太、ＤＦジエゴ、古賀太陽、犬飼智也、関根大輝。ＭＦ白井永地、戸嶋祥郎、小屋松知哉、マテウス・サヴィオ（登録はＦＷ）。ＦＷ熊澤和希、細谷真大。控えはＧＫ守田達弥、ＤＦ川口尚紀、立田悠悟、ＭＦ島村拓弥、土屋巧、ＦＷ木下康介、鵜木郁哉。
試合は１６時３分、柏ボールでキックオフ。札幌は開始から右サイドのＭＦ近藤を起点に攻め込む姿勢。３分にはその近藤のクロスから相手ＤＦのクリアーが小さくなったところにＦＷキム・ゴンヒが右足でファーストシュートも相手ＧＫ松本の正面。試合の入りは悪くなかった。
しかし先制点はホームの柏。２０分、柏の右コーナーキックをＭサヴィオが右足で蹴り込む。ニアサイドに入ったボールはＦＷ細谷が頭で競ると、ファーサイドのＤＦ犬飼につながり、犬飼は折り返しのヘディング。ボールはゴール前を横切り右から走り込んだＭＦ戸嶋が頭でゴール。札幌守備陣はボールウォッチャーとなり、右に左にと完全に振られる状態で失点した。
１点ビハインドの札幌は、大きくは崩れず３０分までのボール保持率も６割を超える展開。前半のパス成功数は柏が１４０本、札幌が２８８本、シュート数は互いに４本（枠内は２本）ずつで、１−０と柏リードで後半に入る。
後半のスタートの交代は両チーム無し。キックオフは札幌。同点を狙う札幌は開始からエンジン全開。長いパスも使いながら相手陣地に入り込む。
すると後半２分、左サイドでＤＦ菅、ＭＦ荒野、ＭＦスパチョークが短いパスをつなぎ、大きく開いたＭＦ青木にボールが渡る。青木は切り返して右足でクロスボールを中央に入れるとキム・ゴンヒが競り合ってつぶれる。ボールが抜けてきた柏ＤＦはクリアー出来ず、こぼれ球に反応した札幌ＭＦ駒井が相手ＤＦに当てながらも柏ゴールに叩き込んだ。
早い時間帯で振り出しに戻した札幌は追加点が欲しいところ。それは柏も同じで一進一退の攻防が続く。１１分、柏ＭＦ戸嶋にイエローカード。１３分、札幌は右ハムストリングを痛めた青木からＭＦ原に代えた。
ホームの柏は１６分、熊澤→ＦＷ木下、小屋松→ＭＦ島村、戸嶋→ＭＦ土屋と一気の３枚替え。札幌も同１６分、近藤からＤＦ中村を投入した。
札幌は相手陣内に攻め入る機会は多いが柏の堅い守備網を崩しきれない。柏はＭサヴィオのうまいプレーとトップの細谷が絡み札幌ゴールを伺う。
柏は３０分、関根からＤＦ川口、続く３７分、攻撃の中心ＭサヴィオからＦＷ鵜木を投入。３９分、柏ＤＦジエゴにイエローカード。
札幌も終盤の４４分、荒野→ＤＦ家泉、スパチョーク→ＦＷ大森を入れ勝負に出る（ここの交代で何かミシャ監督とコーチ、あるいは第４審判とのやり取りなのか、大事な時間帯でスムーズに行かなかったのは気がかり）。アディショナルタイムは６分の表示。
札幌の集中力が切れていたのか、ことごとくボールが柏に拾われる。すると４６分、札幌陣地で柏ＤＦ土屋がボールを回収しＦＷ鵜木に縦パス。鵜木は中央やや右からやわらかいクロスを左に送ると、攻め上がっていたＤＦジエゴがヘディング一発。これが決勝点となり１−２で札幌が破れた。
札幌の次戦、ＪリーグＹＢＣルヴァンカップ３回戦長野パルセイロ（Ｊ３）戦は、５月２２日午後７時からアウエーの長野Ｕスタジアムで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「（中略）アディショナルタイムに残念ながら我々が失点をして敗れましたが、試合を通して我々のやりたいことは出来ていたと思います。決して敗れるような試合ではなかったと思っています。柏は、前節・湘南戦でアディショナルタイムに得点を決めて勝利しましたが、今日も同じように柏がアディショナルタイムに得点を決めて勝利しました。我々が敗れたことを“運”で片づけてはいけませんが、いま我々のチームには“運”がないのも確かだと感じます。
ケガ人が一試合一試合増えていく中、連戦の中で効果的な交代をしにくいのも事実です。それでも我々は連戦を戦わないといけませんが、チームとして苦しい状況にあるのは確かです」
■柏レイソルの井原正巳監督のコメント（一部抜粋）
「札幌さん相手ということで、ある程度ボールを握られたり、ピッチを広く使われると思って試合に入りました。コンパクトに守備をしながらということを意識して試合に入りました。良い形で先制点を奪い、前半はカウンターのチャンスなども作れたと思います。ですが、仕留めることができず、後半開始早々に失点。チームとしてしっかり反省しないといけないと思っています。後半は我慢する時間が非常に長かったですが、最後に我々の劇的なゴールで勝てたことは、チームにとって非常に大きいと思っています。今までですと、後半に我慢しながらなかなか勝ち切れない試合が多かったですが、前節・湘南戦に引き続いて今節も最後の時間帯で勝ち越して勝利できました。少しずつチームが力をつけてきた証拠なのかなと思っています」
当日の天候は曇り時々雨、気温２４．１度、湿度４３％の中、日曜日開催のスタジアムには１１，１７０人が観戦に訪れた。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、岡村大八、菅大輝。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、ボランチに宮澤裕樹と荒野拓馬。２シャドーは駒井善成、スパチョーク。ワントップにＦＷキム・ゴンヒを入れた。前節勝利の立役者だったＭＦ浅野は試合終盤に痛めた左ハムストリングが肉離れと診断されメンバーから外れた。控えはＧＫ児玉潤、ＤＦ家泉怜依、�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ原康介、田中克幸、ＦＷ大森真吾。
柏の先発は、ＧＫ松本健太、ＤＦジエゴ、古賀太陽、犬飼智也、関根大輝。ＭＦ白井永地、戸嶋祥郎、小屋松知哉、マテウス・サヴィオ（登録はＦＷ）。ＦＷ熊澤和希、細谷真大。控えはＧＫ守田達弥、ＤＦ川口尚紀、立田悠悟、ＭＦ島村拓弥、土屋巧、ＦＷ木下康介、鵜木郁哉。
試合は１６時３分、柏ボールでキックオフ。札幌は開始から右サイドのＭＦ近藤を起点に攻め込む姿勢。３分にはその近藤のクロスから相手ＤＦのクリアーが小さくなったところにＦＷキム・ゴンヒが右足でファーストシュートも相手ＧＫ松本の正面。試合の入りは悪くなかった。
しかし先制点はホームの柏。２０分、柏の右コーナーキックをＭサヴィオが右足で蹴り込む。ニアサイドに入ったボールはＦＷ細谷が頭で競ると、ファーサイドのＤＦ犬飼につながり、犬飼は折り返しのヘディング。ボールはゴール前を横切り右から走り込んだＭＦ戸嶋が頭でゴール。札幌守備陣はボールウォッチャーとなり、右に左にと完全に振られる状態で失点した。
１点ビハインドの札幌は、大きくは崩れず３０分までのボール保持率も６割を超える展開。前半のパス成功数は柏が１４０本、札幌が２８８本、シュート数は互いに４本（枠内は２本）ずつで、１−０と柏リードで後半に入る。
後半のスタートの交代は両チーム無し。キックオフは札幌。同点を狙う札幌は開始からエンジン全開。長いパスも使いながら相手陣地に入り込む。
すると後半２分、左サイドでＤＦ菅、ＭＦ荒野、ＭＦスパチョークが短いパスをつなぎ、大きく開いたＭＦ青木にボールが渡る。青木は切り返して右足でクロスボールを中央に入れるとキム・ゴンヒが競り合ってつぶれる。ボールが抜けてきた柏ＤＦはクリアー出来ず、こぼれ球に反応した札幌ＭＦ駒井が相手ＤＦに当てながらも柏ゴールに叩き込んだ。
早い時間帯で振り出しに戻した札幌は追加点が欲しいところ。それは柏も同じで一進一退の攻防が続く。１１分、柏ＭＦ戸嶋にイエローカード。１３分、札幌は右ハムストリングを痛めた青木からＭＦ原に代えた。
ホームの柏は１６分、熊澤→ＦＷ木下、小屋松→ＭＦ島村、戸嶋→ＭＦ土屋と一気の３枚替え。札幌も同１６分、近藤からＤＦ中村を投入した。
札幌は相手陣内に攻め入る機会は多いが柏の堅い守備網を崩しきれない。柏はＭサヴィオのうまいプレーとトップの細谷が絡み札幌ゴールを伺う。
柏は３０分、関根からＤＦ川口、続く３７分、攻撃の中心ＭサヴィオからＦＷ鵜木を投入。３９分、柏ＤＦジエゴにイエローカード。
札幌も終盤の４４分、荒野→ＤＦ家泉、スパチョーク→ＦＷ大森を入れ勝負に出る（ここの交代で何かミシャ監督とコーチ、あるいは第４審判とのやり取りなのか、大事な時間帯でスムーズに行かなかったのは気がかり）。アディショナルタイムは６分の表示。
札幌の集中力が切れていたのか、ことごとくボールが柏に拾われる。すると４６分、札幌陣地で柏ＤＦ土屋がボールを回収しＦＷ鵜木に縦パス。鵜木は中央やや右からやわらかいクロスを左に送ると、攻め上がっていたＤＦジエゴがヘディング一発。これが決勝点となり１−２で札幌が破れた。
札幌の次戦、ＪリーグＹＢＣルヴァンカップ３回戦長野パルセイロ（Ｊ３）戦は、５月２２日午後７時からアウエーの長野Ｕスタジアムで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「（中略）アディショナルタイムに残念ながら我々が失点をして敗れましたが、試合を通して我々のやりたいことは出来ていたと思います。決して敗れるような試合ではなかったと思っています。柏は、前節・湘南戦でアディショナルタイムに得点を決めて勝利しましたが、今日も同じように柏がアディショナルタイムに得点を決めて勝利しました。我々が敗れたことを“運”で片づけてはいけませんが、いま我々のチームには“運”がないのも確かだと感じます。
ケガ人が一試合一試合増えていく中、連戦の中で効果的な交代をしにくいのも事実です。それでも我々は連戦を戦わないといけませんが、チームとして苦しい状況にあるのは確かです」
■柏レイソルの井原正巳監督のコメント（一部抜粋）
「札幌さん相手ということで、ある程度ボールを握られたり、ピッチを広く使われると思って試合に入りました。コンパクトに守備をしながらということを意識して試合に入りました。良い形で先制点を奪い、前半はカウンターのチャンスなども作れたと思います。ですが、仕留めることができず、後半開始早々に失点。チームとしてしっかり反省しないといけないと思っています。後半は我慢する時間が非常に長かったですが、最後に我々の劇的なゴールで勝てたことは、チームにとって非常に大きいと思っています。今までですと、後半に我慢しながらなかなか勝ち切れない試合が多かったですが、前節・湘南戦に引き続いて今節も最後の時間帯で勝ち越して勝利できました。少しずつチームが力をつけてきた証拠なのかなと思っています」
編集部
