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一覧に戻るＪ１第１４節（５月１５日）浅野の一発で磐田に１−０の完封勝利
24･05･18
上写真／前列左からＭＦスパチョーク、ＤＦ菅（４番）、ＭＦ浅野（１８番）、青木、近藤、駒井、後列左からＧＫ菅野、ＭＦ宮澤、ＤＦ岡村、馬場、ＭＦ荒野。ＦＷ鈴木の負傷で、ＦＷ登録選手の先発はなく、ＭＦ駒井を中心に浅野、スパチョークで前線を張るシステムとし、負傷が癒えたＤＦ岡村とＭＦ宮澤が先発に入った
（写真は５月１５日、札幌ドーム、撮影・石井一弘）
５月１５日、札幌ドームで行われた明治安田Ｊ１第１４節、北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田の試合は、札幌が浅野の挙げた１点を守り切り１−０で７戦ぶりの勝利をつかんだ。
平日水曜日のナイター開催となった今節。前節まで勝点８で２０位の札幌と、勝点１４で１５位の磐田の対戦に、ホームの札幌ドームには７，７０２人が集まった。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、岡村大八、菅大輝。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、ボランチに荒野拓馬、宮澤裕樹。２シャドーにＭＦ浅野雄也、スパチョーク。ワントップにＭＦ駒井善成を配置。控えはＧＫ児玉潤、ＤＦ家泉怜依、�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ原康介、田中克幸、ＦＷキム・ゴンヒ。
磐田の先発は、ＧＫ坪井湧也、ＤＦ松原后、鈴木海音、リカルド・グラッサ、植村洋斗（ＭＦ登録）。ＭＦは後ろに上原力也、レオ・ゴメス、１列前に山田大記、松本昌也、古川陽介の３人。ワントップにＦＷマテウス・ペイショット。今季１１ゴールで得点ランキング１位のジャーメイン良は全治１か月のけがで不在。控えはＧＫ杉本光希、ＤＦ西久保駿介、伊藤槙人、ＭＦブルーノ・ジョゼ、平川怜、石田雅俊、藤原健介。
試合は１９時３分、磐田ボールでキックオフ。磐田は前線の長身ＦＷマテウス・ペイショットを目掛けてボールを入れて来る。８分には、磐田が左サイドを突破し、ペナルティーエリア深くまで進入。最後は短く落とされたボールを磐田ＭＦ山田が左足シュートを放つも札幌守備陣が体に当ててコーナーキックに逃れた（一連のプレーの中で札幌にハンドがあったのではとＶＡＲ判定があったが、反則は無し）。
ホームの札幌は１５分頃までボールの保持率は約７割と高いがシュートまではいたらない。しかし、４試合ぶりに復帰した宮澤が中盤に居ることもあり慌てている雰囲気は無い。
すると２５分、札幌が先制に成功する。磐田ＧＫからのゴールキックを札幌守備陣が跳ね返し、センターサークル付近のＭＦスパチョークにボールが渡る。スパチョークは、ＤＦの裏に走り出していたＭＦ浅野に絶妙なロングスルーパス。浅野はペナルティーエリア手前で、切り返しから左足のコントロールシュートでゴール左に突き刺した。
磐田も同点を狙い前への圧力を強める。前半は互いにシュート５本ずつで、札幌１点リードで後半へ。
後半開始時に磐田は山田に代えてＭＦ平川を投入。札幌ボールでキックオフ。追加点が欲しいところだったが、開始早々の攻撃は磐田。後半１分に磐田が左サイドのスローインからつなぎ、ペナルティーエリア内から磐田ＭＦ松本がシュートするもＧＫ菅野が正面でキャッチ。
ここから札幌は主導権を握り相手陣内に押し込む。流れを変えたい磐田は１７分、松本→ＭＦブルーノ・ジョゼ、レオ・ゴメス→ＭＦ藤原と２枚替え。札幌も２４分、近藤→ＤＦ中村、スパチョーク→ＦＷキム・ゴンヒと２枚替えで逃げ切りを図る。
終盤に向け、磐田は３３分に古川からＭＦ石田、３８分ＲグラッサからＤＦ伊藤と選手を代える。札幌も４１分、荒野からＤＦ家泉、アディショナルタイム６分（５１分）にも浅野からＤＦ高尾投入で守備を固める。５２分、菅にイエローカードが出たが、直後にタイムアップ。札幌が１−０のスコアで待望の勝ち点３獲得。順位を１つ上げ１９位となった。
札幌の次戦、明治安田Ｊ１第１５節柏レイソル戦は、５月１９日午後４時からアウエーの三協フロンテア柏スタジアムで行われる。
（写真は５月１５日、札幌ドーム、撮影・石井一弘）
５月１５日、札幌ドームで行われた明治安田Ｊ１第１４節、北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田の試合は、札幌が浅野の挙げた１点を守り切り１−０で７戦ぶりの勝利をつかんだ。
平日水曜日のナイター開催となった今節。前節まで勝点８で２０位の札幌と、勝点１４で１５位の磐田の対戦に、ホームの札幌ドームには７，７０２人が集まった。
札幌の先発は、ＧＫ菅野孝憲、ＤＦ馬場晴也、岡村大八、菅大輝。ＭＦは右に近藤友喜、左に青木亮太、ボランチに荒野拓馬、宮澤裕樹。２シャドーにＭＦ浅野雄也、スパチョーク。ワントップにＭＦ駒井善成を配置。控えはＧＫ児玉潤、ＤＦ家泉怜依、�眸�瑠、中村桐耶、ＭＦ原康介、田中克幸、ＦＷキム・ゴンヒ。
磐田の先発は、ＧＫ坪井湧也、ＤＦ松原后、鈴木海音、リカルド・グラッサ、植村洋斗（ＭＦ登録）。ＭＦは後ろに上原力也、レオ・ゴメス、１列前に山田大記、松本昌也、古川陽介の３人。ワントップにＦＷマテウス・ペイショット。今季１１ゴールで得点ランキング１位のジャーメイン良は全治１か月のけがで不在。控えはＧＫ杉本光希、ＤＦ西久保駿介、伊藤槙人、ＭＦブルーノ・ジョゼ、平川怜、石田雅俊、藤原健介。
試合は１９時３分、磐田ボールでキックオフ。磐田は前線の長身ＦＷマテウス・ペイショットを目掛けてボールを入れて来る。８分には、磐田が左サイドを突破し、ペナルティーエリア深くまで進入。最後は短く落とされたボールを磐田ＭＦ山田が左足シュートを放つも札幌守備陣が体に当ててコーナーキックに逃れた（一連のプレーの中で札幌にハンドがあったのではとＶＡＲ判定があったが、反則は無し）。
ホームの札幌は１５分頃までボールの保持率は約７割と高いがシュートまではいたらない。しかし、４試合ぶりに復帰した宮澤が中盤に居ることもあり慌てている雰囲気は無い。
すると２５分、札幌が先制に成功する。磐田ＧＫからのゴールキックを札幌守備陣が跳ね返し、センターサークル付近のＭＦスパチョークにボールが渡る。スパチョークは、ＤＦの裏に走り出していたＭＦ浅野に絶妙なロングスルーパス。浅野はペナルティーエリア手前で、切り返しから左足のコントロールシュートでゴール左に突き刺した。
磐田も同点を狙い前への圧力を強める。前半は互いにシュート５本ずつで、札幌１点リードで後半へ。
後半開始時に磐田は山田に代えてＭＦ平川を投入。札幌ボールでキックオフ。追加点が欲しいところだったが、開始早々の攻撃は磐田。後半１分に磐田が左サイドのスローインからつなぎ、ペナルティーエリア内から磐田ＭＦ松本がシュートするもＧＫ菅野が正面でキャッチ。
ここから札幌は主導権を握り相手陣内に押し込む。流れを変えたい磐田は１７分、松本→ＭＦブルーノ・ジョゼ、レオ・ゴメス→ＭＦ藤原と２枚替え。札幌も２４分、近藤→ＤＦ中村、スパチョーク→ＦＷキム・ゴンヒと２枚替えで逃げ切りを図る。
終盤に向け、磐田は３３分に古川からＭＦ石田、３８分ＲグラッサからＤＦ伊藤と選手を代える。札幌も４１分、荒野からＤＦ家泉、アディショナルタイム６分（５１分）にも浅野からＤＦ高尾投入で守備を固める。５２分、菅にイエローカードが出たが、直後にタイムアップ。札幌が１−０のスコアで待望の勝ち点３獲得。順位を１つ上げ１９位となった。
札幌の次戦、明治安田Ｊ１第１５節柏レイソル戦は、５月１９日午後４時からアウエーの三協フロンテア柏スタジアムで行われる。
上写真／試合開始早々の１分、札幌ＭＦ浅野（１８番）が近藤のパスを受け右サイドを駆け上がる、後方磐田ＤＦ松原（４番）
上写真／前半３分、磐田左サイドのスローインから磐田ＦＷマテウス・ペイショット（左上）と札幌ＭＦ近藤（３３番）とその後方ＤＦ馬場がヘッドで競り合う、左手前磐田ＭＦ古川（３１番）、右端札幌ＤＦ岡村（５０番）
上：上段写真／前半１６分、磐田ＤＦリカルド・グラッサからのボールを札幌ＤＦ岡村（右）が、磐田ＦＷマテウス・ペイショットとの競り合いに勝って保持
上：下段写真／前半２３分、札幌右ＣＫからＭＦ荒野（２７番）と、その後方磐田ＤＦリカルド・グラッサが競るが共に触れず、右端札幌ＭＦ近藤（３３番）、その左磐田ＤＦ鈴木、左手前ＭＦレオ・ゴメス（１６番）
上：下段写真／前半２３分、札幌右ＣＫからＭＦ荒野（２７番）と、その後方磐田ＤＦリカルド・グラッサが競るが共に触れず、右端札幌ＭＦ近藤（３３番）、その左磐田ＤＦ鈴木、左手前ＭＦレオ・ゴメス（１６番）
上：上段写真／前半２５分、先制点を決めた札幌ＭＦ浅野（１８番）に抱きつく近藤（左）とたたえる宮澤（１０番）、開けた大きな口がその喜びを表している
上：下段写真／前半２５分、先制点を決めた札幌ＭＦ浅野（１８番）の首に手を回すキャプテン荒野、アシストしたスパチョークの嬉しそうな笑顔が見える、３３番ＭＦ近藤、１４番駒井、１０番宮澤、左端ぼうぜんとする磐田ＭＦ古川（３１番）
上：下段写真／前半２５分、先制点を決めた札幌ＭＦ浅野（１８番）の首に手を回すキャプテン荒野、アシストしたスパチョークの嬉しそうな笑顔が見える、３３番ＭＦ近藤、１４番駒井、１０番宮澤、左端ぼうぜんとする磐田ＭＦ古川（３１番）
上：上段写真／後半２分、磐田ＭＦ松本（１４番）のシュートをガッチリ受け止める札幌ＧＫ菅野（１番）、中央左札幌ＤＦ菅（４番）、その右磐田ＭＦレオ・ゴメス（１６番）
上：下段写真／後半３分、磐田左サイドからのクロスを札幌ＧＫ菅野がキャッチ、右端磐田ＦＷマテウス・ペイショット、その手前札幌ＤＦ菅、左磐田ＭＦ上原（７番）
上：下段写真／後半３分、磐田左サイドからのクロスを札幌ＧＫ菅野がキャッチ、右端磐田ＦＷマテウス・ペイショット、その手前札幌ＤＦ菅、左磐田ＭＦ上原（７番）
上：上段写真／後半８分、札幌ＭＦ浅野（左から２人目）はクロスを上げるが、ゴール前で磐田ＭＦ植村にクリアされＣＫに逃げられる、左ＭＦ古川、右ＤＦリカルド・グラッサ（３６番）
上：下段写真／後半３８分、途中出場した札幌ＦＷキム・ゴンヒ（中央）が、ＭＦ駒井のパスを受けてシュートするが、磐田ＧＫ坪井にクリアされる、右途中出場した磐田ＤＦ伊藤
上：下段写真／後半３８分、途中出場した札幌ＦＷキム・ゴンヒ（中央）が、ＭＦ駒井のパスを受けてシュートするが、磐田ＧＫ坪井にクリアされる、右途中出場した磐田ＤＦ伊藤
上：上段写真／後半４２分、磐田のセンターサークル付近からのロングボールに競り合うＤＦ伊藤（６番）と札幌ＭＦ宮澤（右）、荒野の足がつって直前に交代しキャプテンマークを託されていた
上：下段写真／後半追加タイム６分、足を痛めた札幌ＭＦ浅野はタンカで退場、この日のヒーローだったが、それだけ頑張ったともいえるか…
上：下段写真／後半追加タイム６分、足を痛めた札幌ＭＦ浅野はタンカで退場、この日のヒーローだったが、それだけ頑張ったともいえるか…
上：上段写真／後半追加タイム６分、磐田ＭＦ伊藤（中央）らの猛攻を懸命に防ぐ途中出場していた札幌ＤＦ中村（６番）と、退場した荒野からキャプテンマークを託されていたＭＦ宮澤（１０番）、右に家泉（１５番）、左にＧＫ菅野、左端途中出場していた磐田ＭＦ石田（４１番）
上：下段写真／７試合ぶりの勝ち点３を獲得、笑顔の札幌ＧＫ菅野（１番）に何やら拝むような仕草をする途中出場のＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、他の選手左からＭＦ宮澤（１０番）、駒井（１４番）、青木（１１番）、その後方ＤＦ岡村、中村、家泉（１５番）
上：下段写真／７試合ぶりの勝ち点３を獲得、笑顔の札幌ＧＫ菅野（１番）に何やら拝むような仕草をする途中出場のＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、他の選手左からＭＦ宮澤（１０番）、駒井（１４番）、青木（１１番）、その後方ＤＦ岡村、中村、家泉（１５番）
上：左側写真／後半追加タイム４分、最後まで懸命に選手を鼓舞する札幌のペトロビッチ監督
上：右側写真／前半３４分、大声で選手に指示を出す磐田の横内昭展監督
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「試合前日に話したように、我々に必要なのはどんな形でもいいから勝利すること。今日の試合は我々の状態を示していたと思う。４、５点取ってもおかしくないだけのチャンスは作っていたと思うが、スコアは１−０で、最後まで冷や汗をかく戦いだった。それがいまのチーム状況であり、まだまだチームとしてやらなければいけないことはあると思います」
■ジュビロ磐田の横内昭展監督のコメント（一部抜粋）
「水曜日のナイトゲームで札幌の地まで足を運んで声援を送り続けてくれたサポーターに申し訳ない気持ちでいっぱいです。札幌への準備はしてきましたけれど、準備をしてきたところで失点したというか、対応できなかった。それが重くのしかかりました。耐えながら得点を狙っていきましたが、なかなか最後のゴール前のところをこじ開けることができず、まだまだ足りない部分がたくさん出た試合でした」
上：右側写真／前半３４分、大声で選手に指示を出す磐田の横内昭展監督
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント（一部抜粋）
「試合前日に話したように、我々に必要なのはどんな形でもいいから勝利すること。今日の試合は我々の状態を示していたと思う。４、５点取ってもおかしくないだけのチャンスは作っていたと思うが、スコアは１−０で、最後まで冷や汗をかく戦いだった。それがいまのチーム状況であり、まだまだチームとしてやらなければいけないことはあると思います」
■ジュビロ磐田の横内昭展監督のコメント（一部抜粋）
「水曜日のナイトゲームで札幌の地まで足を運んで声援を送り続けてくれたサポーターに申し訳ない気持ちでいっぱいです。札幌への準備はしてきましたけれど、準備をしてきたところで失点したというか、対応できなかった。それが重くのしかかりました。耐えながら得点を狙っていきましたが、なかなか最後のゴール前のところをこじ開けることができず、まだまだ足りない部分がたくさん出た試合でした」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
