北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るJ1第8節(4月15日)、アウエー浦和に1−4で敗戦
23・04・17
興梠が 帰って浦和 強くなり
埼玉スタジアム2002も改装
北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督が今節の古巣・浦和レッズ戦、さらに第1節サンフレッチェ広島戦でも「いちゃもん」がついた。何という「不幸な」男だろう。
突然「NHK」で、実況が「放映される」。その前に「安倍元首相事件」と同じような「事件が起きた」。きっと「馬耳東風」だったと思う。函館で「桜が咲き」―「札幌でも前代未聞」の桜が咲いた。
浦和は「大雨・梅雨の雨と少し違う」。分かるかなー、ミシャのずぶ濡れの顔が、画面に映し出される。おなじ「悲喜交々」が、2023年4月15日「あちこちで事件が発生した」。
サッカーの2023J1第8節浦和レッズ対北海道コンサドーレ札幌戦は、15時03分、何事も無かったように、2002年W杯日韓大会時に新装され、3月に「リニューアル(改装)」したスタジアムで行われた。プロ野球の北広島のような「素晴らしい」建物―、と思いきや土砂降りの雨。3万8千5百74人の観衆は今季J1リーグ初の大入りと言う。天候は雨、気温16.1度、湿度90パーセント。
審判団は元Jリーガーの御厨貴文主審(38、神奈川県出身、昨季からJ1担当)。副審は西橋勲、穴井千雅。第4の審判は野堀桂佑。VAR木村博之(主審格)、AVAR大川直也。札幌のキックオフで始まった。
浦和は赤のユニホーム。札幌はお決まりの白。何で「クロ」で行かなかったの。キャプテンマークは浦和は岩尾憲、札幌が荒野拓馬。浦和の新監督はポーランドのマチェイ・スコルジャ氏(51)とコーチ4人がニューフェイス。
これまでの対戦成績は浦和の10勝7分け9敗で、昨季期限付きで札幌に在籍した興梠慎三が、今季から浦和に復帰している。
浦和のスタメンはGK西川周作、DF明本孝浩、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也、MF伊藤敦樹、岩尾憲、大久保智明、小泉佳穂、関根貴大、FW興梠慎三。控えはGK鈴木彩艶、DF岩波拓也、馬渡和彰、MFダヴィド・モーベルグ、柴戸海、安居海渡、FWホセ・カンテ。
札幌はGKク・ソンユン、DF田中駿汰、岡村大八、中村桐耶、WB金子拓郎、菅大輝、MF福森晃斗、荒野拓馬、FW青木亮太、浅野雄也、キム・ゴンヒ。控えは、GK大谷幸輝、DF馬場晴也、MF宮澤裕樹、駒井善成、スパチョーク、FWミラン・トゥチッチ、中島大嘉。
浦和のここ5試合は4勝1分けと絶好調。対して札幌は2勝2分け1敗。浦和は改装したての埼玉スタジアムと言うこともあり、トップの興梠が「快調と言う前評判」に乗っている。
試合は立ち上がり5分、札幌DF岡村が浦和DF荻原に倒されFK獲得。荻原にイエローカード。札幌MF福森がFKを蹴る。ゴール前にボールを入れるが、DFに防がれ、さらにCKを得る。再び福森の左足から放たれたボールは相手DFにはじき出される。
今度は9分過ぎ、浦和GK西川からの展開。味方にはつながらないが徐々に札幌圏内。12分福森にイエローカード。浦和MF小泉の進入を腕をつかんで阻止したもの。
22分、札幌MF菅が浦和MF大久保のユニホームを引っ張り倒しイエローカード。34分、札幌DF中村に「一発レッドカード」。トップの興梠を阻止するための「ファール」=退場処分。
41分、札幌はトップのキム・ゴンヒに代えて、それこそ「元浦和の駒井を投入」。体制を整える。アディショナルタイム4分。前半0−0で終わる。
【監督のハーフタイムコメント】
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
「守備はコンパクトに保って我慢していこう」、「カウンターとセットプレーには気をつけること」、「我慢していれば必ずチャンスはくる。チャンスを狙っていこう」
■浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督のコメントはチーム発表なし
後半は「ハーフタイムの交代なし」。札幌は右サイドの田中駿―金子のコンビのパスワークが見事。8分まで互いに出たり、引っ込んだり。8分札幌金子にイエローカード。審判の判定に「異義」の主審判定。
16分あたりから両チームとも選手交代などの「試合の展開を変更するような動き」。19分、浦和の小泉OUTホセ・カンテIN。22分札幌・浅野OUT中島IN。
この直後23分、浦和が試合を動かす。DFショルツがセンターマーク付近で札幌のパスをカットするとドリブルで攻め上がり、右サイドのMF関根に一度預けてゴール前に走り込む。リターンパスをゴールに流し込み浦和先制。
勢い付く浦和は25分、浦和MF関根が味方の攻撃に反応、こぼれ球を札幌GKクをかわしてゴールを決めたが、オフサイドの判定で札幌は事なきを得る。間接FKで再開された後、札幌ゴール前でGKクの足を浦和FWホセが足裏で蹴り、クはその場に倒れ込んだ。31分までVARの判定を巡り「約10分中断」。31分浦和のホセに「レッドカード」。
38分には、浦和FW興梠のシュートを札幌ペナルティアエリア内で防いだFW青木のハンドを巡り「再びVAR判定」=青木にイエローカード。PKとなり興梠が決めて2−0で浦和リード。
43分札幌の菅が浦和ペナルティエリア外でこぼれ球を拾い、ゴール前へ進入、右足でシュートを決める。1点差に追い上げ選手交代。札幌は福森OUT宮澤IN。青木OUTトゥチッチIN。浦和は興梠OUT安居IN。関根OUTモーベルグIN。
アディショナルタイムは10分。この後47分札幌がCK。金子がキックするがGK西川にパンチングでクリアされた。48分浦和は荻原OUT馬渡IN。
50分に浦和が試合を決める。右サイドでMFモーベルグが安居とワンツーで抜け出す。札幌ゴール前に送ったボールは札幌DF田中駿に当たり加点、3−1と突き放す。直後の51分に札幌FW中島がファール後の異議でイエローカードを受ける。
さらに攻撃の手を緩めない浦和は53分、DFホイプラーテンがDF馬渡FKからのボールを決めて4−1。ホームの浦和が雨中決戦を制した。
シュート数は、浦12−6札、CK浦2―4札、FK浦15−9札、PK浦1ゲット。
JリーグYBCルヴァン杯Aグループ第4節北海道コンサドーレ札幌対サガン鳥栖戦は4月19日午後7時から札幌ドームで行われる。
2023明治安田生命J1第9節北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡戦は4月23日午後2時から札幌ドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
「試合の入りは決して悪くなかったと思います。我々がコントロール出来ていたと思いますし、相手のボールを奪ってからのカウンターという狙いは出せていたんじゃないかと思います。その中で、レッドカードを受けて1人少なくなり、そこからは守らなければならない時間帯が長かったと思います。
PKで2点目を取られた中で、相手も退場して同数になってからは札幌らしい攻撃が見せられたんじゃないかと思います。1点返すことが出来ました。選手たちは追いつこうと攻撃を仕掛けてくれましたが、そこからカウンターを受けて失点しました。やはり1人少ない時間帯が長かったことが、選手を疲労させ、集中力の低下につながったのか、3点目、4点目を喫しました。
厳しい状況の中で我々は戦いましたが、選手たちはよく戦ってくれましたし、最後まであきらめない戦いは見せられたと思います。数的同数の時間が長ければ、もっと緊張感のあるゲームになったと思いますし、もっと札幌らしいプレスと攻撃を見せられたと思っています。今日はこういう形で敗れましたが、しっかりと頭を切り替えて向かっていかなければいけないと思います」
■浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督のコメント(一部抜粋)
「まず、我々にとって非常に良い結果となりました。このスタジアムで、サポーターの皆さんに4つのゴールをお届け出来たは非常にうれしいです。そうしたいと願っていました。
札幌戦はいつもそうだと思いますが、ラクな試合ではありませんでした。相手に退場者が出て、1人少ない時間帯は幸運だったと思います。より長くボールをキープすることもでき、切り替えの瞬間の札幌の危険度が下がっていたように思えます。しかし、札幌は10人ながらも非常に堅い守りをしました。相手を動かしてスペースを作ってプレーしようとしましたが、我々のプレースピードがあまり上がりませんでした。
そのあと、前線を2トップにしましたが、アレクサンダー・ショルツの非常に良い判断で得点することができました。そこからはジェットコースターのような流れでした。2点目が決まったかと思えばVARで取り消され、ホセが退場になってしまいました。
そして、他の試合と比べて今日は決定力が高かったと思います。フィニッシュがうまくいきましたし、セットプレーから取れたことも大きかったと思います。選手たちは非常に良い仕事をしてくれましたし、メンタルの面でもトップレベルだったと思います。これからは水曜日の湘南戦のことを考えながら準備していきたいと思います」
埼玉スタジアム2002も改装
北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督が今節の古巣・浦和レッズ戦、さらに第1節サンフレッチェ広島戦でも「いちゃもん」がついた。何という「不幸な」男だろう。
突然「NHK」で、実況が「放映される」。その前に「安倍元首相事件」と同じような「事件が起きた」。きっと「馬耳東風」だったと思う。函館で「桜が咲き」―「札幌でも前代未聞」の桜が咲いた。
浦和は「大雨・梅雨の雨と少し違う」。分かるかなー、ミシャのずぶ濡れの顔が、画面に映し出される。おなじ「悲喜交々」が、2023年4月15日「あちこちで事件が発生した」。
サッカーの2023J1第8節浦和レッズ対北海道コンサドーレ札幌戦は、15時03分、何事も無かったように、2002年W杯日韓大会時に新装され、3月に「リニューアル(改装)」したスタジアムで行われた。プロ野球の北広島のような「素晴らしい」建物―、と思いきや土砂降りの雨。3万8千5百74人の観衆は今季J1リーグ初の大入りと言う。天候は雨、気温16.1度、湿度90パーセント。
審判団は元Jリーガーの御厨貴文主審(38、神奈川県出身、昨季からJ1担当)。副審は西橋勲、穴井千雅。第4の審判は野堀桂佑。VAR木村博之(主審格)、AVAR大川直也。札幌のキックオフで始まった。
浦和は赤のユニホーム。札幌はお決まりの白。何で「クロ」で行かなかったの。キャプテンマークは浦和は岩尾憲、札幌が荒野拓馬。浦和の新監督はポーランドのマチェイ・スコルジャ氏(51)とコーチ4人がニューフェイス。
これまでの対戦成績は浦和の10勝7分け9敗で、昨季期限付きで札幌に在籍した興梠慎三が、今季から浦和に復帰している。
浦和のスタメンはGK西川周作、DF明本孝浩、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也、MF伊藤敦樹、岩尾憲、大久保智明、小泉佳穂、関根貴大、FW興梠慎三。控えはGK鈴木彩艶、DF岩波拓也、馬渡和彰、MFダヴィド・モーベルグ、柴戸海、安居海渡、FWホセ・カンテ。
札幌はGKク・ソンユン、DF田中駿汰、岡村大八、中村桐耶、WB金子拓郎、菅大輝、MF福森晃斗、荒野拓馬、FW青木亮太、浅野雄也、キム・ゴンヒ。控えは、GK大谷幸輝、DF馬場晴也、MF宮澤裕樹、駒井善成、スパチョーク、FWミラン・トゥチッチ、中島大嘉。
浦和のここ5試合は4勝1分けと絶好調。対して札幌は2勝2分け1敗。浦和は改装したての埼玉スタジアムと言うこともあり、トップの興梠が「快調と言う前評判」に乗っている。
試合は立ち上がり5分、札幌DF岡村が浦和DF荻原に倒されFK獲得。荻原にイエローカード。札幌MF福森がFKを蹴る。ゴール前にボールを入れるが、DFに防がれ、さらにCKを得る。再び福森の左足から放たれたボールは相手DFにはじき出される。
今度は9分過ぎ、浦和GK西川からの展開。味方にはつながらないが徐々に札幌圏内。12分福森にイエローカード。浦和MF小泉の進入を腕をつかんで阻止したもの。
22分、札幌MF菅が浦和MF大久保のユニホームを引っ張り倒しイエローカード。34分、札幌DF中村に「一発レッドカード」。トップの興梠を阻止するための「ファール」=退場処分。
41分、札幌はトップのキム・ゴンヒに代えて、それこそ「元浦和の駒井を投入」。体制を整える。アディショナルタイム4分。前半0−0で終わる。
【監督のハーフタイムコメント】
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
「守備はコンパクトに保って我慢していこう」、「カウンターとセットプレーには気をつけること」、「我慢していれば必ずチャンスはくる。チャンスを狙っていこう」
■浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督のコメントはチーム発表なし
後半は「ハーフタイムの交代なし」。札幌は右サイドの田中駿―金子のコンビのパスワークが見事。8分まで互いに出たり、引っ込んだり。8分札幌金子にイエローカード。審判の判定に「異義」の主審判定。
16分あたりから両チームとも選手交代などの「試合の展開を変更するような動き」。19分、浦和の小泉OUTホセ・カンテIN。22分札幌・浅野OUT中島IN。
この直後23分、浦和が試合を動かす。DFショルツがセンターマーク付近で札幌のパスをカットするとドリブルで攻め上がり、右サイドのMF関根に一度預けてゴール前に走り込む。リターンパスをゴールに流し込み浦和先制。
勢い付く浦和は25分、浦和MF関根が味方の攻撃に反応、こぼれ球を札幌GKクをかわしてゴールを決めたが、オフサイドの判定で札幌は事なきを得る。間接FKで再開された後、札幌ゴール前でGKクの足を浦和FWホセが足裏で蹴り、クはその場に倒れ込んだ。31分までVARの判定を巡り「約10分中断」。31分浦和のホセに「レッドカード」。
38分には、浦和FW興梠のシュートを札幌ペナルティアエリア内で防いだFW青木のハンドを巡り「再びVAR判定」=青木にイエローカード。PKとなり興梠が決めて2−0で浦和リード。
43分札幌の菅が浦和ペナルティエリア外でこぼれ球を拾い、ゴール前へ進入、右足でシュートを決める。1点差に追い上げ選手交代。札幌は福森OUT宮澤IN。青木OUTトゥチッチIN。浦和は興梠OUT安居IN。関根OUTモーベルグIN。
アディショナルタイムは10分。この後47分札幌がCK。金子がキックするがGK西川にパンチングでクリアされた。48分浦和は荻原OUT馬渡IN。
50分に浦和が試合を決める。右サイドでMFモーベルグが安居とワンツーで抜け出す。札幌ゴール前に送ったボールは札幌DF田中駿に当たり加点、3−1と突き放す。直後の51分に札幌FW中島がファール後の異議でイエローカードを受ける。
さらに攻撃の手を緩めない浦和は53分、DFホイプラーテンがDF馬渡FKからのボールを決めて4−1。ホームの浦和が雨中決戦を制した。
シュート数は、浦12−6札、CK浦2―4札、FK浦15−9札、PK浦1ゲット。
JリーグYBCルヴァン杯Aグループ第4節北海道コンサドーレ札幌対サガン鳥栖戦は4月19日午後7時から札幌ドームで行われる。
2023明治安田生命J1第9節北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡戦は4月23日午後2時から札幌ドームで行われる。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
「試合の入りは決して悪くなかったと思います。我々がコントロール出来ていたと思いますし、相手のボールを奪ってからのカウンターという狙いは出せていたんじゃないかと思います。その中で、レッドカードを受けて1人少なくなり、そこからは守らなければならない時間帯が長かったと思います。
PKで2点目を取られた中で、相手も退場して同数になってからは札幌らしい攻撃が見せられたんじゃないかと思います。1点返すことが出来ました。選手たちは追いつこうと攻撃を仕掛けてくれましたが、そこからカウンターを受けて失点しました。やはり1人少ない時間帯が長かったことが、選手を疲労させ、集中力の低下につながったのか、3点目、4点目を喫しました。
厳しい状況の中で我々は戦いましたが、選手たちはよく戦ってくれましたし、最後まであきらめない戦いは見せられたと思います。数的同数の時間が長ければ、もっと緊張感のあるゲームになったと思いますし、もっと札幌らしいプレスと攻撃を見せられたと思っています。今日はこういう形で敗れましたが、しっかりと頭を切り替えて向かっていかなければいけないと思います」
■浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督のコメント(一部抜粋)
「まず、我々にとって非常に良い結果となりました。このスタジアムで、サポーターの皆さんに4つのゴールをお届け出来たは非常にうれしいです。そうしたいと願っていました。
札幌戦はいつもそうだと思いますが、ラクな試合ではありませんでした。相手に退場者が出て、1人少ない時間帯は幸運だったと思います。より長くボールをキープすることもでき、切り替えの瞬間の札幌の危険度が下がっていたように思えます。しかし、札幌は10人ながらも非常に堅い守りをしました。相手を動かしてスペースを作ってプレーしようとしましたが、我々のプレースピードがあまり上がりませんでした。
そのあと、前線を2トップにしましたが、アレクサンダー・ショルツの非常に良い判断で得点することができました。そこからはジェットコースターのような流れでした。2点目が決まったかと思えばVARで取り消され、ホセが退場になってしまいました。
そして、他の試合と比べて今日は決定力が高かったと思います。フィニッシュがうまくいきましたし、セットプレーから取れたことも大きかったと思います。選手たちは非常に良い仕事をしてくれましたし、メンタルの面でもトップレベルだったと思います。これからは水曜日の湘南戦のことを考えながら準備していきたいと思います」
池田淳