北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

ルヴァン杯C組第3節(4月20日)、ホームで京都に4−1の勝利

22・04・22
 上写真/過密日程の中のル杯京都戦の札幌の先発メンバーは前列左からMF菅、ルーカス・フェルナンデス(7番)、ガブリエル・シャビエル、駒井、西、後列左からFW中島(45番)、DF中村(24番)、田中(2番)、MF高嶺、DF岡村、GK大谷

    (4月20日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)
 

 中島の「頭」とシャビエルの「左足」

  ミシャ監督これが日本の「二刀流」


 ミハイロ・ペトロビッチ監督は「肩の力」が抜けたのだろうか。1週間前のJリーグYBCルヴァンカップで、アウエーで2−0から大逆転「2−3」で、敗れた。「新型コロナウイルス」の影響で日程変更となった京都サンガF.C.との一戦。J1リーグ第9節FC東京戦を挟み、4月20日に2試合目が行われた。

 見違えるような選手交代。前試合のスタメン「GK中野、DF井川、岡村、中村、MFルーカス、荒野、西、田中宏、青木、Dオリヴェイラ、FWトゥチッチ」。今回は、GK大谷、DF田中駿、岡村、中村、MFルーカス、西、高嶺、菅にトップ3はガブリエル・シャビエル、駒井、中島がスタメン。交代した選手がMF青木亮太、檀崎竜孔、田中宏武、藤村怜。こんな具合で、「ミシャ監督もやるもんだ」。

 京都の方は前節のスタメンから田中、福岡、大前が外れたが、田中以外は控えには入っている。

 4月20日、会場を札幌ドームに移し、午後7時から。JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節は3千627人の観衆。室温21.9度、湿度35パーセント。

 筆者・池田淳は、「札幌市内にクマ出没」で、地域によっては「夜間外出自粛」を受け、ドーム取材から急遽「スカパー」に切り替えテレワーク対応。かつての吉原宏太選手の解説に自室で「観戦した」。また、テレビ放映前後で、Jリーグチェアマンに就任した野々村芳和氏らの「放談会」もあり、「審判団の今後も話し合っていた」。「レッドカードもらった」=「不満」もあったよう。

 試合の方は、19時03分札幌のキックオフ。長峯滉希主審(30、栃木県出身)の笛でスタートした。札幌は駒井善成選手、京都は本多勇喜選手がキャプテンマークを着けた。

 札幌ベンチ前はペトロビッチ監督、背広姿で杖もつかず、相変わらず元気。京都は、諜裁監督が「新型コロナウイルス陽性」で、杉山弘一コーチが代役。

 前半の札幌はWBの右にルーカス、左は菅の両脇から中央にボールが回る。京都はFWマルティノスにボールが集まるようだ。札幌のトップ中島は「初めてのスタメン」。相手DFはぴったりとマーク。スピードある「縦への突っ込み」。両サイドからのセンタリングに「頭で」反応、188センチの巨体は「迫力」を感じる。

 京都は、前節で得点源の大前は、ベンチスタート。17分、札幌の駒井のドリブルに相手の金子が手を使って止め「イエローカード」。また20分には札幌のルーカスが競り合ったがファールで「イエローカード」。

 この後、交互にせめぎ合い。札幌の中央に入った駒井が、ボール回しの中心。京都のFW豊川も頑張っているが39分、札幌ルーカスと接触、頭部を痛める。ピッチに担架が入り交代。41分MF山田IN。アディショナルタイム3分。0−0で後半へ。


【監督のハーフタイムコメント】
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
 「ラストパスの精度を上げていこう」、「スペースを見つけてパスをしよう」、「いい流れを継続してゴールを奪っていこう」

■京都サンガF.C。 の杉山弘一コーチのコメント
 「サポートを増やしてボールを動かそう」、「勝ち切って帰ろう」


 後半は、札幌のDF田中駿が、攻撃のスタートになる。5分、田中駿−岡村の連携を取るが、少しずれる。直後の6分、FWシャビエルが中島とワンツー。浮いたボールを「左足」で、ボレーシュート。1−0で先制。浮いたボールの扱いが「見事」だった。

 今度は京都のベンチが動いた。7分、マルティノスOUT大前IN。走り回る男が来た。9分、FWイスマイラが中盤でキープ。長井が反応、この浮き球に大前が反応、左足を振り抜いた。GK大谷が反応したがポストに当たりゴール。1−1の同点。

 15分に京都の選手交代。中野OUT福岡IN、長井OUT飯田IN。さあがっぷりがっぷり四つ。21分、札幌・西OUT青木IN。

 22分、札幌左からの攻め。と言えば菅。中央に走り込んだのは「頭の中島」。高い打点から「ゲット」。2−1で勝ち越し。京都GKマイケル・ウッドもタジタジ。

 勢いに乗る札幌は30分、今度は「名古屋からの1億円プレーヤーの出番」。駒井が右サイドをえぐっていく。マイナスへ出したパスに、ルーカスがさらにマイナス方向にパス。反応したシャビエルが左足シュート、「ボールがゴールネットに突き刺さる」。スコアは3−1。

 35分、京都が選手交代。荒木OUT植田IN。イスマイラOUT井上IN。

 トドメは43分。札幌4点目。右CKの流れからルーカス。福森晃斗よりボールは「緩い」が、最後の「変化」を、中島が「会得」したようだ。「高い打点のボールはネットだけが、知っていた」。

 交代は札幌の3人。46分アディショナルタイム5分。ルーカスOUT檀崎IN。シャビエルOUT田中宏武IN。駒井(ご苦労さん)OUT藤村怜IN。ホーム札幌が4−1で勝利した。

 シュート数は、札15−12京、CK札6−4京、FK札14−8京、PKなし。

 JリーグYBCルヴァンカップCグループ第5戦北海道コンサドーレ札幌対柏レイソル戦は、4月23日午後1時から、札幌厚別運動公園競技場で行われる。 

 追伸 午後3時過ぎ、道新夕刊がきました。「クマの正確な出没情報はありません」。
 北大ヒグマ研究グループ天塩・問寒別は今いかに。途中の中川の「黒いそば」どうなる?
 これから「ゴルフ場」解禁。黒いクマに似た可愛い「クロクマ」は、キツネの幼児期。


 上写真/前半5分、京都FWマルティノス(20番)が札幌MF菅(4番)と競り合うがシュートまではいけず、右端GK大谷


 上写真/前半12分、札幌DF中村(左)とMF菅(4番)が京都の若手有望株MF中野(25番)を挟み込むようにボールを奪う


 上:上段写真/後半6分、札幌MFガブリエル・シャビエル(18番)がFW中島(45番)の折り返しをシュート、移籍後初のゴールを決め先制する。中島の右にDF中村(24番)、京都の選手はDF本多(中島の左)その後方FW豊川、右端アピアタウィア・久

 上:下段写真/後半6分、先制ゴールを決めた札幌MFガブリエル・シャビエルが、FW中島(45番)、DF中村らに祝福されながら左手の指輪にキスし続けていた


 上:上段写真/後半7分に京都FWマルティノスに代わって途中出場したFW大前(50番)がわずか2分後の9分、DF長井の右からのクロスを受けて同点ゴールを決める、移籍後初ゴールとなった。7番は札幌MFルーカス・フェルナンデス

 上:下段写真/後半9分、京都FW大前のシュートに札幌GK大谷が飛びつくが及ばず同点となる、右端DF本多(6番)


 上:上段写真/後半22分、札幌FW中島(左端)が左サイドのMF菅からのクロスを、京都DF本多(ピッチに伏せている)と競りながらヘッドで合わせて勝ち越しゴールを決める。11番は札幌MF青木、手前の4番は京都DFメンデス

 上:下段写真/後半22分、勝ち越しゴールを決めた札幌FW中島(右端)をMF高嶺が、アシストしたMF菅(右から3人目)をガブリエル・シャビエル(18番)が祝福、左端ルーカス・フェルナンデス(7番)、その右青木


 上写真/後半30分、この試合2点目のゴールを決めた札幌MFガブリエル・シャビエル(中央)が両手で何やらポーズ、アシストしたルーカス・フェルナンデス(左)も「何それ?」といったけげんな表情、右DF岡村(50番)


 上写真/後半43分、この試合2点目のゴールを決めスタンドに向けポーズをする札幌FW中島、左京都GKマイケル・ウッド(32番)


 上:上段写真/後半39分、札幌MFルーカス・フェルナンデス(7番)が京都MF金子(19番)、山田(27番)の間を縫うようにドリブルで突破していく。右は駒井、中央奥に同点ゴールを決めた京都FW大前。ルーカス・フェルナンデスは2得点をアシストし、駒井もキャプテンマークを巻いて若いチームを引っ張った

 上:下段写真/今季ホームゲームで初勝利し笑顔を見せる札幌の選手たち、左からDF中村(24番)、MF檀崎(17番)、FW中島、MF田中宏(30番)、FW藤村(16番)、MF高嶺(6番)、GK大谷、DF田中駿、MF菅、青木、MF駒井が交代した後、キャプテンマークを巻いたDF岡村


 上:左側写真/後半33分、大きなジェスチャーで選手を鼓舞する札幌のペトロビッチ監督

 上:右側写真/前半14分、無線で何やら交信している京都の監督代行、杉山弘一コーチ、テレビのVTRではコロナで休んでいる監督と話していると伝えていた


■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
 「先週、京都に負けたことをしっかり分析した。前半に素晴らしい試合をしながら2点差を逆転されて敗れた。失点の形が不必要なボールロストからであり、もったいない敗戦だった。しかし今日は何がなんでも勝利したいということを選手がピッチの上で表現してくれた。得点後にすぐに同点にされてしまったが、落ち着いてゲームを進める中でリードを広げることができた。ハードなゲームになったが、『走る・戦う』という部分を表現できた試合だったと思っている」


■京都サンガF.C. の杉山弘一コーチのコメント(一部抜粋)
 「負けてしまったが2試合残っているので、次勝てば突破できるからとかではなく、今日の負けをしっかり受け止め、反省して、次の試合につなげていきたい。札幌は素晴らしく、1−2になってから勝てるチャンスもあったが、3点目、4点目を取られてしまった」

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影