北海道コンサドーレ札幌の王道と遍歴2025年11月号
男の勝負

J2第36節大分戦、前半15分、札幌右スローインからMF荒野(左)が前線にパスを出す、後方高嶺。この試合荒野1ゴール、高嶺2ゴールと2人の男が勝利に導いた。写真は11月8日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘
「REBOOT」 チームも再起動なるか
北海道コンサドーレ札幌の今季のJ1挑戦は終わった。11月2日、アウエーでの明治安田J2第35節、対ジェフユナイテッド千葉戦を2−5のスコアで敗戦。残り3試合を残していたがプレーオフ圏内6位との逆転は無くなっていた。
意気消沈の中、11月8日の第36節、ホームで行われた対大分トリニータ戦。ここでは吹っ切れたかのように3−1の快勝。ホーム戦5試合ぶりの勝利でサポーターも笑顔となったが、来季に向けての積み上げは心配。
札幌は今季中の昇格を目論見、J1の中位クラブ規模の約20億円の強化費(選手の人件費)を計上していた。しかし結果は伴わず、8期連続で運営会社(株式会社コンサドーレ)の赤字が見込まれるなど、今後は戦力の減少を最小限に留めながらの最適化が求められる。
その中、株式会社コンサドーレの石水創代表取締役社長は、10月14日に開催された臨時株主総会で、中期経営計画「REBOOT2028」を発表。石水社長は「今期については色々な膿を出しきる。来期からは再起動を出来るようにしたい」と、2028年6月までに経営体質の改善と黒字化を目指すと明言した。
25年1月段階での札幌の売り上げ規模は約50億円で、第36節終了時12位。一方、現在J2首位を走る水戸ホーリーホックの売り上げ規模は約12億円。強化費は札幌が約20億円強で水戸は約4億円弱。クラブの規模と強化費が成績に直結するはずだが、水戸の躍進は称賛に値する。翻って札幌はどうか―。
札幌が課題を抱える運営面はもちろんのこと、チーム自体の「REBOOT(再起動)」も問われるシーズンになる。残りは後2試合、来季への希望が持てる内容で締めたい。
意気消沈の中、11月8日の第36節、ホームで行われた対大分トリニータ戦。ここでは吹っ切れたかのように3−1の快勝。ホーム戦5試合ぶりの勝利でサポーターも笑顔となったが、来季に向けての積み上げは心配。
札幌は今季中の昇格を目論見、J1の中位クラブ規模の約20億円の強化費(選手の人件費)を計上していた。しかし結果は伴わず、8期連続で運営会社(株式会社コンサドーレ)の赤字が見込まれるなど、今後は戦力の減少を最小限に留めながらの最適化が求められる。
その中、株式会社コンサドーレの石水創代表取締役社長は、10月14日に開催された臨時株主総会で、中期経営計画「REBOOT2028」を発表。石水社長は「今期については色々な膿を出しきる。来期からは再起動を出来るようにしたい」と、2028年6月までに経営体質の改善と黒字化を目指すと明言した。
25年1月段階での札幌の売り上げ規模は約50億円で、第36節終了時12位。一方、現在J2首位を走る水戸ホーリーホックの売り上げ規模は約12億円。強化費は札幌が約20億円強で水戸は約4億円弱。クラブの規模と強化費が成績に直結するはずだが、水戸の躍進は称賛に値する。翻って札幌はどうか―。
札幌が課題を抱える運営面はもちろんのこと、チーム自体の「REBOOT(再起動)」も問われるシーズンになる。残りは後2試合、来季への希望が持てる内容で締めたい。












2人目の監督交代になったが負けた
岩政監督から柴田慎吾監督へ渡った
久しぶりベテランの出場もあったが
どこにいった己のポジションの動き
頭の中は昔取った「俺のプレーだ」
そんな中キャプテン高嶺朋樹の活躍
勝ち試合には高嶺と荒野拓馬がいる
ベテラン宮澤裕樹や深井一希もいた
この時代がもう少し続くハズだった
監督やコーチ陣それぞれの言い分が
少し「早合点」し過ぎだったようだ
あと2試合で今季J2リーグも終了
60チームの大きな世帯はそのまま
次は昇格プレーオフがとても面白い
コンサドーレは10人以上が変わる
選手のほかチーム以外の人事もある
Bリーグが1人DFの達人を守りに
Bリーグとはバスケットボールの事
これまでは5人の選手で戦う守備が
がらりと変わり接戦を抜けてきたと
コンサドーレは11人で戦う交代も
そこでGMの河合竜二氏を引き出す
11月8日の3対1の勝利は希望だ
(池田 淳)