北海道コンサドーレ札幌の王道と遍歴2024年11月号

魑魅魍魎
「ちみもうりょう」と振り仮名あり
北海道新聞の10日スポーツ面では
「絶対絶命」札幌の降格圏での戦い
長いことミシャ監督の低迷が続く今
我が「4文字コラム」では題材探し
見開きのラテ欄を見て明日は休刊日

北海道コンサドーレ札幌の欄を見る
初めてだろうペトロヴィッチ監督談
「私が良い仕事をできなかった」と
キャプテン荒野拓馬は「まだある」
次節柏が「引き分け以上なら」降格
既に鳥栖はJ2降格決定目線は来季

札幌と磐田は残留ラインの上を狙う
19位札幌は勝ち点34残り2試合
18位磐田は35点で3試合の勝負
残留圏17位の柏40点と鎬を削る
札幌と柏は第38節の最終戦で激突
そこまで可能性が残っていれば奇跡

チョット待てよ我が運勢「しし座」
愛情×健康△金運〇仕事△は良い方
続いて「日曜文芸」の俳句欄を見た
「ハロウィン魑魅魍魎の町と化し」
妖怪がバッコし走りまわっている空
「楽あれば苦ある」の例えだろうネ

          (池田 淳)
コンサドーレ札幌の王道と遍歴
上写真/11月3日、J1第35節対セレッソ大阪戦の後半28分、選手を鼓舞する札幌のペトロビッチ監督。(写真は11月3日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘)
コンサドーレの王道を拓く
崖っぷちから首の皮一枚に 奇跡の可能性は残した
 11月9日、明治安田J1リーグ第36節、北海道コンサドーレ札幌は湘南ベルマーレ戦で何とか追いつき1−1のドロー決着。アウエーの地で首の皮一枚つながった―。

 今節、17位の柏レイソルが引き分け以上で、もし札幌が負けていた場合は、残り2試合を残してJ2降格が決まるところだった。その柏レイソルは、16位のアルビレックス新潟とこちらも1−1の引き分けで終了。札幌が後半、湘南に追いついてなければ終わっていた。

 11日現在、柏レイソルの勝ち点と得失点差は、9勝13分14敗の勝ち点40。得点38の失点49で得失点差−11となっている。

 19位から追う札幌は、8勝10分18敗の勝ち点34。得点41の失点61で得失点差は−20。柏との勝ち点差は2勝分の6ポイントで、得失点差は9点となっている。

 よって、残り2試合で柏が勝ち点1以上を取れば札幌は逆転不可能。仮に札幌が2連勝で、柏が2連敗をした場合は勝ち点40で並び、得失点差9点を2試合でひっくり返すことが出来れば札幌が大逆転で残留の芽も出てくる(現在18位で勝ち点35の磐田が残り3試合で6ポイントを獲得すると41となり届かない)。

 柏の残り試合の相手は、第37節対神戸(首位)、38節は札幌と直接対決で、連敗はあり得る。

 連勝しかない札幌の対戦相手は、12月1日第37節対サンフレッチェ広島(2位)、12月8日38節が柏。得失点差は確かに厳しいが、札幌が広島に勝ち(仮に柏が負け)、最終節の直接対決まで可能性が残っていれば、ホームは否応にも盛り上がる。

 ここまで来れば、やることははっきりしている。攻撃力を前面に出した大量得点での連勝で奇跡の残留を目指したい。