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一覧に戻るJ1第29節(8月26日)、アウエーで横浜FMに1−4で敗れる
20・08・27
横浜F・マリノスに4失点
コンサドーレ真っ暗闇
2020年明治安田生命J1リーグ第29節は8月26日午後7時30分から横浜市の日産スタジアムで行われた。ホーム&アウエーの通常だと11月に行われるが「新型コロナウイルス」の関連で日程が大幅に変更、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)にマリノスが出場のため「変則日程」で前倒しして行われた。
今季コンサドーレはマリノス相手に7月26日、Jリーグ第7節のホームゲームで3−1の得点で勝利しているが、アウエーでは、過去8連敗中だった。
この日の天候は晴れ、気温29.8度、湿度63パーセントの高温多湿。入場人員は4千181人。審判は4人で飯田淳平主審(39=神奈川県出身)。関係者の間では国際審判で「札幌でも笛を吹いた佐藤隆治氏らとともに審判界の顔」と言われている。午後7時33分、札幌のMF荒野拓馬のキックオフで始まった。
札幌は今季7節で戦った3−4−3の布陣。GK菅野孝憲。DFは右から進藤亮佑・田中駿汰・福森晃斗。福森は復帰後3試合目。MFの中央は深井一希と宮澤裕樹。DFを兼ねるWMF右ルーカス・フェルナンデス、左が菅大輝。攻撃の3トップ(ユーティリティー)は荒野をトップに右が駒井善成と左チャナティップ。前の試合と位置関係で多少の違いはあるが「現在トップメンバー」。
一方のマリノスは、8人の入れ替えがあった。主な選手はFWのジュニオール・サントス(ブラジル出身)とポルトガルでプレーしていた前田大然(22=大阪府出身)、松田詠太郎(19=神奈川県出身)、昨年の得点王・仲川輝人、畠中槙之輔らが得点に絡み、往年の強さを取り戻していた。
特に目立ったのが右FWに入った松田が初先発ながら札幌屈指のDF福森を抜き去り、FWジュニオールの2得点に絡んでいたのが目に留まった。札幌は守勢に回り、MF陣の宮澤、荒野、駒井らが空転、スカスカの中央をマリノス攻撃陣に明け渡してしまった。ブロックラインの中央の田中、GK菅野との連携、さらに進藤のパスミスなど前半は、浮ついた攻守が目立った。
【監督のハーフタイムコメント】
■札幌のペトロビッチ監督のコメントはチームから発表なし
■横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督のコメント
「いいプレスをかけられている。続けていこう」、「ボールも人も動いて自分たちのテンポをつくっていこう」、「後半すべて出し切ろう」
後半は札幌が、DFの福森、MFの深井、宮澤との交代で、FWアンデルソン・ロペス、FWドゥグラス・オリベイラ、MF中野嘉大の3人を投入した。後半始まるとすぐの3枚代えは最近では初めてだろう。2トップのロペスとオリベイラは得点を狙い、何度かゴール前でのパフォーマンスを見せたが、GKやゴールポストに阻まれる。ふと、このプレスのできる2人を入れたチーム構成が「キックオフから構想できたら」と思った。
DF中央に入った田中が苦しそう。駒井とキム・ミンテ、チャナティップと金子拓郎を終盤に代えたが、マリノスの後半の締めはDF畠中の7分、さらに40分仲川と、決めるべき選手が得点した。
札幌は期待の金子にシュートチャンスが少なく、ロペスとオリベイラのコンビと言っていいほどのパスワーク。最後はオリベイラが相手GKを引き付けておいて、ロペスにパス。アディショナルタイム3分ぎりぎり位の48分、ロペスがゲット。一矢報いたが、時すでに遅く1−4で完敗した。
もう一人の得点源ジェイは、登録メンバーになかった。残暑の中、当然ながら「給水タイムは前後半2回、選手の喉を潤した」。
次は中2日、8月29日午後7時から、札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌は名古屋グランパスと2020年明治安田生命J1リーグ第13節を行う。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
「今日のゲームはオープンな展開で挑もうと、チームとして準備してきました。ただ、立ち上がりから選手の動きが重く、ボールを奪ってもすぐに奪い返されてしまいました。前回、札幌ドームのような戦いをしたかったのですが、選手の動きが重く、運動量と球際で上回られて、前半に失点を重ねてしまいました。
後半はセンターFWタイプのアンデルソン・ロペスとドゥグラス オリベイラを入れ、2トップにして前からプレッシャーを掛けるようにしました。2−1に出来るチャンスもありましたし、それ以外にもチャンスはありましたが、決め切れない中でカウンターを浴びて、3失点目、4失点目を喫したのは痛かったです。ただ、後半は自分たちの狙いは出せたと思います。2−1に出来ていれば展開も変わっていたはずですが、今日の試合は前半がすべてです。後半は狙いが出て、ある程度満足できますが、敗戦は痛いです」
■横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督のコメント
「選手たちが素晴らしいパフォーマンスを出してくれて、ファンタスティックなフットボールができました。ハードワークしたことで多くのゴールが取れて、とても良い試合でした」
コンサドーレ真っ暗闇
2020年明治安田生命J1リーグ第29節は8月26日午後7時30分から横浜市の日産スタジアムで行われた。ホーム&アウエーの通常だと11月に行われるが「新型コロナウイルス」の関連で日程が大幅に変更、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)にマリノスが出場のため「変則日程」で前倒しして行われた。
今季コンサドーレはマリノス相手に7月26日、Jリーグ第7節のホームゲームで3−1の得点で勝利しているが、アウエーでは、過去8連敗中だった。
この日の天候は晴れ、気温29.8度、湿度63パーセントの高温多湿。入場人員は4千181人。審判は4人で飯田淳平主審(39=神奈川県出身)。関係者の間では国際審判で「札幌でも笛を吹いた佐藤隆治氏らとともに審判界の顔」と言われている。午後7時33分、札幌のMF荒野拓馬のキックオフで始まった。
札幌は今季7節で戦った3−4−3の布陣。GK菅野孝憲。DFは右から進藤亮佑・田中駿汰・福森晃斗。福森は復帰後3試合目。MFの中央は深井一希と宮澤裕樹。DFを兼ねるWMF右ルーカス・フェルナンデス、左が菅大輝。攻撃の3トップ(ユーティリティー)は荒野をトップに右が駒井善成と左チャナティップ。前の試合と位置関係で多少の違いはあるが「現在トップメンバー」。
一方のマリノスは、8人の入れ替えがあった。主な選手はFWのジュニオール・サントス(ブラジル出身)とポルトガルでプレーしていた前田大然(22=大阪府出身)、松田詠太郎(19=神奈川県出身)、昨年の得点王・仲川輝人、畠中槙之輔らが得点に絡み、往年の強さを取り戻していた。
特に目立ったのが右FWに入った松田が初先発ながら札幌屈指のDF福森を抜き去り、FWジュニオールの2得点に絡んでいたのが目に留まった。札幌は守勢に回り、MF陣の宮澤、荒野、駒井らが空転、スカスカの中央をマリノス攻撃陣に明け渡してしまった。ブロックラインの中央の田中、GK菅野との連携、さらに進藤のパスミスなど前半は、浮ついた攻守が目立った。
【監督のハーフタイムコメント】
■札幌のペトロビッチ監督のコメントはチームから発表なし
■横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督のコメント
「いいプレスをかけられている。続けていこう」、「ボールも人も動いて自分たちのテンポをつくっていこう」、「後半すべて出し切ろう」
後半は札幌が、DFの福森、MFの深井、宮澤との交代で、FWアンデルソン・ロペス、FWドゥグラス・オリベイラ、MF中野嘉大の3人を投入した。後半始まるとすぐの3枚代えは最近では初めてだろう。2トップのロペスとオリベイラは得点を狙い、何度かゴール前でのパフォーマンスを見せたが、GKやゴールポストに阻まれる。ふと、このプレスのできる2人を入れたチーム構成が「キックオフから構想できたら」と思った。
DF中央に入った田中が苦しそう。駒井とキム・ミンテ、チャナティップと金子拓郎を終盤に代えたが、マリノスの後半の締めはDF畠中の7分、さらに40分仲川と、決めるべき選手が得点した。
札幌は期待の金子にシュートチャンスが少なく、ロペスとオリベイラのコンビと言っていいほどのパスワーク。最後はオリベイラが相手GKを引き付けておいて、ロペスにパス。アディショナルタイム3分ぎりぎり位の48分、ロペスがゲット。一矢報いたが、時すでに遅く1−4で完敗した。
もう一人の得点源ジェイは、登録メンバーになかった。残暑の中、当然ながら「給水タイムは前後半2回、選手の喉を潤した」。
次は中2日、8月29日午後7時から、札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌は名古屋グランパスと2020年明治安田生命J1リーグ第13節を行う。
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
「今日のゲームはオープンな展開で挑もうと、チームとして準備してきました。ただ、立ち上がりから選手の動きが重く、ボールを奪ってもすぐに奪い返されてしまいました。前回、札幌ドームのような戦いをしたかったのですが、選手の動きが重く、運動量と球際で上回られて、前半に失点を重ねてしまいました。
後半はセンターFWタイプのアンデルソン・ロペスとドゥグラス オリベイラを入れ、2トップにして前からプレッシャーを掛けるようにしました。2−1に出来るチャンスもありましたし、それ以外にもチャンスはありましたが、決め切れない中でカウンターを浴びて、3失点目、4失点目を喫したのは痛かったです。ただ、後半は自分たちの狙いは出せたと思います。2−1に出来ていれば展開も変わっていたはずですが、今日の試合は前半がすべてです。後半は狙いが出て、ある程度満足できますが、敗戦は痛いです」
■横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督のコメント
「選手たちが素晴らしいパフォーマンスを出してくれて、ファンタスティックなフットボールができました。ハードワークしたことで多くのゴールが取れて、とても良い試合でした」
池田淳