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エース・鈴木武蔵、ベルギーのベールスホットVAへ完全移籍

20・08・19
 北海道コンサドーレ札幌は18日、昨季加入したFW鈴木武蔵(26)がベルギーのジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー国内1部)所属のベールスホットVAへ完全移籍することを発表した。

 鈴木はジャマイカ出身で、小学生の時に日本へ。桐生第一高からアルビレックス新潟、V・ファーレン長崎などで活躍、世代別日本代表に選ばれていた。札幌への加入は2019年。約1年半の在籍で日本代表にも選出され、2022年カタールW杯アジア2次予選にも出場。

 札幌ではリーグ戦とカップ戦通算44試合に出場し、26得点という貴重な戦力だったが、本人の「海外でチャレンジしたい」という気持ちが最優先され、今回の移籍となった。新天地での更なる飛躍を期待したい。


 上写真/ベールスホットVAへ完全移籍した鈴木武蔵選手。写真は3月15日の会見時、札幌市宮の沢白い恋人サッカー場、撮影・石井一弘


■鈴木武蔵選手のコメント
 「若い頃から海外にチャレンジしたいという気持ちがありました。チャレンジした先でさらにステップアップできるように、海外に行ってさらに飛躍できるようにすることが僕の目標です。

 今の僕を作り上げてくれたのはこれまでの過去のチーム、もちろん北海道コンサドーレ札幌もそうですが、積み上げてきたものが今の僕に至っていると思います。新潟、水戸、松本、長崎、札幌、全てのチームに感謝の気持ちを伝えたいです。それだけでなく、高校や中学、小学校のときに指導してくださった指導者の方々にも感謝したいです。僕一人ではここまで来られませんでした。

 これから先に行くためにも今までの経験を生かして、さらに厳しい道のりが待っていると思いますが、もっともっと自分の中で頑張って、日本まで活躍が届くように頑張っていこうと思います。

 北海道では1年半という間でしたけれど、札幌ドームの雰囲気だったりアウエーでの声援だったり、すごく僕の力になりました。海外にチャレンジできるのもコンサドーレのサポーターの皆さんがあってこそだと思っています。本当に北海道を代表する気持ちで海外にチャレンジして、すぐに帰って来ないように、向こうでさらに皆さんの耳に僕の活躍が入るように頑張ってきたいと思います」
編集部