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J2第51節(12月5日)J2最終戦はロスタイムに追いつき2−2のドロー

09・12・06
 年間51試合という長期戦のJ2最終節。既に来季を見据えているコンサドーレ札幌は、12月5日、アウエー(味の素スタジアム)で東京ヴェルディと戦い、後半の追い上げで2−2の引き分けに持ち込んだ。
 
 試合は、前半に2失点を喫する厳しい展開で、今季ラストゲームを見届けようとアウエーまで足を運んだサポーターを不安にさせる。しかし、気持ちを入れなおした後半は、22分にコーナーキックからDF石川直樹がヘッドで決め1−2。終了間際のロスタイムには、再度コーナーキックから、DF西嶋弘之がこちらもヘッドで同点ゴール。今季、札幌は終盤に弱みを見せていたが、粘りのドローに、成長の跡と来季への希望も感じる一戦となった。
 
 これで、札幌は21勝16分け14敗、勝ち点79の6位で終了。来季J1への挑戦権を得たのは、J2優勝のベガルタ仙台(勝ち点106)、2位のセレッソ大阪(同104)、3位の湘南ベルマーレ(同98)の3チーム。最後まで昇格を争ったヴァンフォーレ甲府(同97)は、僅か1ポイントの差で、湘南にかわされた。
 
 鹿島アントラーズの3連覇で幕を閉じたJ1からは、柏レイソル、大分トリニータ、ジェフユナイテッド千葉の3チームが降格となった。
 
 来季の札幌は、2年目となる石崎体制で、J1返り咲きを狙う。選手の補強費が落ち込む中、今季養ったチーム力を土台に、昇格が見える位置での戦いに期待したい。
 
編集部