コンサドーレ札幌ピックアップ情報
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17･12･11
上写真／鳥栖との最終戦は２万７千人を超える観客が集まった。前半４５分、鳥栖左ＣＫからの攻撃を札幌ＦＷジェイ（中央）がヘディングでクリア、左端ＤＦ福森（２４番）、ＧＫク・ソンユン（２５番）、ＤＦ進藤（３５番）、ＦＷ都倉（９番）。１２月２日、札幌ドーム、写真はすべて撮影・石井一弘
盆と正月一緒に来たよう
北海道コンサドーレ札幌は１２月２日のＪ１リーグ最終戦（第３４節）でサガン鳥栖を３−２で破った。ホーム札幌ドームで行われた試合は２万７千７９６人の観衆を集め、エースＦＷジェイ、都倉賢の連続ゴールで２−０から２−１のスコアで前半を制した。しかし、サッカーでは一番危険なゲーム展開だった。案の定後半の追加点は鳥栖。７分に早々と決められ２−２。四つに組んだ残り３８分はせめぎ合い。「終わり良ければ総て良し」は８８分（後半４３分）。サポーターで埋め尽くされたゴールに向かってのセットプレー。右タッチライン脇からのＦＫは、相手ゴールライン前に並んだ赤黒の列にフリーキッカー福森晃斗が蹴る。コーナーキックのような布陣でニアの２人目、横山知伸へ。ヘディングシュートが決まり、これが決勝点になった。
この後、喜びのセレモニーがドームで展開された。この日のヒーロー横山の表彰。通算試合出場の表彰もありＧＫク・ソンユン（１００試合）、都倉（３００同）、宮澤裕樹（３００同）、兵藤慎剛（３５０同）に花束が贈られた。さらにサンクスセレモニーでは野々村芳和社長とＤＪグッチーらのトークショウ、大型ヴィジョンにはシーズン中の名場面が映しだされた。２万７千余の観衆が燃え上がる中、ピッチを一周、宮澤キャプテンの喜びのあいさつの後、次期監督のミシャ・ペトロヴィッチ監督（６０＝前浦和レッズ監督）就任で去就が注目された四方田修平監督が「コーチとしてこのチームと共に今後も歩みます。ミシャさんの教えを受けたい」というような、あいさつをして、観客を沸かせた。
さらに翌３日は、小雪の中「白い恋人サッカー場」で、今季の打ち上げ練習。約２００人にファン、サポーターの前で、全選手スタッフが、喜びも冷めやらぬ笑顔で記念撮影やあいさつを交わしていた。１６年前の１１位と同じ成績を味わい「盆と正月が一緒に来たよう」なセレモニーは翌４日も続き、札幌市内のホテルでは、恒例の「感謝の集い」。スポンサーや、チーム名の「北海道」の名に恥じないゲストが出席して、２０１８年の希望に満ちたコンサドの活躍を声高に語り合っていた。
参加者は４５０人（コンサド広報発表）これまでの集いの２倍の数。野々村社長ＣＥＯ、監督らのあいさつの後、大株主になった石屋製菓の石水創社長の音頭で乾杯、選手らは、ひな壇からスポンサーの待ち受ける渦の中に。握手やハイタッチ、写真撮影と杯を重ねた。ゲストのあいさつで札幌市の秋元克広市長は「終わり良ければ総て良し」と、何度も観戦したドームでの選手たちの活躍を讃えていた。
Ｊリーグ月間ベストゴールはジェイ
Ｊリーグの選考委員会は４日、月間ベストゴール賞を発表した。１１月度（１１月と最終試合１２月２日を含む）は北海道コンサドーレ札幌のＦＷジェイが選ばれた。対象のゴールは２日の対鳥栖戦で決めたボレーシュートで、都倉のパスをペナルティーエリア手前（約２０メートル）から左足で決めたもの。ジェイは１０月度の最優秀選手（ＭＶＰ）にも選ばれている。賞金は５０万円。
札幌ドームＭＶＰはＧＫ具
２０１７年度の札幌ドームＭＶＰ（サッカー部門）は、コンサドのＧＫ具聖潤（ク・ソンユン）が選ばれた。この賞は、ドームで最も活躍した選手に贈られるもので、ファン投票で決まる。総数２千７百８１票中、最多の１千２百１７票を得た。賞金１百万円。野球部門は北海道日本ハムファイターズの西川遥輝が選ばれている。
盆と正月一緒に来たよう
北海道コンサドーレ札幌は１２月２日のＪ１リーグ最終戦（第３４節）でサガン鳥栖を３−２で破った。ホーム札幌ドームで行われた試合は２万７千７９６人の観衆を集め、エースＦＷジェイ、都倉賢の連続ゴールで２−０から２−１のスコアで前半を制した。しかし、サッカーでは一番危険なゲーム展開だった。案の定後半の追加点は鳥栖。７分に早々と決められ２−２。四つに組んだ残り３８分はせめぎ合い。「終わり良ければ総て良し」は８８分（後半４３分）。サポーターで埋め尽くされたゴールに向かってのセットプレー。右タッチライン脇からのＦＫは、相手ゴールライン前に並んだ赤黒の列にフリーキッカー福森晃斗が蹴る。コーナーキックのような布陣でニアの２人目、横山知伸へ。ヘディングシュートが決まり、これが決勝点になった。
この後、喜びのセレモニーがドームで展開された。この日のヒーロー横山の表彰。通算試合出場の表彰もありＧＫク・ソンユン（１００試合）、都倉（３００同）、宮澤裕樹（３００同）、兵藤慎剛（３５０同）に花束が贈られた。さらにサンクスセレモニーでは野々村芳和社長とＤＪグッチーらのトークショウ、大型ヴィジョンにはシーズン中の名場面が映しだされた。２万７千余の観衆が燃え上がる中、ピッチを一周、宮澤キャプテンの喜びのあいさつの後、次期監督のミシャ・ペトロヴィッチ監督（６０＝前浦和レッズ監督）就任で去就が注目された四方田修平監督が「コーチとしてこのチームと共に今後も歩みます。ミシャさんの教えを受けたい」というような、あいさつをして、観客を沸かせた。
さらに翌３日は、小雪の中「白い恋人サッカー場」で、今季の打ち上げ練習。約２００人にファン、サポーターの前で、全選手スタッフが、喜びも冷めやらぬ笑顔で記念撮影やあいさつを交わしていた。１６年前の１１位と同じ成績を味わい「盆と正月が一緒に来たよう」なセレモニーは翌４日も続き、札幌市内のホテルでは、恒例の「感謝の集い」。スポンサーや、チーム名の「北海道」の名に恥じないゲストが出席して、２０１８年の希望に満ちたコンサドの活躍を声高に語り合っていた。
参加者は４５０人（コンサド広報発表）これまでの集いの２倍の数。野々村社長ＣＥＯ、監督らのあいさつの後、大株主になった石屋製菓の石水創社長の音頭で乾杯、選手らは、ひな壇からスポンサーの待ち受ける渦の中に。握手やハイタッチ、写真撮影と杯を重ねた。ゲストのあいさつで札幌市の秋元克広市長は「終わり良ければ総て良し」と、何度も観戦したドームでの選手たちの活躍を讃えていた。
Ｊリーグ月間ベストゴールはジェイ
Ｊリーグの選考委員会は４日、月間ベストゴール賞を発表した。１１月度（１１月と最終試合１２月２日を含む）は北海道コンサドーレ札幌のＦＷジェイが選ばれた。対象のゴールは２日の対鳥栖戦で決めたボレーシュートで、都倉のパスをペナルティーエリア手前（約２０メートル）から左足で決めたもの。ジェイは１０月度の最優秀選手（ＭＶＰ）にも選ばれている。賞金は５０万円。
札幌ドームＭＶＰはＧＫ具
２０１７年度の札幌ドームＭＶＰ（サッカー部門）は、コンサドのＧＫ具聖潤（ク・ソンユン）が選ばれた。この賞は、ドームで最も活躍した選手に贈られるもので、ファン投票で決まる。総数２千７百８１票中、最多の１千２百１７票を得た。賞金１百万円。野球部門は北海道日本ハムファイターズの西川遥輝が選ばれている。
上：左側写真／１２月２日の鳥栖との最終戦。前半６分、先制点を決めた札幌ＦＷジェイ（中央手前）と共にピッチのコーナーに集まって喜ぶＭＦ兵藤（６番）、ＦＷ都倉（９番）、ＤＦ進藤（３５番）、スタンドの観客も歓喜
上：右側写真／前半１６分、札幌ＦＷ都倉（９番）が追加点を決めこの形相
上：右側写真／前半１６分、札幌ＦＷ都倉（９番）が追加点を決めこの形相
上写真／鳥栖との最終戦を勝利で飾り、家族も一緒に場内を一周する札幌の選手、スタッフたち。小野や内村の顔も見える
上写真／子どもたちも一緒にゴール裏サポーターにあいさつする札幌の選手、スタッフたち
上写真／最終戦後のセレモニーであいさつする四方田修平監督、その中で来季も札幌にとどまり、ペトロヴィッチ新監督の下で新しいスタートを切ることを明言した
上写真／１２月３日、宮の沢白い恋人サッカー場で行われた全体練習の最終日、開始前にスタンドのサポーターと一緒に記念写真を撮る札幌の選手、スタッフたち
上写真／全体練習開始前、サポーターにあいさつする宮澤主将
上写真／１２月４日、プレミアムホテルＴＳＵＢＡＫＩで開催の「２０１７ 北海道コンサドーレ札幌 感謝の集い」であいさつする野々村芳和社長。
上写真／感謝の集いで来賓を代表してあいさつする札幌市の秋元克広市長
上写真／感謝の集いで札幌ドームＭＶＰ賞を山川広行社長（右）から受ける札幌のＧＫク・ソンユン選手
池田淳
