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J2第39節(11月1日)、下位の東京に0対0とアウエーで痛いドロー

14・11・05
 11月1日、味の素スタジアムで行われた8位コンサドーレ札幌対20位東京ヴェルディのJ2第39節。東京に押される時間の多かった札幌は、システム変更など手を打つも最後まで東京ゴールを割れずスコアレスドロー。札幌にとっては大事な勝ち点2を失った形となった。

 前節、首位の湘南ベルマーレを倒し勢いに乗る札幌は、下位に沈む東京から、確実に勝ち点3を持ち帰りたい一戦。

 しかし、ゲームが始まってみると、札幌は自分たちのミスからリズムを失い、歯車がうまくかみ合わない。相手もJ2残留をかけて必死のプレーをみせ、押し込まれる苦しい展開に。

 札幌はDF陣の頑張りで、再三のピンチを逃れるが、攻撃は遠目からのシュートが多く、最後の崩しでは消極的なプレーが目立った。

 攻撃陣の足が止まり始めた後半、7分にFW中原からMF菊岡、21分にFW中原からFW内村と交代し、流れをつかみかけるもノーゴール。最後まで交代枠1枚が残っていたが、MFのヘナンとステファノに声はかからないまま試合終了となった。

 これで札幌は15勝13敗11分け、勝ち点56で、順位は8位と変わらず。プレーオフ圏を争う6位大分トリニータとの勝ち点差は4に広がった。

 次節札幌は11月9日に札幌ドームで21位のカマタマーレ讃岐と対戦する。泣いても笑っても残りは3試合。崖っぷちでも、可能性のある限り全力で戦い抜いてもらいたい。
編集部