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J2第2節(3月9日)、ホーム開幕戦は山形と1−1のドロー

14・03・11
 3月9日に札幌ドームで行われた、コンサドーレ札幌対モンテディオ山形とのJ2第2節。ホームの大声援を受けた札幌が先制点を奪うも、前半のうちに山形に同点ゴールを許す。後半はお互い勝ち越し弾を狙ったが決定力を欠きノーゴール。1−1のドローゲームとなった。

 ついに北の大地にもやってきた2014シーズンのホーム開幕戦。この日は、前節白星をつかんだ新生札幌イレブンを一目見ようと集まった観客16,064人。大観衆の後押しの中でキックオフとなった。

 しかし、期待とは裏腹に試合立ち上がりから山形の粘り強いプレスに苦しみ、札幌は思うようなボール回しが出来ない。それでも札幌は前半20分、少ないチャンスを生かす。MF菊岡からの絶妙なスルーパスに抜け出したMF前田がダイレクトで蹴り込みネットを揺らす。

 勢いに乗りたい札幌だったが、押し込まれる時間帯が多い。前半39分、山形FW萬代の巧みなシュートから、中央で待っていた山形MFディエゴに押し込まれ同点弾。

 後半に入ると、攻撃的な選手を次々に送り出し勝ち越しゴールを決めたい両チーム。しかし互いにゴールが遠くそのまま試合終了。結局1−1のスコアは動かず、札幌が辛くも勝ち点1をつかんだ印象の試合だった。

 次節札幌は3月16日にShonan BMWスタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦する。新造DFラインは必死に耐え上々の結果出している。後は攻撃陣の更なる発奮に期待したい。

 (写真はいずれも3月9日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半14分、札幌MF河合(4番)と山形MF宮阪(15番)のマッチアップ。開幕戦は途中出場だった河合が先発、チームがひきしまった


 上写真/後半38分、山形のDF當間(17番)らの猛攻を懸命に防ぐ札幌の選手たち。GK金山(左から3人目)、DF小山内(26番)、上原(その前)、MF石井(19番)、宮澤(10番)


 上写真/後半43分、激しくぶつかる札幌MF宮澤(10番)と山形DFイ ジュヨン


 上写真/先発して90分間目いっぱい戦ったせいか、なかなか立ち上がれない札幌のキャプテンMF河合(4番)に手を貸すDF日高(2番)と小山内(26番)


 上写真/試合終了後、札幌ベンチを訪れ笑顔を見せる山形の石崎信弘監督(左から2人目)、札幌時代は監督同士の握手もしなかったので、不思議な感じだった


 上写真/後半40分3人目の交代、FW工藤の準備を指示する札幌の財前恵一監督

※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。


 上写真/前半10分、札幌がFKを得て、MF砂川がボールのところに行くと、山形の石崎信弘監督が守備位置の指示を出す



 上写真/試合開始に先立ちトークショーをする「キャプテン翼」の著者・高橋陽一先生(左)とHFC野々村芳和社長


 上写真/高橋陽一先生(右)からHFCの野々村芳和社長に支援金が贈呈された

編集部 写真はいずれも石井一弘撮影