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J2第29節(8月18日)、首位ガンバ大阪に底力をみせられ3失点完敗

13・08・20
 8月18日にアウエーの万博記念競技場で行われたコンサドーレ札幌対ガンバ大阪の試合。前半は札幌が試合のペースを握りながらスコアレスで折り返す。後半に入ると一瞬の隙から大阪の畳みかける攻撃にさらされ、0−3で完敗。これで札幌は13勝14敗2分け、勝ち点は41のままで順位を11位に下げた。

 札幌がプラン通りに試合を進めた前半。厳しいプレスでボールを奪い速攻からチャンスを作り出す。前半は相手の3倍となるシュート6本を放つなど大阪ゴールに迫った。しかし、チャンスはあるものの肝心なところで得点を奪えないまま前半が終了。

 後半立ち上がり、一つのセットプレーで流れを完全に大阪に持って行かれる。後半8分、左サイドで大阪にフリーキックを与えると蹴るのはMF遠藤。正確無比なボールに大阪DF西野が頭で合わせ先制点を決められた。

 これで勢いを増した大阪が一気に札幌を攻め立てる。先制点からわずか3分後、FW宇佐美が鋭いドリブルで札幌DF陣を次々とかわし、最後は右足を振り抜き追加点。さらに後半31分には大阪MF二川のセンタリングを大阪FWロチャにヘディングでダメ押しとなる3点目を決められて勝負あり。

 気温30度を超えた中、前半から飛ばした札幌は後半に息切れ。前半の内に点数が入っていれば状況も変わったのかもしれないが、それが今のチーム力。シュート数は札幌が計13本でノーゴール、大阪が計7本で3ゴールと決定力の差をまざまざと見せつけられる試合となった。

 次節札幌は、8月21日に札幌厚別公園競技場で16位の愛媛FCと対戦する。
編集部