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J2第27節(8月4日)、富山に敗れプレーオフ圏内が遠のく

13・08・11
 コンサドーレ札幌は8月4日、アウエーの富山県総合運動公園陸上競技場で19位のカターレ富山と対戦。前半に1点を失った札幌は、後半、FW内村の4戦連発となるゴールで同点に追いつく。しかし、その後富山に2点を奪われた札幌は1−3で敗戦。これで札幌は12勝13敗2分け、勝ち点38のままで順位を9位に落とした。

 試合序盤、札幌の出足が鈍く富山にゲームの主導権を握られる。前半25分、富山MFソ ヨンドクに対する中盤での寄せが甘くなり、センターサークルを超えたところから強烈なロングシュートを決められた。この失点で目が覚めたのか、札幌が流れを引き寄せ富山ゴールに迫るシーンが目立つ。

 前半の良い流れのまま迎えた後半17分、待望の同点弾が生まれる。MF三上のロングシュートを富山GK守田に弾き出されるも、こぼれ球に反応した内村が押し込み試合を振り出しに。

 これで勢いに乗った札幌は富山を押し込み、チャンスを作り出す。攻めながらも肝心のゴールが奪えずにいると、後半32分、カウンターから痛い失点を食らう。自軍右サイド深くを突破されると、最後は富山MF舩津に頭で決められ再び1点差。

 攻めるしかなくなった札幌はFW前田、工藤を投入し同点ゴールを目指す。しかし、後半40分、コーナーキックから富山FW三根に決められ万事休す。1−3で敗れた。

 次節札幌は8月11日に札幌厚別公園競技場で15位の横浜FCと対戦する。プレーオフ圏内との勝ち点差は6に開いたが下を向かずに、上を向いて戦おう。
編集部