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J2第9節(4月17日)、鳥取に2−0と完封で今季初の連勝決める

13・04・19
 コンサドーレ札幌は、4月17日にアウエーのとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取と対戦。立ち上がりから札幌が試合の主導権を握ると、前半のうちに2点を先取。後半は追加点こそ奪えなかったが、危なげなくゲームを進めそのまま完封勝利。これで札幌は4勝5敗、勝ち点12となり順位を14位にあげた。

 前節逆転勝利の良い流れを引き継ぎ、試合序盤から積極的なプレーが光った札幌。高い位置からの果敢なプレスで鳥取のボールを奪い、攻めては細かいパスワークで相手ゴールへ迫る。

 優位に進めていた前半20分、札幌に先制点が生まれる。ゴール左約45度からのFKを札幌MF砂川が右足を振り抜くと、ボールは美しい弧を描き、GKの手をかすめゴール左に吸い込まれた。

 さらに4分後、右サイドからのクロスを受けた札幌MF宮澤が巧みに反転シュート。このボールは鳥取DFにブロックされるが、こぼれ球にいち早く反応した札幌MF岡本がダイレクトで押し込み追加点を決めた。

 これで展開が楽になった札幌は、余裕を持ったプレーで試合を運ぶ。時折ミスや、セットプレーからの危険なシーンもあったが、全員が身体を張った守備で跳ね返し完封勝利。調子の良い選手を起用する、という財前監督の手腕が光り、勢いに乗る今季初の連勝を決めた。

 次節札幌は、4月21日に長崎県立総合運動公園陸上競技場で今季ここまで勝ち点17、現在3位と好調のV・ファーレン長崎と対戦する。この試合、札幌の上位進出の力を試す絶好の機会となるだろう。
編集部