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一覧に戻るJ2第6節(3月31日)、ガンバ大阪に1−3で完敗し、ホーム3連敗
13・04・04
3月31日、コンサドーレ札幌はホーム札幌ドームでガンバ大阪と対戦。17,020人と今季最多のサポーターが駆け付けたが、大阪に地力の差を見せつけられ1−3と完敗。これでホーム3連敗となり、勝ち点は6のまま順位は18位に後退した。
シュート数は札幌15本、大阪14本と数字の上では互角の戦い。しかし、大阪の攻撃にかける枚数と決定力の差がそのまま表れた試合となった。
前半は、互いに攻め合う形で札幌にもチャンスはあった。札幌の守備にかける枚数もそろっており、前半0−0で折り返せるかと思われた43分。大阪FW倉田の右サイド深くからのクロスをFWレアンドロがヘディングで沈め1−0。札幌DFはマークもしていたが、大事なところでボールウォッチャーになってしまった。
後半に入ると、さらに大阪攻撃陣にエンジンがかかる。後半14分には、大阪MF二川の絶妙な浮き球パスに、走り込んだMF家長が左足ダイレクトボレーで合わせ2−0。札幌が7人もの守備陣を目の前にそろえていたがワンプレーですべて置き去りにされた。
札幌の3失点目は後半36分。相手フリーキックから自軍ペナルティエリア内でクリアーミス、上がってきた大阪DF岩下に頭で決められ、勝負あり。
昨季までの札幌は、この時点で諦めていたが、ここから反撃に出たのは評価できる。追加タイムの3分(後半48分)。札幌の7人が攻撃に参加、最後は、ゴール前でこぼれたところをMF宮澤が2試合連続のゴール。一矢報いて、次節以降につながる一筋の光明となった。
次節は、4月7日にアウエーのkankoスタジアムで4位と快走するファジアーノ岡山(勝ち点10)と対戦する。ここで上位陣との勝ち点差を一気に縮めるチャンスと思って戦いたい。
(写真はいずれも3月31日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)
シュート数は札幌15本、大阪14本と数字の上では互角の戦い。しかし、大阪の攻撃にかける枚数と決定力の差がそのまま表れた試合となった。
前半は、互いに攻め合う形で札幌にもチャンスはあった。札幌の守備にかける枚数もそろっており、前半0−0で折り返せるかと思われた43分。大阪FW倉田の右サイド深くからのクロスをFWレアンドロがヘディングで沈め1−0。札幌DFはマークもしていたが、大事なところでボールウォッチャーになってしまった。
後半に入ると、さらに大阪攻撃陣にエンジンがかかる。後半14分には、大阪MF二川の絶妙な浮き球パスに、走り込んだMF家長が左足ダイレクトボレーで合わせ2−0。札幌が7人もの守備陣を目の前にそろえていたがワンプレーですべて置き去りにされた。
札幌の3失点目は後半36分。相手フリーキックから自軍ペナルティエリア内でクリアーミス、上がってきた大阪DF岩下に頭で決められ、勝負あり。
昨季までの札幌は、この時点で諦めていたが、ここから反撃に出たのは評価できる。追加タイムの3分(後半48分)。札幌の7人が攻撃に参加、最後は、ゴール前でこぼれたところをMF宮澤が2試合連続のゴール。一矢報いて、次節以降につながる一筋の光明となった。
次節は、4月7日にアウエーのkankoスタジアムで4位と快走するファジアーノ岡山(勝ち点10)と対戦する。ここで上位陣との勝ち点差を一気に縮めるチャンスと思って戦いたい。
(写真はいずれも3月31日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)
上写真/前半36分右サイドを駆け上がりゴール前に迫ろうとする札幌FW前田(11番)。そうはさせじと立ちふさがるG大阪MF今野(15番)
上写真/前半30分G大阪MF遠藤(7番)を中心とした猛攻をDF櫛引(25番)、MF深井(18番)、GK杉山(30番)ら札幌の選手たちが懸命に守る
上写真/後半12分GKからのロングボールにヘディングで競り合う札幌DFパウロン(上)とG大阪FWレアンドロ(9番)。DF奈良の出場停止で後方のDF櫛引とセンターバックのコンビを組んで初出場したパウロンだが、192センチの長身の上、このジャンプの高さは、これから大きな戦力となりそうだ
上写真/後半33分札幌左CKからの攻撃にDF上原が飛び込むが、一瞬早くG大阪DF岩下(8番)、元札幌のGK藤ヶ谷(1番)にクリアされる。左にG大阪MF今野(15番)、右端遠藤(7番)の日本代表コンビがいる
上:上段写真/後半36分G大阪DF岩下(右端の8番)のゴールは一旦オフサイドの判定、FWレアンドロ(9番)、DF西野(26番)らが主審に猛抗議、主審と副審が協議後、結局はゴールが認められた。札幌の選手は左からMF内村(13番)、河合(4番)、深井(18番)、DFパウロン(3番)GK杉山はボールを拾いあげにいく
上:下段写真/後半36分のG大阪岩下のゴールに対し、オフサイドではないかと木村博之主審に抗議する札幌のMF砂川(左端の8番)、DF櫛引(25番)、MF深井(18番)、DF上原(14番)ら。G大阪MF遠藤(7番)が成り行きを見守る
上:下段写真/後半36分のG大阪岩下のゴールに対し、オフサイドではないかと木村博之主審に抗議する札幌のMF砂川(左端の8番)、DF櫛引(25番)、MF深井(18番)、DF上原(14番)ら。G大阪MF遠藤(7番)が成り行きを見守る
上写真/後半45分札幌のFKのチャンスに最年長のMF砂川(8番)と、最年少でルーキーMF堀米(31番)の2人がボールの前に立つ。結局砂川が蹴ったが、GK藤ヶ谷の正面でゴールならず
上写真/後半追加タイム3分、札幌FW前田(11番)のシュートを相手DFがクリア、そのこぼれ球をMF宮澤(右から2人目)が2試合連続となるゴールを決めてG大阪に一矢を報いる。中央は「しまった!」という表情のG大阪MF遠藤(7番)、右端札幌MF堀米(31番)はガッツポーズで喜ぶ
上:左側写真/前半28分ルーキーながらこれまで全試合出場していた札幌DF松本がG大阪MF家長と接触して負傷、心配そうに見守るGK杉山(30番)、DF櫛引、MF深井(18番)、河合(4番)ら。前節でDFチョ ソンジンも負傷しており痛手だ
上:右側写真/後半22分には、後半12分MF上里に代わって入ったばかりのMF古田(15番)が10分後に負傷、痛さと悔しさで顔を覆い佐川トレーナーに支えられて退場、右端財前恵一監督の心のなかはいかばかりか?
上:右側写真/後半22分には、後半12分MF上里に代わって入ったばかりのMF古田(15番)が10分後に負傷、痛さと悔しさで顔を覆い佐川トレーナーに支えられて退場、右端財前恵一監督の心のなかはいかばかりか?
上:左側写真/後半2分変わった格好でサインを出す札幌の財前恵一監督。野球のブロックサインのようだが、果たしてどんな指示だったのか?
上:右側写真/後半36分G大阪のDF岩下のゴールに一旦はオフサイドの判定、第4の審判長谷拓さん(右)に抗議する長谷川健太監督
ガンバ大阪の長谷川健太監督のコメント
「ガンバらしく90分戦えたと思う。いろいろ試行錯誤して来ましたが、3月終わりに代表(日本)も帰ってきて、こういう形で、内容的にも非常に満足のできるゲームが出来た。大きな1勝だと思う。昨年夏以来ホームで勝っていないので、これを機会に勝っていかなくてはならない。これから1週間練習して頑張りたい。」
※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。
上:右側写真/後半36分G大阪のDF岩下のゴールに一旦はオフサイドの判定、第4の審判長谷拓さん(右)に抗議する長谷川健太監督
ガンバ大阪の長谷川健太監督のコメント
「ガンバらしく90分戦えたと思う。いろいろ試行錯誤して来ましたが、3月終わりに代表(日本)も帰ってきて、こういう形で、内容的にも非常に満足のできるゲームが出来た。大きな1勝だと思う。昨年夏以来ホームで勝っていないので、これを機会に勝っていかなくてはならない。これから1週間練習して頑張りたい。」
※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影