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J1第8節(4月28日)、前半同点にするも、後半大宮に突き放され惜敗。

12・05・02
 コンサドーレ札幌は、4月28日、大宮アルディージャとアウエーのNACK5スタジアム大宮で対戦。試合立ち上がりに先制された札幌だったが、前半ロスタイムに同点に追いつく。後半、札幌は追加点を狙うものの逆に大宮に決勝ゴールを決められ1−2で惜しくも敗戦となった。

 前節、川崎に逆転負けを喫したが、内容では互角の戦いをみせた札幌。今節はその戦い方を90分通してやり抜こうと気合を入れて臨んだ。しかし、その気合が空回りしたか、前半10分にやすやすと先制点を奪われてしまう。

 大宮が左サイドに大きくサイドチェンジするとボールはフリーで大宮MF下平に渡る。下平は余裕を持ってゴール前に鋭いクロスを送ると、大宮MFカルリーニョスが札幌DFと競り合いながらも頭でピタリと合わせゴール隅に流し込んだ。

 この失点で開き直った札幌は果敢に攻め込み、幾度となくシュートチャンスをつくる。そして迎えた前半ロスタイム、波状攻撃がついに実を結ぶ。

 ペナルティエリア内でボールを受けたFW前田が、持ち前のキープ力を生かし大宮DF3人を引きつけ、後ろから走りこんだMF高木にラストパス。これを高木がダイレクトで豪快に大宮ゴールに突き刺した。

 前半同様、後半も押し気味に試合を進める札幌。前線の選手を中心に攻め、あと一歩のところまで迫るが得点を奪うには至らない。すると後半26分、大宮が浮き球の縦パスで札幌DFの連携を崩し、最後は大宮MF青木が右足で確実に決めた。

 その後、攻撃に人数を割き、ゴールを目指した札幌だったが、大宮の集中した守りを破ることが出来ず、そのまま1−2で敗戦。これでリーグ戦7連敗となってしまった。

 次節札幌は、5月3日、厚別公園陸上競技場でセレッソ大阪と対戦する。
編集部