コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

ナビスコカップ第2節、若手主体で横浜に挑み今季初勝利!

12・04・06
 ヤマザキナビスコカップ第2節が4月4日に行われ、コンサドーレ札幌はアウエーのニッパツ三ツ沢球技場に乗り込み横浜F・マリノスと対戦。前半に2点を奪った札幌は後半、横浜の猛攻を1点にしのぎ、嬉しい今季初勝利となった。

 前回のナビスコカップと同様、3日前のリーグ戦からほとんどの選手を入れ替え試合に臨んだ札幌。ここぞとばかりに選手たちはレギュラー奪取に向け力を発揮した。

 最初に輝いたのはFW大島。前半6分、前線から積極的にプレスをかけると、横浜最終ラインのDF青山が転倒し、ボールがこぼれる。これを拾った大島がそのまま持ち込みGKとの1対1を確実に決め、先制点を奪う。

 反撃に出る横浜が攻勢を強め、札幌ゴールに襲い掛かると、ここはGK高木が活躍。立て続けにシュートを浴びせられるが、鋭い反応でことごとく防いでみせる。ペナルティエリア内からの際どいシュートにも体を目一杯伸ばしセーブ。横浜に得点を許さない。

 我慢して迎えた前半ロスタイム、横浜のCKをGK高木がパンチングでクリアすると、これを拾った札幌がカウンターを発動。左サイドを駆け上がったDF日高からゴール前のFW榊にピンポイントのクロス。これを榊は胸でワントラップすると、前に出てきたGKの脇を冷静にヘディングで通し、待望の追加点を決めた。

 後半に入っても横浜ペースだったが、札幌は全員が体を張り必死にリードを守る。後半13分に横浜FW松本にゴールを割られ1点差に詰め寄られるも、その後は最後まで集中力を切らさず、同点弾を許さない。結局、横浜に3倍近くのシュートを浴びた札幌だったが、2−1のスコアで初勝利を飾った。

 次戦札幌は、4月7日に札幌ドームに昨季のJリーグ王者、柏レイソルを迎える。この日の勝利でリーグ戦初勝利へ向け、チームの勢いは加速している。
編集部