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J2第30節(10月2日)、終了間際の上原のゴールで、横浜に粘り勝ち

11・10・07
 10月2日に、アウエーの国立競技場で行われた横浜FCとの試合は、後半途中から出場した上原のヘディングゴールで2−1の勝利。札幌は、引き分けをはさんで5連勝と、大事な終盤戦で好調を維持している。

 試合は、ホームの横浜に終始ペースを握られる苦しい展開。前半を0−0で耐えた札幌は、後半14分、横浜のパスミスを拾ったFWジオゴがドリブルで持ち込み、MF内村にスルーパス。これを内村が華麗なループシュートで応え、欲しかった先制ゴールを奪った。

 しかし、その後も横浜が攻撃する時間が続くと、後半33分、ついにゴールを許してしまう。中盤をドリブルで進入されると、DFの寄せが甘く、フリーでシュートを打たれ同点に追いつかれた。

 このまま試合終了かと思われた終了間際の43分、途中出場のFW上原がやってくれた。MF砂川が蹴った右からのコーナーキックにジャンプ一番、高い打点からのヘディングシュートをゴールネットに突き刺し、決勝ゴール。昇格、そして優勝を目標に戦っているチームの集中力の差か、札幌がまたしても粘り勝ちをおさめた。

 これで札幌は16勝5分け7敗となり、勝ち点53。順位は変わらず2位のままとなっている。

 札幌は、10月8日、厚別公園陸上競技場で、天皇杯2回戦の水戸ホーリーホック戦をはさみ、10月16日、同じく厚別で、サガン鳥栖と対戦する。
編集部