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J2第4節(9月3日)水戸に勝利し、ついに昇格圏の3位と勝ち点差「1」

11・09・11
 9月3日に行われたJ2第4節、札幌は、アウエー(ケーズデンキスタジアム水戸)に乗り込み、水戸ホーリーホックとの試合。ブラジル人FWジオゴと、MF砂川のゴールで、2−1と水戸を下し、勝ち点3を持ち帰った。これで札幌は、12勝4分け7敗、勝ち点40とし、順位は5位だが、昇格圏となる3位との差を「1」に縮めた。

 前節、連勝が4でストップしてしまった札幌は、連敗は避けたいと気持ちを入れ替えこの一戦に臨んだ。前半、札幌は狙い通りに試合の主導権を握る。ポストプレーや、サイド攻撃で揺さぶり、守っても懸命なプレスで水戸を自由にさせなかった。

 すると6分、左サイド砂川からの絶妙なクロスをFWジオゴが頭で合わせ先制点を奪う。その後も攻める札幌だったが、次第にリズムを失いだすとロスタイム、水戸MFロメロに同点ゴールを許し前半が終了した。

 ハーフタイムで上手く修正できたのか、後半立ち上がりの札幌は再度試合の主導権を握った。迎えた後半6分、右サイドからジオゴが中央にセンタリングを上げると、一度はDFに当たるが、そのこぼれ球を砂川がダイレクトで蹴りこみ得点を決めた。

 その後、ホームの意地を見せる水戸の猛反撃にあったが、今季2度目の出場となるGK高木がチームを救うファインセーブを連発し、そのまま逃げ切った。

 次節札幌は11日、ホーム厚別公園陸上競技場に現在2位(勝ち点42)の栃木SCを迎える。まさに昇格を争うライバルとの一戦だけに、選手はもちろん、スタッフやサポーターも一体となって戦いたい。
編集部