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J2第2節(7月6日)、ゴールに迫るも決定力を欠き、北九州と引き分け

11・07・11
 7月6日、コンサドーレ札幌は、東日本大震災の影響で延期されていたJ2第2節を、札幌ドームでギラヴァンツ北九州と対戦。幾度となくゴール前に攻め込むも得点を奪えず、0−0のスコアレスドローとなった。これで札幌は、5勝4分け5敗、勝ち点19とし、順位を10位に上げた。

 試合は、中3日の厳しい日程を考慮し、スタメンを入れ替え臨んだこの一戦。攻撃力を期待されたMFの近藤と岡本、FWの内村と三上を中心に北九州ゴールに迫った。しかし、今季最多の16本のシュートを放ちながら精度を欠き、無得点。結局、互いに攻めあう展開も、スコアが動くことなく、引き分けに終った。

 次節は、7月9日、14:00から札幌厚別公園競技場で愛媛FCと対戦。守備陣は山下、河合の両CBを中心に安定した守りを見せているだけに、攻撃陣の奮起に期待したい。

 (写真はいずれも7月6日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半19分北九州FW長野(4番)とMF桑原(5番)の間を突破していく札幌MF宮澤(10番)、攻守に存在感を見せていたが、ねんざの負傷で前半だけで退いた


 上写真/前半20分札幌左CKからの攻撃、左手前ジャンプしているのはDF山下、中央FW三上(22番)、中央右DF河合(4番)、この後、混戦から札幌MF宮澤(10番)がシュートするもゴール上にはずれる。右端北九州GK佐藤


 上写真/前半24分北九州DF関(13番)からボールを奪い、ドリブルで攻め上がる札幌MF岡本(17番)、後方はMF砂川(8番)


 上写真/後半26分右サイドを駆け上がった札幌MF近藤(32番)が絶妙のクロスを上げる。右は北九州DF福井


 上写真/後半26分札幌MF近藤のクロスを久し振りにトップ下で先発したMF岡本(17番)がフリーにもかかわらずミスキック、先制のチャンスをつぶし、「しまった」とご覧の表情


 上写真/後半38分コンサドーレ札幌MF近藤(32番)が左サイドのスローインからゴールラインに沿って攻め込むが、ギラヴァンツ北九州のDF関(13番)の堅い守りにファールをとられる。右端は負傷のMF宮澤に代わって後半からサイドバックで出場した上原(26番)、左端は昨年まで札幌にいた北九州のGK佐藤(31番)、中央DF桑原(5番)


 上写真/後半28分緊迫した攻防に北九州の三浦泰年(左)、札幌の石崎信弘両監督が必死の采配

試合後の三浦監督のコメント・・・「しっかりしたサッカーができた。どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、最後を決められなかった。守備的にならず、引き分けられてよかった」と、やや手ごたえを感じた風。

試合後の石崎監督のコメント・・・「このところ2試合引き分けだったので結果を出そうと臨んだ。選手は頑張ったが、決め切れなかったのが残念、打つチャンスがあったので、もっと勇気を持って打てば」と、はがゆそう

写真はいずれも石井一弘撮影