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J2第13節(5月21日)、鳥栖に0−1と、またもアウエーで勝てず

11・05・25
 前節、ホームで完勝したコンサドーレ札幌。その勢いに乗って、5月21日にアウエーのベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖戦に挑むも、0−1と完封負け。今季のアウエー4戦は、3敗1分けと分が悪く内弁慶となりつつある。これで札幌は、2勝1分け4敗、勝ち点は7のままとなり、順位を17位に下げた。

 本拠地、札幌との気温差が10度以上の29.2度と、厳しい環境となった今節。試合は、札幌が立ち上がり攻め込む時間もあったが、前半12分、鳥栖MF金にこぼれ球を拾われると、DFが簡単にかわされ失点。

 巻き返しをはかりたい札幌だったが、イージーなパスミスを連発しては守備に回るという悪循環となり、次第に足が止まった。試合展開を変えるべく、後半の早い時間帯からチアゴをFWで投入するも、流れを変えるには至らず、そのままタイムアップとなってしまった。

 シュート数だけを見ても、札幌の前半3本、後半0本に対し、鳥栖は計11本であり、この攻撃で勝利するのは厳しい。試合後、石崎監督は、メンバー変更の可能性を示唆しつつ、アウエーでの戦い方を変える必要があるとコメントしていた。

 次節は、5月29日(日)、ホーム3連勝を賭け、厚別公園陸上競技場で16位のファジアーノ岡山と対戦する。
編集部