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札幌のミハイロ・ペトロビッチ監督 今季限りで退任

24・12・04
 北海道コンサドーレ札幌は12月4日、ミハイロ・ペトロビッチ監督の今季限りでの退任を発表した。

 ミハイロ・ペトロビッチ氏はユーゴスラビア(現セルビア)出身の67歳。「ミシャ」の愛称で親しまれている。オーストリアやスロベニアのクラブの監督を歴任し、2006年6月にサンフレッチェ広島の指揮官に就任。その後、12年から17年7月まで浦和レッズ、18年からは札幌で指揮を執ってきた。

 札幌では18年にJ1で4位、19年ルヴァンカップ準優勝などの結果を残し、7年連続J1で戦ってきたが、今季のチームは現在19位、J2降格が決定している。

 札幌で最後の指揮となる今季最終節は、12月8日にホームの大和ハウス プレミストドームで柏レイソルと対戦する。


 ミシャ監督退任にあたり、同クラブ三上大勝代表取締役GMは以下の通りコメントした。

 「7年前、今後クラブをより大きく、存在意義があるものにしたい、選手がより成長出来、好かれるクラブにしたいという思いがあり、ミシャを招聘しました。期待していた通り、7年間でその礎をしっかり作ってくれました。今シーズンまでJ1で存在を証明してくれたのみならず、アカデミーのフットボールのスタイルにも貢献してくれました。

 ミシャが築いてくれたものを文化・伝統として継承し、さらに強くなることがミシャへの恩返しになると信じています。ミシャとクラブの監督としての関係は終わりますが、クラブとミシャは関係性は今後も何も変わらないと思っており、ミシャとはこれからも大切な仲間のひとりとして関係を築いていきます。本当にありがとうございました」

編集部