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天皇杯雨中の激戦、J1首位の前に惜しくも金星逃す

10・10・11
 10月9日(土)に行われた天皇杯3回戦。コンサドーレ札幌は、激しい雨の降るアウエーの瑞穂陸上競技場でJ1の首位を走る名古屋グランパスと対戦。札幌が先制し慌てさせるも1対2と逆転負けをし、惜しくも金星を逃した。
 
 試合は、ゲーム前の予想通り名古屋のペースで進むも、札幌が前線からの全員守備とカウンターで対抗。名古屋の攻撃をしのぐと、前半18分、セットプレーからユース所属のMF三上がヘッドで押し込むも、すっきりしない判定でノーゴール。前半を0−0で折り返す。
 
 ハーフタイム中に石崎監督から檄を飛ばされた札幌が、後半攻勢に出始める。すると後半6分、この日FW登録の高木が右サイドでボールを受けると強烈なシュートを決めて先制に成功。このゴールで札幌は勢いを取り戻し、その後も多くのチャンスを作った。
 
 しかし、そのチャンスをことごとく逃していると流れが名古屋へ。後半16分には、名古屋MF中村にミドルシュートを決められ同点。終了間際の後半43分にはゴール前の混戦からFW花井に決勝ゴール決められ、力尽きた。
 
 J1で初優勝を狙う名古屋に勝利とはならなかったが、選手たちは、トップクラスに対し、ある程度戦えたという自信もつかんだはず。残りのリーグ戦に向け良いイメージを持ち帰り、最後の1試合まで、気持ちの入った試合を見せてもらいたい。
 
編集部