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J2第24節(8月29日)古田先制も愛媛に痛恨の逆転負け

10・09・01
 8月29日、コンサドーレ札幌はアウエー(ニンジニアスタジアム)で愛媛FCと戦い、MF古田が先制するも、1−2で逆転負け。順位は12位のままだが、3位のジェフユナイテッド千葉とは、勝ち点15差とさらに開いた。
 
 試合の入り方は理想的な展開だった。開始5分、縦へのロングボールにMF宮澤が競り、こぼれたボールを相手DFから強引に奪った古田が持ち込みゴール。試合を有利に進めるかに思われた。
 
 しかし、シュート数、札幌が前半5、後半3の計8本に対し、愛媛が前半9、後半10の計19本が示すとおり、愛媛が完全に主導権を握った。
 
 その展開から前半23分、DF石川がたまらず相手選手へのタックルでPKを献上。これを元札幌の愛媛FW石井に決められ1−1で折り返した。
 
 流れを変えたい後半だったが、後半開始5分には、愛媛FW内田にフリーキックを叩き込まれ、あっさりと逆転を許した。同20分にはDF藤山がイエローカード2枚目の退場で万事休す。同じ中位にいるチームにショックも大きい完敗となった。
 
 これで札幌は6勝9分け8敗で勝ち点は27。首位を走る柏レイソルが勝ち点52、2位のヴァンフォーレ甲府が46、3位の千葉が42と昇格圏のチームが着実に勝ち点を積み上げる中、ますます厳しい状況となった。
 
 次節は、9月5日の天皇杯2回戦(厚別競技場、グルージャ盛岡と札幌大学との勝者)を挟み、9月11日に14位(勝ち点26)の大分トリニータとアウエーで戦う。
編集部