コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るJ1第4節(3月12日)、ホームで横浜FMに終了間際に追いつかれ、1−1で分ける
22・03・15
上写真/前半6分、札幌MF金子(9番)が右サイドでボールを受けシュートするが、横浜FMのDFにクリアされる、後方DF田中、左横浜FMのFW仲川(23番)
(写真は3月12日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)
「たられば」「最後の5分間」分かるかナ
マリノス戦で1−1は「勝てたのに」
今季J1リーグ4戦目、本拠地札幌ドームの2戦目。記念の札幌J1リーグ通算100勝目が懸かる。さらに野々村コンサドーレ会長「Jリーグ・チェアマン就任」=「村井満現チェアマン来場・引継ぎセレモニー」など、2022年3月12日のドームは9千115人の入場者・アウエースタンドも今季初の応援団解放の「にぎにぎしい・サッカーデイ」になった。
ゲームは北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノス戦で、終了1分前まで札幌1−0でリード。11位の札幌が首位のマリノスに「ツチか」で、沸き返った。
元選手で9年目のコンサドーレ社長―会長の「祝いを待っていたサポーター」のアディショナルタイムの出来事は「仮定の場合」=「たられば」の意味、「最後の5分間」を、改めて「感動させる」スポーツならではの「場を提唱した」場所になった。
ゲームの方は14時03分、審判就任7年目の笠原寛貴主審(32、福岡県出身)の笛で、札幌がキックオフ。前半は札幌ペース。キャプテンマークは札幌が宮澤裕樹、マリノスは小池龍太が巻いた。これまでのJ1リーグでの対戦成績は、マリノスの16勝1分け3敗。昨季はマリノスがホーム2−1、アウエー3−1で、札幌は連敗を喫している。
しかし札幌は、5年目のペトロビッチ監督、さらに野々村芳和代表取締役会長のJリーグのトップ・チェアマン就任を記念しての「勝利」をプレゼントしたい雰囲気。愛称ミシャも「サポーターの為にもプレゼントしたい」と対戦に臨んだ。
試合の方はマリノスが「攻めてこない」フッと気になった出だし。
札幌の布陣は、6日のアウエー・アビスパ福岡でPKを止めたGK菅野孝憲が定位置、DFは田中駿汰、宮澤裕樹、福森晃斗。ボランチが駒井善成と高嶺朋樹。大外の右WB金子拓郎、左はルーカス・フェルナンデス。トップに興梠慎三を置いてシャドーに小柏剛と青木亮太。「おや?」、菅大輝はベンチスタート。
一方、マリノスはGK高丘陽平で4DFを組んできた。キャプテン小池を始め、實藤友紀、角田涼太朗、永戸勝也。中央にMF3人藤田譲瑠チマ、岩田智輝、吉尾海夏、FWは昨年まで札幌にいたアンデルソン・ロペスとエウベル、仲川輝人。控えに1億円プレーヤー、マルコス・ジュニオールらがいる。
前半の目立った動きは札幌・福森、金子らで、マリノスは、札幌サポにも人気のAロペス。あまりヒヤリとする場面はなく、「ジャブでけん制し合った」。
【監督のハーフタイムコメント】
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
「サイドで起点を作られすぎている」、「落ち着いてプレーしていこう」
■横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督のコメント
「素早くボールを動かすこと」、「もっとアグレッシブにプレーすること」、「全員で戦って勝ち点3を持って帰ろう」
後半、最初に動いたのは札幌。青木に代えてFWに菅大輝を最初から入れてきた。右のワイドには金子がいるし、ルーカスと菅が前後で「攻撃」をかけるのは珍しい。これは行けそうだ。相手も攻め手を防ぐようにトップの仲川と、やはりFWの西村拓真がチェンジ。20分には右ワイドの金子に代えて荒野拓馬投入。金子が少し重かったのか「ミシャの交対策が光る」。本来だと深井一希との2枚替えになる。
5分後の25分、荒野が攻撃に回ったか、トップにいた菅にパス。1フィート半ぐらいで、ゴールエリア左から左足のシュート。右ネットに突き刺さった。菅の得意な左足だった。
この後、マリノスはエウベルOUTジュニオールIN。MF藤田OUT渡辺皓太IN。札幌は28分から興梠OUT深井一希IN。さらに30分台に入り、審判のイエローカードが増える。36分マリノスMF吉尾OUT樺山諒乃介IN。これで4者交代。札幌は駒井OUTガブリエル・シャビエルIN、さらにルーカスOUT柳貴博INで札幌5人目、経過タイムは後半36分。
札幌が先制してから11分が経過、残りは9分を切った。1−0のまま40分を回る。この間39分に小柏が相手GKと1対1になるが、右太もも裏を痛め、担架で運ばれる。しかし札幌は5人の選手交代を使い切っており、10人の戦い。
アディショナルタイム4分。47分に相手CK。ゴールには結び付かなかったが、この後、マリノスが札幌GK前のスペースを占領。中央でAロペスが競ったボールをDF實藤がオーバーヘッドで蹴り込み、ボールがバーに当たってゴールラインを割った。主審がセンターサークルを指さし「終了かゲットか分からず」。札幌選手は、その場に倒れ込んで、しばらく立ち上がれなかった。ミシャいわく「勝利で野々村会長を送り出したかった」で、後の祭り。勝ち点4で「負けなし」だが、順位を一つ下げて12位に後退。
シュート数は、札9−12マ、CK札3−9マ、FK札18−20マ、PKなし。
札幌の次の試合は、2022明治安田生命J1リーグ第5戦 セレッソ大阪対北海道コンサドーレ札幌は3月19日午後4時からヨドコウ桜スタジアムで行われる。
(写真は3月12日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)
「たられば」「最後の5分間」分かるかナ
マリノス戦で1−1は「勝てたのに」
今季J1リーグ4戦目、本拠地札幌ドームの2戦目。記念の札幌J1リーグ通算100勝目が懸かる。さらに野々村コンサドーレ会長「Jリーグ・チェアマン就任」=「村井満現チェアマン来場・引継ぎセレモニー」など、2022年3月12日のドームは9千115人の入場者・アウエースタンドも今季初の応援団解放の「にぎにぎしい・サッカーデイ」になった。
ゲームは北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノス戦で、終了1分前まで札幌1−0でリード。11位の札幌が首位のマリノスに「ツチか」で、沸き返った。
元選手で9年目のコンサドーレ社長―会長の「祝いを待っていたサポーター」のアディショナルタイムの出来事は「仮定の場合」=「たられば」の意味、「最後の5分間」を、改めて「感動させる」スポーツならではの「場を提唱した」場所になった。
ゲームの方は14時03分、審判就任7年目の笠原寛貴主審(32、福岡県出身)の笛で、札幌がキックオフ。前半は札幌ペース。キャプテンマークは札幌が宮澤裕樹、マリノスは小池龍太が巻いた。これまでのJ1リーグでの対戦成績は、マリノスの16勝1分け3敗。昨季はマリノスがホーム2−1、アウエー3−1で、札幌は連敗を喫している。
しかし札幌は、5年目のペトロビッチ監督、さらに野々村芳和代表取締役会長のJリーグのトップ・チェアマン就任を記念しての「勝利」をプレゼントしたい雰囲気。愛称ミシャも「サポーターの為にもプレゼントしたい」と対戦に臨んだ。
試合の方はマリノスが「攻めてこない」フッと気になった出だし。
札幌の布陣は、6日のアウエー・アビスパ福岡でPKを止めたGK菅野孝憲が定位置、DFは田中駿汰、宮澤裕樹、福森晃斗。ボランチが駒井善成と高嶺朋樹。大外の右WB金子拓郎、左はルーカス・フェルナンデス。トップに興梠慎三を置いてシャドーに小柏剛と青木亮太。「おや?」、菅大輝はベンチスタート。
一方、マリノスはGK高丘陽平で4DFを組んできた。キャプテン小池を始め、實藤友紀、角田涼太朗、永戸勝也。中央にMF3人藤田譲瑠チマ、岩田智輝、吉尾海夏、FWは昨年まで札幌にいたアンデルソン・ロペスとエウベル、仲川輝人。控えに1億円プレーヤー、マルコス・ジュニオールらがいる。
前半の目立った動きは札幌・福森、金子らで、マリノスは、札幌サポにも人気のAロペス。あまりヒヤリとする場面はなく、「ジャブでけん制し合った」。
【監督のハーフタイムコメント】
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント
「サイドで起点を作られすぎている」、「落ち着いてプレーしていこう」
■横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督のコメント
「素早くボールを動かすこと」、「もっとアグレッシブにプレーすること」、「全員で戦って勝ち点3を持って帰ろう」
後半、最初に動いたのは札幌。青木に代えてFWに菅大輝を最初から入れてきた。右のワイドには金子がいるし、ルーカスと菅が前後で「攻撃」をかけるのは珍しい。これは行けそうだ。相手も攻め手を防ぐようにトップの仲川と、やはりFWの西村拓真がチェンジ。20分には右ワイドの金子に代えて荒野拓馬投入。金子が少し重かったのか「ミシャの交対策が光る」。本来だと深井一希との2枚替えになる。
5分後の25分、荒野が攻撃に回ったか、トップにいた菅にパス。1フィート半ぐらいで、ゴールエリア左から左足のシュート。右ネットに突き刺さった。菅の得意な左足だった。
この後、マリノスはエウベルOUTジュニオールIN。MF藤田OUT渡辺皓太IN。札幌は28分から興梠OUT深井一希IN。さらに30分台に入り、審判のイエローカードが増える。36分マリノスMF吉尾OUT樺山諒乃介IN。これで4者交代。札幌は駒井OUTガブリエル・シャビエルIN、さらにルーカスOUT柳貴博INで札幌5人目、経過タイムは後半36分。
札幌が先制してから11分が経過、残りは9分を切った。1−0のまま40分を回る。この間39分に小柏が相手GKと1対1になるが、右太もも裏を痛め、担架で運ばれる。しかし札幌は5人の選手交代を使い切っており、10人の戦い。
アディショナルタイム4分。47分に相手CK。ゴールには結び付かなかったが、この後、マリノスが札幌GK前のスペースを占領。中央でAロペスが競ったボールをDF實藤がオーバーヘッドで蹴り込み、ボールがバーに当たってゴールラインを割った。主審がセンターサークルを指さし「終了かゲットか分からず」。札幌選手は、その場に倒れ込んで、しばらく立ち上がれなかった。ミシャいわく「勝利で野々村会長を送り出したかった」で、後の祭り。勝ち点4で「負けなし」だが、順位を一つ下げて12位に後退。
シュート数は、札9−12マ、CK札3−9マ、FK札18−20マ、PKなし。
札幌の次の試合は、2022明治安田生命J1リーグ第5戦 セレッソ大阪対北海道コンサドーレ札幌は3月19日午後4時からヨドコウ桜スタジアムで行われる。
上:上段写真/前半23分、札幌MF金子(9番)とDF田中(右)が横浜FMのFW仲川を挟むように動きを封じる
上:下段写真/前半27分、札幌MF青木(11番)が右CKからのボールを左サイドで受け、そのままシュートかと思ったが、ゴール前にクロスを供給、横浜FM守備陣に阻まれ手シュートまで行けず。青木をマークするのは横浜FMのMF藤田譲瑠チマ、左手前DF實藤(19番)、GK高丘
上:下段写真/前半27分、札幌MF青木(11番)が右CKからのボールを左サイドで受け、そのままシュートかと思ったが、ゴール前にクロスを供給、横浜FM守備陣に阻まれ手シュートまで行けず。青木をマークするのは横浜FMのMF藤田譲瑠チマ、左手前DF實藤(19番)、GK高丘
上:上段写真/前半36分、昨年途中までチームメイトだった横浜FMのFWアンデルソン・ロペスのボールキープに激しく襲い掛かる札幌DF宮澤、左後方田中(2番)
上:下段写真/前半44分、横浜FMのFWアンデルソン・ロペス(11番)が、札幌DF宮澤に仲川が倒されて得たFKを蹴ったが札幌の壁に当たる。壁は左からDF福森、宮澤(10番)、田中、MF金子(9番)ら、札幌サポーターが肝を冷やした一瞬だ
上:下段写真/前半44分、横浜FMのFWアンデルソン・ロペス(11番)が、札幌DF宮澤に仲川が倒されて得たFKを蹴ったが札幌の壁に当たる。壁は左からDF福森、宮澤(10番)、田中、MF金子(9番)ら、札幌サポーターが肝を冷やした一瞬だ
上:上段写真/後半はじめから途中出場した札幌MF菅が後半25分、こちらも途中出場したMF荒野のヒールパスを受け、ゴール右端に先制ゴールを決め自分でもビックリしたような表情でベンチ方向へ走り出す、後方横浜FMのGK高丘
上:中段写真/後半25分、先制ゴールを決めた札幌MF菅(中央4番)がチームメイトにもみくちゃにされながら笑顔いっぱい、左からFW興梠、DF田中(2番)、MF小柏、DF福森、菅の後方MF高嶺、アシストした荒野、右端DF宮澤
上:下段写真/後半25分、先制ゴールを決めた札幌MF菅(4番)が自身の子供の誕生を祝ってゆりかごパフォーマンスを披露、GK菅野を除くフィールドプレイヤー全員が並んだ、左からFW興梠(23番)、MFルーカス・フェルナンデス(7番)、MF小柏(19番)、DF田中(2番)、DF福森、MF高嶺(6番)、荒野(27番)、DF宮澤(10番)、MF駒井(14番)
■北海道コンサドーレ札幌の菅大輝選手のコメント
「前半は思うような形では進んでいなかったが、後半に自分が入り、対策としてうまく機能したと感じている。そしてその中で1点取ることも出来て良かったと思う。それだけに最後の最後に失点してしまったのが残念。
得点のところは、自分が裏を狙ったところで良い形でボールが流れてきた。クロスも考えたが、思い切ってシュートに持ち込んだことで得点が出来た。得点後のゴールパフォーマンスは、おそらく僕の子どもが誕生したことに対してやってくれたのだと思います。次の試合こそしっかり勝ち切って、上位に食い込んでいきたい」
上:中段写真/後半25分、先制ゴールを決めた札幌MF菅(中央4番)がチームメイトにもみくちゃにされながら笑顔いっぱい、左からFW興梠、DF田中(2番)、MF小柏、DF福森、菅の後方MF高嶺、アシストした荒野、右端DF宮澤
上:下段写真/後半25分、先制ゴールを決めた札幌MF菅(4番)が自身の子供の誕生を祝ってゆりかごパフォーマンスを披露、GK菅野を除くフィールドプレイヤー全員が並んだ、左からFW興梠(23番)、MFルーカス・フェルナンデス(7番)、MF小柏(19番)、DF田中(2番)、DF福森、MF高嶺(6番)、荒野(27番)、DF宮澤(10番)、MF駒井(14番)
■北海道コンサドーレ札幌の菅大輝選手のコメント
「前半は思うような形では進んでいなかったが、後半に自分が入り、対策としてうまく機能したと感じている。そしてその中で1点取ることも出来て良かったと思う。それだけに最後の最後に失点してしまったのが残念。
得点のところは、自分が裏を狙ったところで良い形でボールが流れてきた。クロスも考えたが、思い切ってシュートに持ち込んだことで得点が出来た。得点後のゴールパフォーマンスは、おそらく僕の子どもが誕生したことに対してやってくれたのだと思います。次の試合こそしっかり勝ち切って、上位に食い込んでいきたい」
上:上段写真/後半29分、札幌左FKからDF田中(2番)が横浜FMのDF小池と競りながらヘッドで折り返すがシュートまでは行けず、手前24番は横浜FMのMF岩田
上:下段写真/後半36分、札幌MF荒野(27番)が横浜FMのDF小池(左)の厳しいマークを懸命に耐える、荒野は後半20分からの途中出場だったが、5分後の25分に菅の先制点をアシストする絶妙のヒールパスを出すなど、勝負強さを見せた
上:下段写真/後半36分、札幌MF荒野(27番)が横浜FMのDF小池(左)の厳しいマークを懸命に耐える、荒野は後半20分からの途中出場だったが、5分後の25分に菅の先制点をアシストする絶妙のヒールパスを出すなど、勝負強さを見せた
上:上段左側写真/後半39分、絶好機を外した札幌MF小柏(19番)が右足太ももの後方を押さえる、この後、倒れ込んだ
上:上段右側写真/後半41分、タンカに乗せられて退場する札幌MF小柏、深井が心配そうに小柏に手を添えている
上:下段写真/後半40分、札幌MF小柏がタンカでの退場となる一瞬、ペトロビッチ監督は5人の交代を使い切っていて、一人少ない状況を余儀なくされ頭に手をやった。左奥で横浜FMのケヴィン・マスカット監督がMF岩田(24番)に何か指示を出している、その手前は札幌MF荒野(27番)
上:上段右側写真/後半41分、タンカに乗せられて退場する札幌MF小柏、深井が心配そうに小柏に手を添えている
上:下段写真/後半40分、札幌MF小柏がタンカでの退場となる一瞬、ペトロビッチ監督は5人の交代を使い切っていて、一人少ない状況を余儀なくされ頭に手をやった。左奥で横浜FMのケヴィン・マスカット監督がMF岩田(24番)に何か指示を出している、その手前は札幌MF荒野(27番)
上写真/後半追加タイム2分、横浜FM左CKに、GK高丘(左端1番)も上がって攻撃参加、ボールは中央に上がりFW西村(30番)やDF角田(その奥)がジャンプしたがゴールの上を越えた。札幌の選手は右からMF高嶺(6番)、GK菅野(1番)、DF福森(5番)が横浜FMのFWアンデルソン・ロペス(11番)のユニホームを引っ張っているように見えるのが面白い
上:上段写真/後半追加タイム5分、正に試合終了直前、横浜FM右サイドでDF小池のセンタリングをFWアンデルソン・ロペスがゴールポスト右端方向に落とすと、札幌DF福森と競り合ったDF實藤の白い右足が宙に浮いた瞬間、オーバーヘッドキックで劇的同点ゴールとなった。左端札幌GK菅野(1番)、27番はMF荒野
上:中段写真/上の写真を撮った時はもちろん誰だか分からなかったが、この写真で實藤の背番号がはっきりわかる
上:下段写真/後半追加タイム5分、横浜FMのDF實藤に技ありゴールを決められ、寄せきれなかった札幌DF福森(右)とMF荒野(中央)がガックリ、左端GK菅野(1番)
■北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹選手のコメント
「90分通してタフなゲームだったと思う。自分たちのチャンスもあったが、ピンチもあった。その中で先制することが出来て流れが傾きかけたと思う。そこからチームとしてもう1点取りにいくというパワーも感じた。ただ、そこから1人少なくなってしまい、そこからはコミュニケーションをとってやっていたが、最後の最後でやられてしまったのは残念。
今思えば、一人ひとりが寄せることをもっとしっかりやっていかないといけない。チームとしてのJ1での100勝達成と野々村会長を勝利で送り出したいということ。そして今季はリーグ戦でまだ勝てていないので、この試合に向けて強い気持ちで臨んでいただけに悔しい」
上:中段写真/上の写真を撮った時はもちろん誰だか分からなかったが、この写真で實藤の背番号がはっきりわかる
上:下段写真/後半追加タイム5分、横浜FMのDF實藤に技ありゴールを決められ、寄せきれなかった札幌DF福森(右)とMF荒野(中央)がガックリ、左端GK菅野(1番)
■北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹選手のコメント
「90分通してタフなゲームだったと思う。自分たちのチャンスもあったが、ピンチもあった。その中で先制することが出来て流れが傾きかけたと思う。そこからチームとしてもう1点取りにいくというパワーも感じた。ただ、そこから1人少なくなってしまい、そこからはコミュニケーションをとってやっていたが、最後の最後でやられてしまったのは残念。
今思えば、一人ひとりが寄せることをもっとしっかりやっていかないといけない。チームとしてのJ1での100勝達成と野々村会長を勝利で送り出したいということ。そして今季はリーグ戦でまだ勝てていないので、この試合に向けて強い気持ちで臨んでいただけに悔しい」
上写真/試合終了後、昨年途中まで札幌に在籍していた横浜FMのFWアンデルソン・ロペスがゴール裏サポーターに笑顔であいさつをしていた
上:左側写真/後半11分、大きなジェスチャーで選手を鼓舞する札幌のペトロビッチ監督
上:右側写真/後半34分、大きく手を動かし何かを指示する横浜FMのケヴィン・マスカット監督
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
「非常に厳しい試合になると予想していた。そしてその予想どおりアップテンポで、攻撃的なチームがぶつかり合う好ゲームだった。横浜FMとは過去の対戦でも素晴らしい試合が多かったが、今日もそれにふさわしいゲームだったと思っている。以前はそこで敗れていたが、今日は引き分けになった。互いの思いがぶつかり合った素晴らしい試合になったと思う。
前半は良い内容だった中でプレスが効いていたが、途中から内側で起点を作られ、相手の右サイドからチャンスを作られてしまった。我々にチャンスがあったが、相手にもチャンスがあった。その為、そこを修正し、後半は相手にそこからチャンスを与えていなかった。金子(拓郎)、小柏(剛)のチャンスが決まっていればという思いはある。そしてそこで1人少なくなり、その状態で残り時間を戦わなければならなくなった。その中で選手は良く戦ったが、最後の1秒で同点にされた。
しかし、何がなんでも勝利して野々村(芳和)会長を送り出したいという気持ちが出ていた。勝てはしなかったが、選手たちは素晴らしい戦いを見せてくれたと思っている。今日も多くのサポーターがチームを後押ししてくれました、勝利を届けられず残念だが、引き続きサポーターの皆さんと戦っていきたい」
■横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督のコメント(一部抜粋)
「エキサイティングなゲームが見られたと思います。自分たちはメンタル的にも強く行き、アウェイでも攻撃的なサッカーをしっかり見せていた。札幌も攻撃的なサッカーをしていました。最後の最後まで気の抜けないゲームだったと思います」
上:右側写真/後半34分、大きく手を動かし何かを指示する横浜FMのケヴィン・マスカット監督
■北海道コンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のコメント(一部抜粋)
「非常に厳しい試合になると予想していた。そしてその予想どおりアップテンポで、攻撃的なチームがぶつかり合う好ゲームだった。横浜FMとは過去の対戦でも素晴らしい試合が多かったが、今日もそれにふさわしいゲームだったと思っている。以前はそこで敗れていたが、今日は引き分けになった。互いの思いがぶつかり合った素晴らしい試合になったと思う。
前半は良い内容だった中でプレスが効いていたが、途中から内側で起点を作られ、相手の右サイドからチャンスを作られてしまった。我々にチャンスがあったが、相手にもチャンスがあった。その為、そこを修正し、後半は相手にそこからチャンスを与えていなかった。金子(拓郎)、小柏(剛)のチャンスが決まっていればという思いはある。そしてそこで1人少なくなり、その状態で残り時間を戦わなければならなくなった。その中で選手は良く戦ったが、最後の1秒で同点にされた。
しかし、何がなんでも勝利して野々村(芳和)会長を送り出したいという気持ちが出ていた。勝てはしなかったが、選手たちは素晴らしい戦いを見せてくれたと思っている。今日も多くのサポーターがチームを後押ししてくれました、勝利を届けられず残念だが、引き続きサポーターの皆さんと戦っていきたい」
■横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督のコメント(一部抜粋)
「エキサイティングなゲームが見られたと思います。自分たちはメンタル的にも強く行き、アウェイでも攻撃的なサッカーをしっかり見せていた。札幌も攻撃的なサッカーをしていました。最後の最後まで気の抜けないゲームだったと思います」
池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影