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チビリンピック全国大会出場権はPK戦で決着

11・10・11
 U−11年代が、来シーズンの全国大会出場をかけて戦う「第9回JA全農杯チビリンピック8人制サッカー大会北海道予選」が、10月8、9、10の3日間、旭川忠和公園多目的広場で行われた。

 全道大会には、各地の予選を勝ち上がった18チームが参加。初日の8日は、3チームずつの6ブロックに分かれ、まずは上位2チームが2次リーグに進んだ。翌9日には、計12チームが3チームずつの4ブロックに分かれ、1位のみが決勝トーナメントに進出した。

 大会最終日の10日に行われた準決勝。厳しい予選を勝ち上がったプログレッソ十勝FC U−12、コンサドーレ札幌U−12、フロンティアトルナーレU−12、SSS札幌サッカースクールのベスト4が相見えた。

 同日の決勝戦に進んだのは、プログレッソに5−0と快勝したコンサドーレと、フロンティアに2−0で勝利したSSS。地方勢の活躍も光ったが、最後は札幌のライバル同士の戦いとなった。

 試合は、決勝戦にふさわしい緊張感の中、互いに簡単にはゴールを割らせない。SSSがチャンスを多く作り出すもののコンサドーレも粘り強い守備で対抗。3ピリオド制の戦いも0−0のスコアレスのまま延長戦へ突入。しかし、その延長戦でも決着はつかず、PK戦で雌雄を決することに。張りつめた空気の中、最後は3−1でコンサドーレがPK戦勝利を収め、来年の全国大会出場権を勝ち取った。

 早いもので、北海道の外サッカーシーズン少年の部も、この大会や、同じくU−11年代で争われたトラック協会杯(優勝、旭川ネイバーズ)を区切りに、フットサルの大会に移行していく。各チーム残りわずかとなるグラウンドでの練習を楽しみながら、秋の深まりと冬の到来を感じる時期を迎えた。
編集部