夏の小学生チャンピオンを決める「道新スポーツ旗・北電カップ 第４３回全道サッカー少年団大会」が７月３０日から８月２日の日程で、帯広の森競技場にて行われた。全道各地の厳しい予選を勝ち抜いた３２チームが参加し、夏の王者を目指した。

　最終日となる２日に行われた決勝戦。勝ち進んできたのは、準決勝で網走ジュニアＦＣとのＰＫ戦を制した西御料地ＦＣ（旭川代表）と、地元で優勝を狙ったプログレッソ十勝ＦＣ　Ｕ−１２（帯広代表）に快勝したフロンティアトルナーレＦＣ　Ｕ−１２（函館代表）。

　前半は互いに得点することが出来ずに終了するが、後半についにトルナーレが先制した。このゴールが決勝点になるかと思われた試合終了間際、西御料地が意地の同点ゴールで試合を振り出しに戻した。

　延長前半、またもトルナーレが得点を決め突き放すも、延長後半立ち上がり、西御料地が驚異の粘りで再び同点に追いついた。この見応えのある激戦に終止符を打ったのはトルナーレだった。この試合３度目のリードを奪うと、西御料地の反撃を振り切り、３−２で勝利。決勝まで２５点を決めている自慢の攻撃陣がこの試合でも結果を出し、嬉しい初優勝を決めた。